1. パンケーキタワーって?
パンケーキをただ積み上げたもの
パンケーキタワーとは、その名の通り、パンケーキ(ホットケーキ)を積み上げたものだ。家庭で食べる機会の多いパンケーキは、どんなに美味しくても、はっきり言って特別感はゼロである。デコレーションケーキやパフェのようなゴージャス感は皆無で、誕生日やクリスマスのパーティーでパンケーキを出されたら「えっ!?」と驚くだろう。しかし、1~2枚では"いつものおやつ"のパンケーキだが、ただ積み上げるだけで、パーティーにも通用する豪華なデザートとなる。
簡単なのに豪華!
持ち寄りパーティーの場合には、担当する料理やデザートに時間をめいっぱいかけて手の込んだ料理を作ることができる。しかし、ホームパーティーのホストとしてすべての料理やデザートを用意する場合にはそうはいかない。限られた時間の中で、オードブルやメイン、デザートなどを作らなければならない。そのため、パーティーフードは「簡単だけど美味しく、豪華に見えるもの」が鉄則。作り慣れたパンケーキなら失敗して余計な時間を費やす心配も少なく、親子で楽しく作ることができる。高く積み上げてデコレーションすることでパッと華やかになるため、パーティーデザートとしておすすめなのだ。
2. パンケーキタワーの作り方のポイント
パンケーキをただ重ねるだけで完成するパンケーキタワー。特別なルールはないが、キレイに見せるためのちょっとしたポイントはある。ここではパンケーキタワーを美しく作るためのポイントを解説する。
パンケーキの厚さ
近年、厚みのあるパンケーキが流行している。数センチほども厚さがあってふんわりとしたパンケーキは、カフェやレストランの人気メニューとなっている。しかし、分厚いパンケーキはパンケーキタワーには不向き。分厚いパンケーキは1枚を焼くのに時間がかかるし、シンプルに薄く焼いたパンケーキの方が重ねやすく、倒れにくい。重ねる枚数も多い方が豪華に見える。
パンケーキの大きさ
パンケーキの大きさに正解はないが、あまりに小さすぎると倒れやすく、大きすぎると焼き時間が長くなるうえ食べるのも大変だ。
料理を食べた後のデザートとして食べることを意識し、ほどよいサイズに焼こう。パンケーキタワーを盛る皿のサイズよりも1〜2周りほど小さいサイズがベスト。すべてを同じサイズで重ねるだけでなく、上に向かうにつれて小さくなるピラミッド型も面白い。
料理を食べた後のデザートとして食べることを意識し、ほどよいサイズに焼こう。パンケーキタワーを盛る皿のサイズよりも1〜2周りほど小さいサイズがベスト。すべてを同じサイズで重ねるだけでなく、上に向かうにつれて小さくなるピラミッド型も面白い。
パンケーキのデコレーション
パンケーキを積み上げるだけでも豪華に見えるが、少し手を加えるだけでよりゴージャスに変身する。フルーツやクリームなどを飾り、パンケーキタワーをより美味しく変身させ、より豪華に演出しよう。
3. もっとゴージャスに!パンケーキタワーをデコレーション
最後に、パンケーキタワーを豪華に見せるデコレーションのアイデアを紹介する。
ソース・クリーム系
パンケーキを美味しくするソースやクリーム。パンケーキにかけるほか、皿に流す、小さなグラスに入れてパンケーキタワーの隣に並べるなど工夫しよう。ホイップクリーム、チョコソース、ハチミツ、メイプルシロップ、パンケーキシロップ、ジャムなどパンケーキに合うものは豊富にある。味はもちろんだが、色合いから選ぶのもよい。
トッピング
いちごやブルーベリー、ラズベリー、キウイフルーツなどのフルーツをトッピングすると、華やかさがグンとアップする。また、マーブルチョコやマシュマロなどをトッピングしても面白い。粉砂糖もそれだけでは豪華に見えないが、フルーツや花と組み合わせると華やかになる。トッピングは必ずしもパンケーキにのせる必要はなく、皿に並べてもランダムに置いてもよい。
そのほか
ここまでで紹介したソースやトッピングを使う以外にも、さまざまな方法でパンケーキタワーを飾ることができる。ココアパウダーやコーヒーを生地に混ぜて茶色いパンケーキにしたり、パンケーキの間にクリームやフルーツを挟んだり、チョコペンを使ってメッセージや絵を描くこともできる。子どもとオリジナルのデコレーションを考えるのも楽しい。アイデアを出し合い、オリジナルのパンケーキタワーを完成させよう。
結論
家族で誕生日などを祝う時、また、親しい友人家族を招いて食事会をする時。料理には気合を入れるがデザートはケーキ店で購入する、というケースは少なくない。パンケーキタワーなら失敗も少なく、子どもと楽しみながら作ることができる。次のパーティーには、ぜひパンケーキタワーを作ってみよう!
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