マシュマロはオーブンでアレンジの幅が広がる！応用レシピを紹介！

何も加えず、マシュマロとオーブンだけでできあがるのが焼きマシュマロである。調理することで、マシュマロの甘さがより引き立つ焼きマシュマロ。それだけ食べても美味しいうえ、焼きマシュマロは応用がきくのがうれしいところだ。その例もいくつか紹介する。

焼きマシュマロは通常、キャンプファイヤーの目玉で登場することが多く、直火を使って作るのが王道である。とはいえ、日常生活の中で火を起こすことはまれであるから、焼きマシュマロもなかなか口にできない。そこで、オーブンの登場となる。
焼きマシュマロをオーブンで作るのは、ごくごく簡単である。天板にクッキングシートを敷き、マシュマロをくっつかないように並べる。150℃に設定し20分ほど調理すれば、外側カリカリ中はとろとろの美味しい焼きマシュマロができあがるのである。

焼きマシュマロは、そのまま食べても美味しいおやつとなる。しかし、いろいろな食べ方があることを知っておけば、子どもたちも喜ぶことまちがいない。
たとえば、冬ならばホットミルクやココアにこの焼きマシュマロを浮かべれば、視覚的にもかわいらしいおやつである。また、シンプルなマシュマロを使った場合は、チョコレートを使ったフォンデュにすれば、子どもたちの友人が遊びに来ても話題性のあるおやつとなる。最近話題のスモアも、バナナやチョコクリームとともに焼きマシュマロをクッキーで挟めば、気軽に楽しむことができる。

卵白と砂糖が主体のマシュマロから、クッキーを作ることができるのは当然のことかもしれない。マシュマロにもさまざまなテイストがあるから、クッキーになったときにその味わいがどう変化するかを比較するのも楽しいものだ。メレンゲ感を活かした、その作り方をみてみよう。

焼きマシュマロと同様、クッキーもオーブンに入れて焼くだけというのが基本である。
シンブルに何もトッピングしない場合は、マシュマロを天板にのせて170℃で15分。少しふんわりとした焼き具合が好みの人は、120℃の低温で45分ほど焼けばできあがる。
また、クルミなどのナッツをトッピングする場合には、15分ほどマシュマロを焼いたあとにトッピングしてもう一度焼けば問題ない。紅茶やコーヒーを飲むときのちょっとしたおやつには、うってつけではないだろうか。

オーブンで焼くマシュマロのクッキーにもうひと手間加えると、チーゲルのような薄焼きのクッキーを作ることができる。この場合は、マシュマロと生クリームを温めながら混ぜ、アーモンドプードルも加えて生地を作る。クッキングシートを敷いた天板に薄く生地を広げて、130℃で50分焼く。こうすると、市販品も顔負けの洗練されたお菓子ができあがるのである。そのままお茶うけにしてもよいし、アイスクリームやデザートのトッピングにしてもおしゃれである。

普段何気なく食べているマシュマロも、オーブンを使用することでかなり趣を異にするおやつとして楽しむことができる。人気の焼きマシュマロだけではなく、クッキーやピザなど女性や子どもも喜ぶ要素たっぷりである。ホームパーティーなどでも活躍するオーブンを使ったマシュマロのお菓子、ぜひ一度試してみてほしい。