1. パッタイとはどんな料理?

パッタイはタイの代表料理のひとつで、米粉で作られた麺をさまざまな具材とともに炒めたもの。分かりやすくいえば、タイ風の焼きそばのような料理だ。小麦粉で作られた麺ではなく米粉で作られた麺を使用しているため、もちもちとした食感が特徴。エビ・厚揚げ・もやしなどの野菜など具だくさんで作られることも多く、食べごたえもある。タイ料理は辛いものも多いが、パッタイは辛くない味付けで作られるのが一般的。使われる調味料の中でも珍しいのがタマリンドと呼ばれる甘みと酸味の強いもので、手に入らない場合は甘めの梅干しや酢などで代用可能。また、タイ料理にはよく使われるナンプラーを入れるのも重要なポイントといえるだろう。
2. パッタイは高カロリー&高糖質

タイ料理好きにはたまらないパッタイだが、じつはカロリーも糖質もかなり高い。パッタイに使われているフォーなどの米粉の麺はカロリーも糖質も高く、油も吸収しやすいので高カロリー&高糖質になってしまうのだ。パッタイの1人前のカロリーは800~900kcalほどで、中には1000kcalを余裕で超えてしまうものもある。作り方などによってカロリーは異なるが、基本的には高カロリーだということを覚えておこう。ちなみに、米粉の麺であるビーフンのカロリーは100gあたり377kcal。これだけでも十分高カロリーであることが分かるだろう。エビや野菜はカロリーが比較的低いが、豚肉やパッタイに使われている調味料はカロリーが高い傾向にある。
3. パッタイのカロリーは抑えられる?

パッタイに使われている材料の中でもカロリーが高いのが、米粉の麺だろう。米粉の麺をカロリーの低いこんにゃく麺に変えるだけでも、かなりカロリーが抑えられる。こんにゃく麺は糖質もほとんどないため、糖質制限をしている人にもおすすめだ。しらたきなどでも代用できるが、臭みがあるため熱湯をかけるか下茹でするなどしておくとよい。もっちりとした食感は楽しめないが、こんにゃく麺特有のプルプルとした食感が美味しいパッタイが作れるだろう。また、炒める際に使う油の量を調節したり、具材の種類を工夫したりすればよりカロリーが抑えられる。野菜を多めにして肉類を少なめにするか、脂身の少ない肉を使うのがおすすめだ。
4. パッタイの美味しい食べ方

パッタイはそのまま食べても美味しいが、本場タイではさまざまなトッピングをするのが主流。メジャーなトッピングは砕いたピーナッツとライム。たっぷりのライムを絞ると、さわやかな酸味が加わってタイ料理らしい味わいになるだろう。また、砂糖や酢などを追加でかけて食べる人も多い。最初はそのままの味を楽しみ、途中から少しずつトッピングを追加しながら味の変化を楽しむのもおすすめだ。パッタイにはココナッツシュガーと呼ばれる甘い調味料を使うことも多いため、子どもでも美味しく食べられるのが嬉しいポイント。辛さがないので、家族みんなで楽しみながら食べてみるのもよいだろう。
結論
パッタイはタイ料理の代表ともいえる有名な料理で、米粉で作られた麺を使っているのが特徴。家で本格的な味のパッタイを作るのはなかなか難しいが、いろいろな調味料や材料で代用しながら自分好みの味を探してみるのも面白いだろう。タイ料理店などで本格的な味を楽しみ、自宅で再現するのも楽しそうだ。ただし、カロリーや糖質が高いので食べすぎには注意しよう。
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