1. 持ち寄りパーティーの楽しみ方

ホストメイン
持ち寄りパーティーは、ホストが運転手のような存在。ホストがどんなパーティーにしたいのかが重要だ。何かを持ち寄って、と言われたら、とりあえず「メイン?ご飯系?サラダ系?」など、カテゴリーだけでも聞いておこう。こうすることで、持ち寄りアイテムが偏ったり、かぶったりする確率はかなり低くなる。
季節感と話題性
カテゴリーのお伺いを立てたら、メニューを考えよう。その際のキーワードになるのが、季節感と話題性。例えば、夏に鍋料理や冬に冷たいゼリー寄せを持っていくのは、狙いがあれば構わないが、一般的には不向き。季節にあった料理や素材を選ぶと良い。さらに「食べたことがない!」という驚きのあるレシピや話題性のあるものをチョイスすると盛り上がる。
食べやすさ
持ち寄りパーティーは、相手の負担をなるべく減らすことを念頭に置きたい。そこで、パーティー会場でなるべく、セッティングがいらないものが良い。さらにゴミが出ない、とりわけやすいことも大切な要素。もう一つ加えれば、冷めても美味しいもの。温め直しの手間がないものは、よりホストにやさしいメニューである。
2. 持ち寄り向きの軽いレシピ

話題のフムス
中東生まれのひよこ豆ペースト、フムス。タンパク質や食物繊維が豊富で、低カロリーと今話題になっている。こちらでも紹介済みの料理だ。持ち寄りに持っていく場合は、やや固めに仕上げ、ココットやタッパーなどにぎっしり詰めて持っていくと良い。コーンチップや薄切りバゲッドなどと一緒に出すとより喜ばれるだろう。
アボカドディップ
フムス同様アボカドディップも喜ばれる料理の一つである。酸化すると茶色くなりやすいので、レモン汁を入れること。さらに種を一緒に入れておくと色が変わりにくい。ツナや玉ねぎ、明太子などを加えてアレンジしても良い。こちらもフムス同様、コーンチップと一緒に持ち寄ると喜ばれる。
コブサラダ
コブサラダは、アメリカ生まれのサラダ。レタス、アボカド、トマト、ターキー、ゆで卵など、多くの具材をさいの目切りにして、ブルーチーズドレッシングで和えるサラダだ。見た目にも華やかなので、持ち寄りパーティー向き。サラダ類は、そのまま出せるように紙製のランチボックスなどに入れていくと良い。
3. 持ち寄り向きのメインレシピ

プチキッシュ
パイ生地に、卵と生クリームのソースを加えて焼いたキッシュは、簡単なのに見栄えは十分。持ち寄りパーティーにぴったりのレシピだ。具材は、旬の野菜とハムやベーコンでOK。小さめに作っていくと切り分ける必要がなく、持ち寄り向きとなる。
自家製ハム
鶏肉や豚ロースの塊肉などで作ると美味しい自家製ハム。燻製しないレシピを選択すれば、塩漬けして茹でるだけと簡単な工程でできる。会場で温め直しの必要がないのも嬉しい。さらにボリューム感がありながら、ある程度保存がきくところも優秀である。美味しいマスタードなどと持参すると良いだろう。
4. 持ち寄り向きのシメレシピ

カップちらし寿司
プラスチックカップに入れたご飯は、子供にも食べやすくておすすめ。普通のちらし寿司はもちろん、うなぎの蒲焼ときゅうり、ツナとレタスなど、アレンジバージョンも美味しそうだ。彩りを考えて、具材を選ぶと良いだろう。
えびパン
すり身にしたえびを薄切りの食パンに乗せて、油で揚げるアジア料理。珍しい上、ご飯にもお酒のアテにもぴったりだ。スイートチリソースを持参して、つけて食べれば、大人向きの味になる。
結論
今自分がはまっている自慢のレシピを持ち寄るのも良いだろう。ただ、食べやすいか、みんなが食べられるかなど、持ち寄りパーティーの鉄則を振り返り、レシピをチョイスしよう。
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