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話題の発酵鍋は自宅でも作れる!おすすめの味と具材を解説!

話題の発酵鍋は自宅でも作れる!おすすめの味と具材を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年6月19日

発酵鍋はここ数年でじわじわと人気を集め、昨冬ついに大ブームを迎えた鍋ジャンルのひとつ。発酵食品、主に漬物を使った鍋がルーツになっている。今回はその基本を学び、おすすめの具材と作り方をご紹介していこう。

  

1. 発酵鍋とは

発酵食品の人気

健康に対する意識が高まるなか、発酵食品に対する注目度は年々上がり続けている。国内ではもちろん、国外でも人気を集めている。発酵食品のパワーの源は菌にある。人間の体内には多くの常在菌があり、その菌との共生は生命維持に不可欠とされている。その菌とバランスよく付き合うために活躍してくれるのが発酵食品だ。そもそも人類と発酵食品の歴史は非常に古く、保存食としても長らく活用されてきた。発酵食品の偉大なるパワーが、再認識されているのだ。

発酵鍋とは

発酵鍋とは発酵食品を使った鍋のこと。そもそもは中国などで食べられていたものがルーツになっているが、発酵食品ブームの後押しを受けて、さまざまなバリエーションが登場している。発酵食品が生み出す旨みと健康的というイメージが人気のゆえんだ。

パイオニア

白菜の漬物を使った発酵鍋「酸菜白肉鍋」は、人気の火付け役。中国東北地方が発祥で、白菜を塩だけで乳酸発酵させた漬物を使った鍋のこと。豚のバラ肉を入れて食べるのが基本だ。古漬けになって酸味が増した漬物を使うのがポイントで、酸味とコクのバランスが癖になる。

2. 発酵鍋に加えたい具材

発酵食品

発酵鍋には、発酵食品を加えるのが基本。ここからは発酵食品の中でも発酵鍋に向いている基本具材をお届けして行こう。まずはとにかく取り扱いが楽なキムチ。キムチはアミノ酸などを添加して作ったものが多く販売されているが、添加物のないものを選ぶのがおすすめだ。さっと炒めたところにスープを加えることでコクがさらにアップする。
そのほか味噌や酒粕は鍋と相性がよい調味料のひとつ。納豆、チーズなどは、基本の発酵鍋に追い発酵食品としてトッピングするのが正解だ。

タンパク質

タンパク質は必ず加えたい具材のひとつ。豚肉、鶏肉、牛肉などの肉類はもちろん、油揚げや豆腐、アサリや鮭などの大豆製品や海産物もOK。

薬味

ニンニク、生姜、ネギなどの薬味は、後でのトッピングにはもちろん、香りとコク出しの効果もあるので、先に炒めて使うのが正解。スタミナもぐんとアップする。

3. おすすめの発酵鍋

酸菜の発酵鍋

白菜の漬物で、酸菜白肉鍋にチャレンジしてみよう。白菜は塩だけでつけるのが美味しさのコツ。漬かるスピードが上がるので、白菜は小さめにカットするのがおすすめ。ただ、何日かで古漬けにはならないのでお酢を加えて酸味をアップさせるとより本格的な味わいになる。おすすめの具材は、干し椎茸、えのきなどのキノコ類と豚バラ肉、油揚げ。これらを漬物、スープと一緒に煮込もう。

進化版キムチの発酵鍋

キムチ鍋は家庭鍋の定番中の定番。そこで今回は進化版をお届けしよう。ポイントは発酵食品をダブル、トリプルで使う鍋。味噌、納豆、チーズなど、発酵食品をさらにプラスすることでコクと旨みがアップする。

変化球発酵トマト鍋

トマト鍋は、塩麹や酒粕、甘酒などを組み合わせて発酵鍋にアップデートしよう。カマンベールチーズをドカンとひとつ入れて、バージョンアップさせるのもよい。具材はチキン、キャベツ、クレソン、炒めたナスなどがおすすめ。

結論

発酵鍋は、発酵食品をたっぷり摂取できる鍋だということがわかった。1つと言わず、発酵食品を2つ、3つと組み合わせると効果も旨みも倍増する。今回紹介したおすすめの具材を参考に、自分らしい鍋ライフを楽しんでみよう。
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  • 更新日:

    2020年6月19日

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