1. 「ひたひた」と「かぶるくらい」。実際の水分量はどれくらい?

料理のレシピで鍋に入れる水の量を「ひたひた」に入れと書いてあることがある。ひたひたは浸る、という意味だが、食材が水面から顔を出すか出さないかくらいの量のことをいう。野菜が全て水に隠れるほど浸かる状態は「かぶるくらい」という。
2. 「たっぷりの水」というのは、どれくらいの水分量?

それでは、「鍋にたっぷりの水を入れて」というときは、鍋にいっぱいの水を入れれば良いのだろうか。たっぷりといっても限度がある。鍋に入れた食材が全て浸かり、さらに食材の上に全体の約1/3の水の層ができる程度が適量。これも目安であり、料理によって変わる。最終的にどんな料理になるかを、あらかじめちゃんと理解しておけば、自ずと的確な量が分かってくるだろう。
結論
料理レシピで書いてある言葉は時に曖昧だと感じられるが、ちゃんと意味合いを知っていれば間違えなく美味しくできる。あらかじめどんなことを意味しているかを理解し、万全の体制で料理作りに臨みたい。