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【とりめし】とはどんな料理?必須の食材と作り方を紹介!

【とりめし】とはどんな料理?必須の食材と作り方を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年7月 3日

白いごはんは日本全国で食べられているが、ごはんに具材を入れて味付けをした炊き込みごはんや混ぜごはんは地域色が強く出る。ここで紹介する「とりめし」はその名の通り鶏肉とごはんで作られる料理なのだが、その魅力や食べられている地域、さらには気になる作り方をお伝えする。

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1. とりめしとは?

炊き込みごはんにはさまざまな具材が入れられるが、鶏肉は定番食材といってよいほど入っていることが多い。鶏肉のさっぱりとした旨みとごはんの相性がよいというのが大きな理由だろう。大分県の郷土料理であるとりめしも、鶏肉を使った炊き込みごはんである。大分県全体で食べられているとりめしのうち、大分市吉野区のとりめしは「吉野とりめし」と呼ばれるほど有名で、大分県のとりめしといえば吉野とりめしを指す場合もある。現在は鶏肉といえばニワトリの肉を購入して使うのが一般的だが、古くはキジなどの野鳥を狩って食べるのが一般的だった。そのため、とりめしの表記はさまざまで「鶏めし」と書かれていることもあれば、平仮名でとりめしと書かれていることもありさまざまだ。

2. とりめしの材料と栄養

とりめしには鶏肉と米は欠かせない。だが、この2つだけでは大分県のとりめしは完成しない。もう1つ欠かせないのがゴボウだ。つまり鶏肉と米、ゴボウの3つが揃って初めて大分県の郷土料理であるとりめしが作れるのだ。

気になるとりめしの栄養だが、一品でエネルギー源となるごはん、たんぱく質源となる鶏肉、食物繊維が豊富に含まれたゴボウを一度に食べることができる。野菜をゴボウしか入れない場合はビタミンとミネラルが不足してしまうが、人参などほかの食材を入れることで補うことはできる。ちなみに鶏肉は使用する部位によって栄養素量が異なる。とりめしにはもも肉が使われることが多い。同じもも肉でも皮の有無によってカロリーが変わるため、カロリーを抑えたい場合は皮をとってから調理するとよい。

3. とりめしはいつ食べられるの?

現在では鶏肉はスーパーで気軽に購入できる食材であるため、時期を問わずにとりめしを食べることができたが、昔は鳥を狩らなければ鶏肉を得ることができなかった。そのため、とりめしは祭りなどの行事でふるまわれたり、親戚一同が集まるハレの日のご馳走として用意されたりするのが一般的だった。そもそもとりめしは猟師が来客にふるまうために作り始めたのが起源とされており、祝い事で食べる料理として定着するのは当然だったのだろう。いまでは、祝い事のときにとりめしを食べることは減ってきている。しかし、より簡単にとりめしが作れる「とりめしの素」が売られるなど気楽に楽しめる郷土料理として定着しつつある。

4. とりめしの作り方

とりめしは家庭によって食材や味付けが少しずつ異なる。ここでは一般的なとりめしの作り方を紹介する。使用する食材はシンプルに米と鶏肉、ごぼうの3つだ。まず米は何も入れずにそのまま炊く。米を炊いている間に具材の準備をする。ゴボウはよく洗ったあと、細かいささがきにして水につけてアク抜きする。鶏肉は小さめに切って油で炒める。鶏肉の表面が白くなるまでしっかりと炒めたら、水を切ったゴボウを加えてよく炒める。ゴボウがしんなりするほど火が通ったら砂糖と酒、醤油を使い甘辛く仕上げる。汁気がなくなるまでしっかりと煮詰めると具材に味がしみ込む。ごはんと具材の準備ができたら混ぜるのだが、すぐに混ぜ合わせてはいけない。ごはんに具材をすべてのせたら、そのまま15分ほど置いて蒸らしてから混ぜ合わせると、とりめしをより美味しく作ることができる。

5. とりめしの食べ方

白いごはんがとりめしになっただけで食卓全体が少し豪華になる。そのため普段の食卓に出すのもよいが、少し贅沢な食卓にしたいときにおすすめだ。ごはんに味がしっかりとついているため、おかずをシンプルに済ませたいときに出すのもよいだろう。また、とりめしでとくにおすすめしたい食べ方がおにぎりだ。白いごはんでおにぎりを作ろうと思うと中に具を入れたり海苔を巻いたりと少し手間がかかるのだが、とりめしをあらかじめ作っておけば握るだけで済む。また、冷めても鶏肉の旨みやゴボウの香りを感じることができるため弁当にも最適だ。昔のように祝い事のときにふるまうのはもちろん、普段の食卓にも出せるとりめしは重宝する郷土料理だ。
(写真出展)
農林水産省 うちの郷土料理 鶏めし
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/torimeshi_oita.html

結論

大分県で食べられているとりめしは米と鶏肉、ゴボウとシンプルな食材で作られているものの、食材の味をしっかりと楽しめる郷土料理だ。もともとは祝い事のときに食べられる料理だったが、現在は家で作る機会が減っている。とりめしの素の活用など簡単に作る方法もあるためぜひ一度は作ってみてほしい。
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