1. 昼が楽になる弁当生活
テレワークの日常化、学校の休校など、おうち時間が多くなっている昨今。3度の食事を用意するのは、なかなかの重労働だ。とくに昼ごはんは、多くの人が仕事をしながら迎えることとなる。そう多くの時間を割くわけにもいかないのが現実であろう。結果、レトルト食品やカップ麺などで済ませているという人も少なからずいるのではないだろうか。
朝時間が重要
たまのインスタントなら、問題はない。ただ、毎日となると話は別。健康面、金銭面ともに何かと心配要素が増えてくる。そこで今回は、昼に時間の余裕を生み出すために、朝、食事の支度を頑張るテクニックをご紹介していきたい。朝の時間を有効活用して、昼の弁当、さらには夕食の下ごしらえまで済ませてしまおう!という方法だ。題して、家弁当生活。最重要課題は、朝、昼ごはんの支度を済ませることで、弁当という概念に縛られないことだ。
まずは週1目標
とはいえ、いきなり毎日行うのは少々無理がある。まずは週1回を目標にチャレンジするのがおすすめ。うまく波に乗れば、2回3回と増やしていけばよい。家族やパートナーのいるオリひと読者ならば、週1回でも食事の支度を請け負えばきっと喜ばれるはずだ。
2. 弁当箱なしもあり!家弁当生活とは
ハード面は!?
弁当と聞くと急にハードルが上がるのは、お弁当箱に詰めるという作業からくるところもあるだろう。ここでは必ずしもお弁当箱に詰める必要はない。皿でもタッパーでもハード面はなんでもOK。お弁当箱なしもあり!と決めるだけで、アレンジの幅がぐっと広がる。
ソフト面は!?
実はこのテクニック、ソフト面もかなりフレキシブルに対応が可能。残り物をごはんや麺に乗せるだけでもOKだ。刻んだ漬物と卵焼きを乗せ、食べるときに納豆をプラスするなど、とにかく簡単なものをセレクトしよう。
うまく続けるコツ
家弁当生活を続けるには、無理をしないことが重要。慣れるまでは作るとしても1品だけ。できれば、残り物やときには冷凍食品に頼るのもよいだろう。そのほか、前日に中華スープをたくさん作り、翌日具材を少々加えて、片栗粉でとろみをつけて中華丼風にするなど、アレンジの効くレシピを見つけておくと非常にスムーズ。
3. 家弁当生活を成功に導くアイデア
弁当と聞くとどうしても美しくおかずが整列しているものをイメージするが、決まりがあるわけではない。残っているおかずや作ったおかずをごはんにただ乗せるというだけでも、れっきとした弁当である。おかずの味が混じり合うことで、新たな発見があったりする。ベースの炭水化物は、ごはん、うどん、パスタ、パンなど、なんでも大丈夫。上に乗せるおかずは、晩ごはんの残りでもよし、なければ朝ごはんを作るときに多めに作るとよい。
家弁当実例
鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、玉ねぎ、ナスを炒め、軽く塩胡椒した鶏肉も加えて炒める。ここにトマト缶詰と塩を入れて煮込む。味が足りなければ、鶏がらスープの素やコンソメを入れよう。火が通ったら、具材は昼ごはん用として、粗熱をとってからごはんやパスタにかける。残りに水分を足してスープにしたら、朝ごはんの一品ができあがる。
結論
おうち時間が増えている今、食事のたびにいちから作るのはなんとも重労働。ストレスを減らすためにも、少しでも楽に作る工夫が必要だ。今回お届けした家弁当もそのひとつ。アイデアを参考にまずは週1回からチャレンジしてみよう。
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