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【ズッキーニ】の種類と選び方。美味しい旬の食べ方もご紹介

【ズッキーニ】の種類と選び方。美味しい旬の食べ方もご紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年3月25日

一見すると太めのきゅうりに見えるが、ズッキーニはカボチャの仲間だ。オリーブオイルとの相性がよく、イタリア料理には欠かせない。日本では80年代から栽培が始まり、旬は夏。低カロリーで栄養豊富なズッキーニの目利きになって、暑い夏を健康的に過ごそう。

  

1. 種類と旬

ズッキーニの旬は夏。味は淡白だが、栄養がぎっしり詰まっている。体力が落ちる猛暑の時などは、積極的に食べたい食材だ。
日本で出回っているズッキーニのほとんどが緑色で細長い形をしているが、実はとても品種が多い。形は丸かったり溝が入っていたり、色も黄色や縞模様など様々だ。

◆細長いタイプ
◎グリーン/一般的なズッキーニは細長く、色は圧倒的に濃い緑色のものが多い。きゅうりを太く短くしたような見た目だ。
◎縞模様/濃い緑と薄い緑の縦しま模様が入っている。
◎溝がある/イタリアで古くから栽培されているロマネスコという品種。緑色で、縦方向に溝が入っている。輪切りにすると切り口が花の形になる。
◎イエロー/細長いタイプには黄色いものもある。緑に比べて皮が薄くて柔らかいので、サラダなど生で食べることができる。色鮮やかなので、料理の彩りとしても利用される。

◆丸いタイプ
コロンとした丸い形で、直径は5~15cmの手のひらサイズ。食べ方は細長いタイプと同じ。中をくり抜いてひき肉などを詰めて焼いても美味。色は緑をはじめ黄色、薄緑、縞模様など様々。

◆花ズッキーニ
ズッキーニは花も食べることができる。花ズッキーニは、花が開く直前に花をつけたまま収穫したもので、果実はまだ成長途中の幼果。花はカボチャの花と同じようにやや大ぶりで、鮮やかな黄色。この花の中にチーズやひき肉を詰めて、フライにしたり蒸したりして食べる。市場にはほとんど出回っていないが、家庭菜園などで植えていれば比較的手軽に味わうことができるかもしれない。

2. 選び方

選ぶ時は、まずは姿形を見る。形は全体的に均一でふっくらとしているものがいい。上端か下端が細かったり太すぎていたりしているものは避けよう。大きく育ちすぎると果肉がスカスカになり、水っぽくて大味になってしまう。品種にもよるが、だいたい20cm前後が食べ頃だ。一番美味しいのは花が落ちた直後なので、家庭で植えている人は落花の時期に目を光らせていよう。また表面は、ハリとツヤがあり、なめらかで傷がないものがベスト。ズッキーニは乾燥しやすいので、ヘタの切り口や底側を見ると新鮮かどうかがわかる。切り口がみずみずしいものがよく、しなびていたり変色したりしているものは古くなっている証拠だ。また、古くなると底側の方から劣化してくる。下端にハリとツヤがあるかどうかも見ておこう。

3. 旬の美味しい食べ方

ズッキーニは、皮を剥かずに食べる。また、アクを抜いたり種を取り除いたりなど、下処理は特に必要ない。洗って切れば、そのまま調理できる。
基本的に加熱して食べるが、黄色い品種は皮が柔らかいので、生食もOK。まず、流水で表面をよく洗う。ヘタは硬くて苦いので、実の先端とともに切り落とす。また、底の部分もかたい場合があるので、1cmくらい切り落とす。準備はこれだけ。あとは好みの大きさに切って調理すればいい。
果肉は水分が多いので、湯通ししただけでは味がボケて今ひとつ。油と相性がいいので、油分とともに食べたい。油と相性がいいというのは、単に味の問題だけではない。ズッキーニやカボチャ、人参など、カロテンが多い野菜は、油で炒めるとカロテンの吸収率がアップするのである。トマトと煮込む場合も、オリーブオイルなどで一度炒めてから煮込むのがオススメだ。

結論

イタリア料理に欠かせないズッキーニだが、クセがないので味噌汁や天ぷらなどの日本料理にも合う。暑い夏、料理が面倒な時は、サッとオリーブオイルで炒めれば、立派な一品に。バーベキューをする時も、その場で切ってすぐに網に乗せられるので、手間がかからない。手軽で栄養豊富なズッキーニを、もっと積極的に食べてはいかがだろう。

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  • 更新日:

    2020年3月25日

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