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【土用】の意味と季節ごとに食べるものは?土用は春夏秋冬にある?

【土用】の意味と季節ごとに食べるものは?土用は春夏秋冬にある?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年3月 4日

土用の丑の日と言えば、うなぎを食べる日というイメージを持っている人が多いが、実は春にも土用の丑の日はある。今回は土用の丑の日の意味と、季節ごとの土用の食べ物、土用の風習などを取り上げる。

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1. 土用の丑の日は夏だけじゃなかった!

土用の丑の日はいつ?と聞けば、「夏」という答えが多く返ってくるが、実は土用の丑の日は春夏秋冬いずれの季節にも存在する。その理由は土用の成り立ちに関係しているので、まず土用の意味を確認しておこう。

■土用の意味

その昔、世の中のすべてのものは木火土金水から成立していると考えられ、それを体系化した「五行説」が世界の成り立ちを説明する理論として存在していた。

五行説の考え方は季節にも当てはめられ、春=木、夏=火、秋=金、冬=水とされた。しかし、四季は五季ではないので1つの要素が余ることになる。このケースでは土が存在しない。

そこで土を各季節に分散して割り振り、各季節のラストの18~19日を土として五行を成立させた。こうすることで各季節の日数配分は5等分され、五行のバランスは整う。

各季節の最後の土用はまさに季節の変わり目であり、古い季節と新しい季節を静かに交代させる期間。この間は体調変化なども起こりやすく、過ごし方にも注意が必要とされ、旬のものを食べて養生する習慣が生まれた。夏の土用にうなぎを食べるのはそのためだ。

ちなみに夏にうなぎを食べるのは土用の丑の日。「丑」とは「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の十二支の1つで、土用の期間中に巡る丑の日を指す。丑の日は年によっては2回巡ることもあるので、その場合は最初の丑の日にうなぎを食べることが多い。

2. 土用の食べ物

土用の養生食は季節によって異なる。季節ごとにおすすめの食べ物を紹介する。

■春の土用の食べ物

春の土用は立夏の直前、4月17日頃から5月4日頃。春の土用は戌の日に「い」のつく白いものを食べるとよいとされる。ちなみに2018年の春土用の戌の日は4月24日だ。春土用でおすすめの「い」のつく食べ物は、いちご、いわし、イカ、芋などがある。

■夏の土用の食べ物

夏の土用でおすすめの食品はいわずと知れたうなぎだが、丑の日に「う」のつくものや黒いものを食べると夏バテが避けられるといわれている。夏土用の日は7月20日頃から8月6日頃で、2018年の土用の丑の日は7月20日と8月1日だ。

「う」のつく食べ物はうなぎ、梅干し、うどん、ウリなどで、黒い食べ物では土用シジミも体によいとされている。

■秋の土用の食べ物

秋土用は10月20日頃から11月6日頃で、夏の疲れから秋バテが出やすい季節でもある。この期間には辰の日に「た」のつく食べ物や青いものを食べるとよいと言われている。

「た」のつく食品には大根、玉ねぎなどがあり、青いものではさんまもおすすめだ。2018年の土用の辰の日は10月27日だ。

■冬の土用の食べ物

冬の土用は1月17日頃から2月3日頃で、このころは風邪に要注意の季節。冬の土用は未の日に「ひ」のつくものや赤いものを食べるとよい。「ひ」のつく食べ物には、ヒラメ、赤い食べ物にはトマトなどがおすすめだ。

3. 土用期間中にやってはいけないこと

土用の間は土いじりはご法度とされている。この期間は土に神様が宿るので、土をいじると神の怒りで祟りが起こると信じられていた。しかし現実的には、季節の変わり目で農作業をすると、体に負担がかかって体調を崩しやすいということから、この期間は仕事を控えめにしたほうがよいという先人の知恵だったという説もある。

結論

土用の丑の日は各季節に存在する。土用の期間は季節の最後の18日~19日間。それぞれの土用で各季節の養生食を食べると身体によいとされている。夏の土用の丑の日以外にも、それぞれの季節の土用でおすすめの食べ物をいただこう。
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