1. 栄養満点!牛乳の栄養素
牛乳は栄養満点の飲み物で、子どもの健康や成長に必要なカルシウムやたんぱく質、ビタミン群といった栄養素がぎゅっと詰まっている。とくにカルシウムは、コップ1杯の牛乳に、1日に必要なカルシウムの摂取量の約3分の1が含まれている。牛乳を飲むと満腹感や満足感が得られやすくなるのは、これらの栄養素が凝縮されているからである。よって、間食や過食が減るというダイエット効果も期待ができるのだ。
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2. 牛乳の保存方法に注意!
冷蔵庫の常備アイテムの牛乳。購入後、家に着いたらすぐに冷蔵庫に入れていると思うが、ここで注意が必要だ。香りが移りやすいため、パッケージの口をクリップなどで閉じ、においが強いものとは離して保存してほしい。また、細菌が入ると保存期間が短くなってしまう。菌の侵入を防ぐためにも、注ぎ口から直接口をつけて飲んだり、指で触ったりしないように気をつけよう。記載されている賞味期限は、あくまで開封前のことのため注意が必要だ。開封したら、2~3日で使いきってしまうのが最善だろう。
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3. 牛乳アレルギーを発症してしまったら?代替法を紹介
牛乳アレルギーが出てしまうと、生クリームやチーズ、バターといった乳製品以外にも、パン類やハム、チョコレート、アイスクリームなど、さまざまな食品を避けなければならない。ただし牛乳を使った料理の中には、ほかの食品で代用して作ることのできるものもある。例として、ホワイトソースといったとろみを必要とする料理には、片栗粉や米粉などのでんぷん質を利用してとろみを再現できる。じゃがいもやかぼちゃをドロドロになるまで煮たり、すりおろして使ったりしても、とろみを作ることができる。食材をうまく組み合わせて活用し、牛乳アレルギー対策の料理の幅を広げよう。
4. 低温殺菌牛乳と高温殺菌牛乳の違い
牛乳には、低温殺菌牛乳と高温殺菌牛乳という種類がある。これらは殺菌方法が異なっていて、今回は、連続式低温殺菌法と、超高温瞬間殺菌法を紹介する。まず、市販品のほとんどの牛乳が高温殺菌牛乳ある。多くの菌を高温で減菌することができるため、消費期限が比較的長いのが特徴だ。対して、連続式低温殺菌された低温殺菌牛乳は、大量生産には向いておらず、消費期限も短めである。すべての菌を減菌するわけではないため、原材料の生乳には高品質が求められている。
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5. 古くなった牛乳を見分けるには?
賞味期限内であっても、気温が高い夏場などは油断ができない牛乳。いつもと違うような気がしたら、次のような方法で確認してみてほしい。まず、においをかぐ。酸っぱいにおいがしていたら飲まないほうがベター。そして見ため。ブツブツができていたり、分離していたりしたら古くなりつつある合図。傷んだものを飲まないよう、保存方法に注意して早めに飲みきろう。
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6. 苦手な牛乳を克服?牛乳の美味しい飲み方
ひと手間加えるだけで、牛乳嫌いな子どもが牛乳を好きになるかもしれない飲み方がある。おすすめは、牛乳にジャムをちょい足しする方法だ。牛乳がほんのり甘く、すっきりした味わいになる。代わりにはちみつやしょうがを加えてみるのも手だ。ほかには、ココアを牛乳に溶かし飲む方法が子どもウケする。牛乳と割って飲むことを前提に作られているので、相性はバッチリである。
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7. 家族に嬉しい牛乳のちょい足し効果
牛乳をちょい足しすることで、減塩以外にもさまざまな効果がある。コクを演出したり、逆に重たい味を軽くできたりもする。サバの味噌煮を例とする。味噌の量を半分に減らし、牛乳を加える。牛乳には臭みを消す効果もあるため、牛乳臭くなく、濃厚な味噌味に仕上がるのだ。魚が苦手な子どもにも、塩分を気にする大人にも嬉しい牛乳の効果だ。
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8. ダイエット効果を高めるために牛乳の飲み方に工夫を!
牛乳の飲み方を工夫することにより、ダイエットの効果を高めることが期待できる。おすすめは牛乳を飲む際に、よく噛むように飲むことだ。牛乳を噛むようにして飲むことで、満腹中枢が刺激され、満足感を得ることができる。さらに、牛乳を飲むタイミングにも注目してみよう。食事前に飲むと血糖値の上昇を抑えることができる。運動後には、たんぱく質の補給のために取り入れ、寝る前にホットミルクを飲むとリラックス効果が期待できるため、覚えておくとよいだろう。
結論
牛乳について知らなかったことも多くあったのではないだろうか?牛乳は安価で手軽に手に入る栄養満点の飲み物だ。嬉しい効果に期待しつつ、保存方法や飲み方などに注意して、毎日の食生活にうまく取り入れてみてほしい。