このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

【紅あずま】ってどんなさつまいも?特徴や美味しい食べ方を紹介!

投稿者:ライター 田口忠臣(たぐちただおみ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年10月31日

紅あずまは、茨城県や千葉県など関東を中心に、東日本で多く栽培されているさつまいもの品種である。西日本では高系14号という品種が人気で、西の高系14号に対して東の紅あずまと呼ばれるほどである。今回は、紅あずまの特徴や旬の時期、美味しい食べ方などを紹介しよう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 紅あずまはどんな品種?

紅あずま(ベニアズマ)は、鹿児島県指宿市にある九州農業試験場において、「関東85号」と「コガネセンガン」を交配して開発し、千葉県四街道市の農業研究センターで選抜育成されたさつまいもの固定品種で、1984年に命名登録、翌年に品種登録されている。中部以西から西日本にかけて広く栽培されている「高系14号」に対して、紅あずまは茨城県や千葉県など主に関東で栽培されていることから、東の紅あずま、西の高系14号とも呼ばれている。

紅あずまの2016年度の作付け面積は全国で約6,808haで、これは品種別のシェアで18.9%にあたり、最も多く作付けされているさつまいもの品種である。都道府県別では、茨城県が最も多く約3,197ha、千葉県が約2,581haと、この2県で全国の約85%が作付けされている。

2. 紅あずまの特徴と旬の時期

紅あずまは、皮の色がきれいで芋の形が揃いやすい品種の関東85号と、芋が大きく育ちやすく肉質のよいコガネセンガンを交配して育成されたため、それら両方の優れた点を継承しているのが特徴である。皮の色は濃い赤紫色をしており、芋の重さは230~500gほどで、大きなものでは700gを超えるものもある。果肉は淡黄色をしており、粉質でホクホクした食感が特徴である。繊維質が少なく甘みが強く美味しいことから多く栽培されている。

紅あずまの収穫時期は、9月上旬~11月中旬頃まで。収穫してすぐよりも2ヶ月ほど貯蔵すると、芋のでんぷんが糖質に変化するため甘みが強くなる。したがって一番美味しいとされる旬の時期は、12~2月頃までである。紅あずまは、貯蔵性があまりよくないため、旬の時期を過ぎるとスーパーなどの店頭で見かけることは少なくなる。

3. 紅あずまの美味しい食べ方と保存方法

美味しい紅あずまは、皮に張りがあって芋全体の色が均一、手に持ったときにずっしりと重量感のあるものを選んで、変色した部分があるものや傷があるものは避けるとよい。ひげ根が多いものは繊維質が多めであることがあるので、ひげ根が少なく適度な太さのものがホクホクとした食感である。

食べ方としては、焼き芋にするのが一般的で、粉質でホクホクした食感は、昔懐かしい焼き芋の味が楽しめる。また、焼き芋以外にも、大学芋や天ぷら、スイーツの材料としてさまざまな調理法に向いている。

紅あずまをはじめとするさつまいもは、乾燥と低温が苦手なため保存する際には冷蔵庫に入れないようにしよう。保存に適した温度は13~16℃ほどで、新聞紙などに包んで冷暗所に保存するようにしよう。12~2月頃に店頭に並んでいるものは、貯蔵され糖度が高まっているものであるが、もし収穫直後のものを手に入れた場合には、5~10日ほど風通しのよい場所に置いて陰干しし、でんぷんが糖化して甘みが増してから食べるのがおすすめである。

結論

選抜や改良によって開発された新しい品種が登場し、たくさんの種類があるさつまいもであるが、紅あずまはその美味しさから、東日本では最も多く作付けされている品種である。粉質でホクホクとした食感があり、懐かしい感じの焼き芋になるとして人気である。スーパーなどの店頭でも見かけることが多いので、ぜひ味わってみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ