目次
1. 紅茶の歴史と人気茶葉を紐解く

世界の茶の中で、70%が紅茶だといわれるほど、紅茶は人々の生活の中で馴染みのある飲み物になっている。ツバキ科の茶の樹の葉を乾燥、発酵させて作られ、発酵度合いによって紅茶、緑茶、烏龍茶に分かれる。ダージリン、ウバ、キーモンが世界三大紅茶と呼ばれ、人々に親しまれている。人気の紅茶の茶葉の中でも、アッサムとセイロンは産地の名前に由来して名付けられたという。アールグレイもよく聞くが、ベースの茶葉にベルガモットの香りをつけたフレーバーティーの一種なのだ。
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2. 紅茶の美味しい淹れ方まとめ

紅茶は味だけでなく、香りや色も楽しむ飲み物。使う水やポット、カップなどでも味わいや色の映え方が変わってくる。基本の淹れ方は、まずティーポットを温めることから始める。その後茶葉を入れ、沸騰したお湯を注ぎ入れ、温度を下げないよう保温カバーを被せておく。温度を下げないことがポイントだ。紅茶を抽出した後にミルクを加えてさらに煮出すと、濃厚なミルクと紅茶の風味が混ざり合ったロイヤルミルクティーを作ることができる。
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3. ブレックファースト・ティーで紅茶を楽しむ

イギリスで広まったお茶の習慣のひとつが【ブレックファースト・ティー】である。朝食にミルクティーを大きなカップに注ぐのが特徴。合わせる朝食もボリューミーで、いまでは旅行など特別な機会に楽しむものになっている。イギリスだけでなく各国で親しまれている習慣のため、ブレックファースト・ティーというブレンドティーも販売されるほど。パンと卵料理、野菜といったメニューと合わせるのがおすすめだ。
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4. 生姜紅茶の作り方とアレンジ方法

飲むと身体を温めてくれるという生姜紅茶は寒い冬場や冷房のきいた夏などに役立つ。基本の作り方は電子レンジを使う簡単な方法と、少し手間をかけて茶葉から紅茶を淹れる方法のふたつある。生姜紅茶にはさまざまなアレンジ方法があり、インド料理によく使うスパイス、ターメリックを加えたり、オレンジの皮とシナモンパウダーを加えたりして楽しむことができる。生姜紅茶はお菓子作りにも使え、飲み物だけにとどまらないところが魅了のひとつといえるだろう。
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5. 中国の紅茶【ラプサンスーチョン】とは

松の薪で燻されたことで、独特なスモーキーな香りが特徴となっているのが【ラプサンスーチョン】。中国の紅茶だが、イギリスをはじめとしたヨーロッパ各地で古くから飲まれてきた紅茶だ。強めの香りとは裏腹に、穏やかですっきりとした味わいが意外性をもっている。ストレートティーで香りを楽しむのもよし、ミルクティーにしてマイルドなフレーバーを楽しむのもよしと、バリエーション豊かに楽しむことができる紅茶である。
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6. タイの紅茶【ラミン】の特徴と飲み方

タイの紅茶【ラミン】はインドでいうアッサム茶に属する。なかなかタイ国外に輸出できるほどの生産量はなく、日本ではほとんど見つけられずネット購入も難しいのが現状だ。しかし、旅先など現地で入手できる可能性は高い。日本で流通しているタイティーは、たっぷりの砂糖と練乳が入った甘いミルクティー。一方ラミンは、香りと風味が濃いことが特徴ゆえ、ストレートティーでの飲み方がおすすめだ。
7. スリランカの紅茶【ルフナ】の美味しい飲み方

ルフナはスリランカ産の紅茶で、茶葉が黒いのが特徴だ。日本での認知度は低いが、スリランカでは生産される紅茶の半分以上はルフナといわれるほど人気がある。黒い茶葉はブラックリーフともいわれ、抽出すると濃くきれいな紅色になり、渋みと甘みのバランスの取れた飲みやすい紅茶だ。おすすめの飲み方はミルクティーとチャイ。味や香りを活かしつつ、ほどよいバランスを保つことができる茶葉なのである。
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8. 紅茶で簡易燻製を作る方法

燻製と聞くとおおがかりなものをイメージしがちだが、簡易燻製であれば、自宅にあるものを使って作ることができる。ただ燻すだけではなく、事前に水分を排出させるなどの下処理も大事なポイント。燻製といえば専用チップなどを用いるが、簡易燻製は紅茶の茶葉と中華鍋があればできる。プロセスチーズは短時間でも燻製できるので、初心者にはおすすめの食材だ。紅茶以外にも、ウーロン茶やほうじ茶などを用いても味わい深い燻製料理ができあがる。
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結論
さまざまな国で生産され、それぞれの特徴をもった紅茶がたくさんある。味だけでなく香りを楽しむこともできる紅茶は、アレンジの幅も広くおもしろい。淹れ方やアレンジを楽しみながらたくさんの紅茶を味わってもらいたい。