1. フルーツピンチョスって何!?
ピンチョスは串に刺した料理のこと
「ピンチョス(Pinchos)」という言葉をご存知だろうか?近年増えている「バル(Bar)」と呼ばれるスペイン風の居酒屋を訪れたことのある人なら聞いたことがあるだろう。ピンチョスの語源である「ピンチョ(Pincho)」は串を意味する言葉で、ピンチョスとは串に刺された1口サイズの料理を指す。スペインではお酒を飲む時には、いくつかの店を飲み歩くことが一般的。そのため、お酒のつまみは手軽に食べられる料理が基本なのだ。ピンチョスは、作る人のアイデア次第でさまざまな食材を使って作られる。1口サイズのパンに煮込んだ肉とキノコを乗せた手の込んだものから、きゅうりとゴルゴンゾーラを串に刺したシンプルなものまで幅広い。
パーティーにピッタリなフルーツピンチョス
串に刺された料理、これがピンチョス。では、フルーツピンチョスとは何だろう?答えは簡単、食べやすいサイズにカットしたフルーツを串に刺したものだ。フルーツピンチョスはパーティーメニューにぴったり。その理由は、パーティーメニューの3つのポイント「美味しい・見た目が華やか・簡単」を満たすからである。色鮮やかなフルーツはそれだけで華やかだが、組み合わせてデコレーションを工夫するだけで一気にパーティー気分を盛り上げてくれるのだ。
2. フルーツピンチョスのポイント
フルーツを1口サイズにカットして串に刺すパーティーフード、フルーツピンチョス。ルールはなく自由に作ることができるが、いくつかのポイントを押さえておくだけでグッと上級者のフルーツピンチョスを完成させることができる。
ポイント1.フルーツ
フルーツピンチョスを作るときは、当然だが調理は必要なく、素材そのものを味わう。だからこそ、新鮮で美味しいフルーツを選ぼう。新鮮なフルーツは色も鮮やかで美しいため、テーブルを美しく彩ってくれる。フルーツの組み合わせは2種類でも10種類でも自由だが、色のバランスは意識しよう。
ポイント2.ピンチョ(串)
フルーツピンチョスに欠かせないものが串である。シンプルに竹串や爪楊枝を使ってもよいが、お弁当に活躍するピックなどを利用するとより華やかになる。カラフルなピック、旗などの飾りがついたピックなど、パーティーのイメージに合わせて選ぼう。
ポイント3.プレート
フルーツピンチョスを盛り付けるプレートやボウル、そして盛り付け方も重要である。キレイにバランスよく盛り付けることを意識しよう。皿いっぱいに盛り付けるのも豪華だが、空間を利用するのもまたおしゃれ。空いたスペースに小さな花や葉っぱを置いたり、ペン型のチョコレートでメッセージや模様を描いみよう。
3. フルーツピンチョスの盛り付け
パーティー料理は見た目が命!どんなに美味しい料理でも、盛り付け方や食器のセレクトがイマイチだったらパーティー気分は盛り上がらない。簡単に作ることができるとしても、せっかくのフルーツピンチョスだ。おしゃれに、そして華やかにディスプレイしよう。
大皿を使う
パーティーに重宝する大皿にフルーツピンチョスをたくさん乗せる。種類ごとに分けてもよし、わざとランダムに並べてもよし。色合いとバランスを見ながら並べるのがポイント。立てるタイプのものと横にするタイプのものを同じ皿に盛るとバランスが悪くなるため、混同しない方がキレイに見える。
中皿を使う
フルーツピンチョスの種類が多い場合、または立てるタイプと横にするタイプのものがある場合には、中皿を何枚か使うとキレイに盛ることができる。隙間なく盛る必要はなく、バランスを見ながら空間を作るとおしゃれに見える。
そのほかの食器を使う
フルーツピンチョス以外の料理を盛る皿と合わせることは当然だが、アイデア次第でいろいろなディスプレイ方法がある。ウッド調のプレートやボウルを使う、フルーツポンチに使うような大きなガラスのボウルを使う、ショットグラスやワイングラスなどに1本ずつ入れる、角皿や和皿を使っても面白い。テーブル全体のイメージが統一されるように気をつけ、フルーツピンチョスをおしゃれにディスプレイしよう!
結論
親子で作りたいパーティーフード、フルーツピンチョスについて解説した。小さな子どもでも手伝いやすく、簡単なのに豪華に見えるフルーツピンチョス。フルーツを組み合わせるほか、クリームやマシュマロなどをプラスしても面白い。親子でアイデアを出し合い、オリジナルのフルーツピンチョスを作ろう!
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