1. 好みの具材で美味しく!ドライカレーの食材選び

一般的なドライカレーは、ひき肉と野菜を具材として使う。通常のカレーと比べて水分が少ないため、その分、具材の味がより強調されるのだ。好みの具材を試してみよう。
ひき肉の選び方
ひき肉には牛、豚、合挽き、鶏など、さまざまな種類がある。種類によって味も多少変わるが、どれを選んでも間違いではない。しっかりとした風味を楽しむなら、豚や合挽きがよいだろう。また、鶏を使えばさっぱりとした味わいになるほか、牛や豚と比べて安く手に入るのも嬉しい。
野菜の選び方
ドライカレーには、野菜の味がしっかりと出るので、野菜にもこだわりたい。中でもぜひ入れたいのは、玉ねぎ、にんじん、ピーマンだ。いずれもカレーの風味とよく合い、彩りを加えてくれる。もしその日の予定に問題がなければ、にんにくを加えると、風味豊かに仕上がる。ほかにトマトを加えると、酸味が加わってさっぱりとした味わいになるだろう。手っ取り早く済ませたければ、トマトの代わりにトマトケチャップを使う手もある。
カレー粉、調味料の選び方
市販のカレー粉のほか、簡単に仕上げたいならカレールウを使ってもよい。ほかにも、コンソメなど好みの調味料を試してみるのもよいだろう。普段気になっているスパイスなどを加えてみても面白いかもしれない。
2. 下ごしらえで、ドライカレーの食感が決まる!

野菜を切る。大きさは好みでよいが、もしひき肉と食感を合わせたいのであれば、細かくみじん切りにするとよいだろう。特ににんじんや玉ねぎなどの火が通りにくい野菜については、他の具材に対して大きくなり過ぎないよう注意しよう。そうすれば、具材への火の通り具合のムラを減らすことができる。ゴロッとした野菜の食感を味わいたいのなら、あえて大きめに揃えるのもありだ。
3. 焦げ付きと味付けに注意!ドライカレーの作り方のコツ

下ごしらえが済んだら、具材を少なめの水と一緒に、または具材の水分のみで煮込む。通常のカレーと比べて手軽に思えるが、いくつか注意点がある。
焦げ付きに注意する
水分が少ない分、具材やカレー粉が焦げ付きやすい。そのため、加熱中は様子を見つつ、ゆっくりかき混ぜるなどして焦げ付きを防ぐ必要がある。カレールウを使う場合は、ルウを入れる前に砕くなり刻むなりして小さくしておこう。そうすれば、水分が少なくてもルウが早く溶けやすく、焦げ付きを予防できる。
味付けが濃くなり過ぎないように注意する
ドライカレーは通常のカレーより水分が少ない分、味付けが濃くなりやすいことに要注意だ。普段と同じ感覚でカレー粉などを入れていると、辛過ぎると感じるかもしれない。特に、コンソメなどを加える際には塩分に注意したい。調味料を加える際は、味見をしつつ少しずつ加えていこう。そうすれば、むしろ通常のカレーよりも塩分を控えながら、十分な味を出すことができそうだ。できれば、具材の味がはっきりわかる程度の味付けにして、具材も含めてたっぷりと味わいたい。
結論
普段のカレーに飽きたら、ぜひドライカレーにチャレンジしてみよう。濃厚な味を楽しむことができる。今回紹介したコツを押さえれば、作るのは決して難しくないはずだ。できれば、肉や野菜をたっぷりと入れた上で、ヘルシーに食べたいところ。具材や味付けも含め、いろいろと工夫してみよう。
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