1. 進化するホットプレート

昭和の時代から、家庭で便利な家電として愛されてきたホットプレート。平成になり、大きく謳われることは少なくなったものの家焼肉には欠かせない存在で、ポピュラーな家電として扱われるように。人気が再燃したのはここ数年。より使いやすく、よりおしゃれなホットプレートの台頭により、一気にブレイクをしたのだ。
ホットプレートのメリット
ホットプレートは、電気を熱源とするものが基本。電気は火よりも扱いやすいので、子どもがいる家庭でも比較的安心して使うことができる。またフライパンや鍋よりも調理面積が広いところもメリットのひとつ。卓上で使うことができるので、調理しながら食べることも可能になる。使い方次第で、アレンジ力は無限大。それほどに頼れる存在だ。
ホットプレートの選び方
ホットプレートには、いくつか種類がある。形で分類すると大きく分けて2つ。長方形のプレートタイプと、丸く深みがある鍋のようなタイプである。そのほか、ガスなど、電気以外の熱源、付属プレートの種類なども商品によってかなり違いがある。見た目がおしゃれなホットプレートは、とくに近年人気を博している。使う人数や収納場所などに合わせて選ぶのがおすすめだ。
2. 進化系ホットプレートメニュー1:ごはん編

ペッパーランチ風炒めごはん
チャーハンをはじめとする炒めごはんは、ホットプレート向きのメニュー。米の水分を上手に飛ばすことができるので、パラパラの仕上がりになる。ペッパーランチ風の炒めごはんは、再現度が高いとSNSで話題を集めたもの。食べ盛りの子どもがいるご家庭におすすめのメニューだ。ホットプレートにごはんを乗せたらその周りを下味をつけた肉で囲む。さらに上からコーンとバターと青ネギをトッピングして、タレをかけたら、全体を混ぜ合わせながら火が通るまで炒めるだけ。市販の焼肉のたれを使えば、より簡単!我が家ではすりおろし玉ねぎとニンニク、醤油、酒、みりん、はちみつで自家製タレを作り、味付けに使用している。
ワイルドタコライス
タコライスをホットプレートで作るとボリューム満点!見た目の華やかさに子どもも喜ぶはずだ。まずはひき肉と玉ねぎを炒めて、チリパウダーとケチャップ、塩胡椒で味付ける。これらを中央に寄せて、ごはんを投入し、ごはんでひき肉の周りを囲む。あとはごはんの上にレタスの千切りやトマト、チーズをトッピングすれば完成。できればサルサソースをかけて食べよう。ない場合は、ケチャップなどを少しプラスするといいかもしれない。アボカドや半熟卵を乗せても旨い。大人はタバスコやハラペーニョで辛口にするのもあり。
3. 進化系ホットプレートメニュー2:パン、ケーキ編

リッチなチーズフォンデュ
チーズフォンデュも子どもが大好きなメニュー。フォンデュソースは、陶器やガラスなどの耐熱表示のある容器にピザ用チーズ、片栗粉、牛乳などを入れて、電子レンジで加熱して作る。これをホットプレートの上に乗せてじわじわ温めるだけ。あとはソーセージやブロッコリー、バゲットなどを周りに乗せれば完成。竹串で具材を刺し、チーズをつけて食べるとよい。
いろいろピザ
ピザは子どもが大好きなメニューのひとつ。ホットプレート一面にピザ生地を敷きつめてそれぞれ好きな具材を乗せるタイプのピザは、ホットプレートならでは!パーティーにももってこいのメニューだ。そのほか、餅を敷き詰めて作る餅ピザ、餃子の皮を生地にしたピザもおすすめ。
夢みたいなケーキ
ホットプレート一面で焼き上げるケーキは、子どもたちから大歓声を受けること間違いなし!ホットケーキミックスを使えば、さらに簡単に作ることができる。焼くときにナッツをトッピングしたり、焼き上げて粗熱を取ってからホイップやチョコチップ、アイスでデコレーションするのも楽しい。
結論
ホットプレートは、焼きそばや焼肉だけのものにあらず!ごはんものからデザートまで、幅広い調理に使うことができる優秀選手だ。上記以外にもアクアパッツァやグラタン、煮込みハンバーグなど、バリエーションは無限大。ぜひ簡単で美味しいホットプレートメニューにチャレンジしてみてほしい。
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