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パスタのパエリア【フィデウア】とは?作り方やアレンジを紹介!

パスタのパエリア【フィデウア】とは?作り方やアレンジを紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年5月24日

フィデウアとは、なかなかなじみのない名前かもしれないが、簡単にいえば、魚介の入ったパスタのパエリアのことだ。米を使うのが定番だったパエリアをパスタに変えることで、また違った味わいが楽しめる。今回は、これから大注目のフィデウアについて紹介しよう。

  

1. フィデウアとは

フィデウアとは、ごはんの代わりにパスタを使って作る魚介のパエリアのことだ。パエリアとは、スペインのバレンシア地方の郷土料理で、専用のパエリア鍋にごはんや魚介類を入れて炊いたものだ。そのパエリアとパスタで作ったものこそフィデウアなのだ。フィデウアはもともとスペインの漁村でパエリアを作ろうと思った際に、米がなく仕方なく小さく折ったパスタを使ったのが始まりだ。また、フィデウアは、米から作るより手軽に作れ、見ためも華やかなのでおもてなし料理にもピッタリだ。そんなパスタ好きやパエリア好きにぜひチャレンジしてみてほしい、フィデウアの作り方を見ていこう。

2. フィデウアの基本の作り方

材料

基本的なフィデウアには、魚介類を使う。殻付きのえびやあさりなどがあるといいだろう。さらに玉ねぎやパプリカ、カットトマト缶、パスタ、塩こしょう、パセリ、にんにく、オリーブオイル、固形コンソメを用意する。パスタはできるだけ細く、茹で時間が短いパスタを選ぶのがおすすめだ。

作り方

まず、殻付きのえびは爪楊枝などを使って背ワタを取っておく。あさりは砂抜きをするために、塩水に2~3時間ほど漬けておくといいだろう。玉ねぎやにんにくはみじん切りし、パプリカはさいの目切りにする。鮮やかな色合いのパプリカは見ために鮮やかさを加えるのに欠かせない。フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ熱したら、あさりを入れてワイン、水を加える。あさりが開いたらボウルなどに汁ごととっておく。えびは事前に両面をこんがり焼いて皿にとっておこう。フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、パプリカを入れて炒め、トマト缶、あさりの煮汁と水、折ったパスタを加え、少し煮込む。塩こしょうで味を調え、先に炒めたあさり、エビをのせ、ふたをして汁気がなくなるまで加熱する。最後にパセリをトッピングしたら完成だ。

3. フィデウアのアレンジ

チキンのフィデウア

魚介類を使うのが定番のフィデウアだが、チキンを使っても美味しく仕上げることができる。鶏のもも肉を一口大にカットし、フライパンで野菜と一緒に炒めるのだ。チキンを使うことで子どもでも食べやすく、ボリュームのあるフィデウアになるのだ。さらに使う野菜もズッキーニやしめじなどのきのこを使うのもいいだろう。組み合わせ次第でいろいろな味わいのフィデウアを作ることができるのも魅力だ。少し水分が少ないぐらいで仕上げて、表面をパリパリにすると美味しいフィデウアになるだろう。

オイルサーディンとキャベツのフィデウア

魚介類を手に入れるのが難しい人は、手軽に缶詰のオイルサーディンを使うのもおすすめだ。一般的にフィデウアはトマトベースの味わいだが、シンプルにオイルサーディンの旨みと塩こしょう、しょう油で仕上げる。作り方はフライパンにオイルサーディンの缶詰の油とにんにくを入れ、にんにく、唐辛子を入れて熱し、香りが出てきたら小さく折ったパスタ、カットしたキャベツ、オイルサーディン、水を注いでふたをし、少し煮込む。塩こしょう、しょう油で味を調え、水気がなくなるまで加熱する。仕上げにカットレモンを添えたら完成だ。

結論

フィデウアは、通常のパエリアをより手軽に楽しめるようにしたパスタを使ったパエリアだが、材料次第でさまざまな味わいが楽しめるのも魅力だ。美味しく作るポイントは茹で時間の短いパスタを使い、少し焦げるくらいパスタをパリパリに仕上げることだ。新感覚のパエリアを味わってみてはいかがだろうか。見ためも華やかなのでおもてなし料理としてもおすすめだ。
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  • 更新日:

    2020年5月24日

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