1. お取り寄せとは

お取り寄せは、自宅に居ながらにして取り寄せられる商品を総称する言葉である。この言葉が巷で使われるようになったころは食べ物が一般的だったが、いまではさまざまなジャンルのお取り寄せができる。そもそも取り寄せるとは、別の場所にあるものをこちら側に寄せるという意味である。具体的には、工場や産地から取り寄せるなどという使い方がされていた。これに「お」という接頭辞をつけることで、より特別なものという意味合いで使われるようになった。
お取り寄せの醍醐味
お取り寄せは、特別感のあるものとして使われることが多かった。これは一概に値段が高いという意味ではなく、産地直送、希少品など、付加価値があるものという意味合いが強い。ただ、この度のコロナ禍で自粛生活が余儀なくされると、その存在価値には暮らしを助けるという側面も含まれるようになった。ある意味、お取り寄せを頼むハードルが下がったともいえるかもしれない。とくに家庭料理と相性のよいお取り寄せを選ぶことができれば、料理が楽になる、時短になるなど、メリットが多いのだ。
2. 家庭料理と相性のよいお取り寄せ

調味料
多種多様にあるお取り寄せのなかでも家庭料理と相性がよいのが、調味料。調味料なんてスーパーに売っているもので充分という人にこそ、ぜひお取り寄せをして味の違いを楽しんでもらいたい。こだわりのあるものや無添加、懐かしい気分になれる地元の調味料を選ぶのが吉。なかでもおすすめは、出汁パックなどの出汁モノ。普段の暮らしの中で、料理のたび、出汁を引くのはなかなか大変なもの。安全な材料かつ、簡単に出汁が楽しめるアイテムは、必ずや毎日の食に活躍してくれるはず。
新鮮素材
産地直送の新鮮素材は、ぜひお取り寄せリストに加えて欲しいアイテム。旬の素材がおすすめで野菜、海鮮などが人気だ。特売品の名産牛などもよいだろう。新鮮素材は箱買いなど、大量のイメージが強いが、小さめサイズを用意しているところもある。また一度に大箱で買って、仲間内で分け合うなどの工夫をすれば、経費が抑えられる場合も。
加工品
加工品なら家庭料理のランクアップに貢献してくれる。なかでもシンプルに調理されたものがよい。国産牛のハンバーグや餃子、小籠包、ソーセージなどもおすすめ。簡単調理でおかずになるものがあると、忙しい毎日を助けてくれる救世主としても活躍してくれる。
3. 家庭料理と相性のよいお取り寄せの使い方

価格選び
普段遣いにするのなら、リーズナブルなお取り寄せをセレクトするのが正解。とはいっても、普通にスーパーで買うよりも安く、コスパがいいものも多くあるので、いろいろと探してみるとよい。送料無料になるセットなども数多く存在する。コロナ禍で宅飲み、オンライン飲みが増えたなんて人は、それまで外食に使っていたお金をお取り寄せにシフトして、少しリッチなものを頼んでみるのもよいだろう。
上手なお取り寄せ
お取り寄せしたものの冷蔵庫や冷凍庫に空きがなく、入れられない。なんてことになっては、本末転倒。しっかりと収納できる場所を確保したうえで、注文するのが正解だ。手に取れない分、賞味期限や原産国、原材料などもしっかりとチェックしたい。海外のオーガニック食材を扱う店、国内のこだわり食材を扱う店など、食のコンセプトショップもネットには数多く存在する。自分のスタイルに合うようなショップや百貨店を探すのもよいだろう。
結論
今回は、家庭料理に合うおすすめのお取り寄せ食材や調味料を紹介した。お取り寄せは、コロナ禍を経てより身近なものになった。家庭料理と相性のよいものも非常に多いので、上手に使いながら、これからの新しい暮らしに役立てたい。
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