1. オレガノパウダーの特徴

オレガノパウダーとは、ハーブの一種であるオレガノをパウダー状にしたもので、肉や魚のにおい消しに使ったり、料理にコクを出せたりすることからさまざまな料理に使われることが多い。オレガノはもともと乾燥させることで、香りが強くなるのでフレッシュの状態よりも乾燥させたパウダー状で使われることが多い。オレガノパウダーは料理の上からパパっとふりかけるだけで、風味を出したり素材の旨みを引き出したりしてくれるので、イタリア料理やメキシコ料理など各国の料理で活用されているのだ。スーパーなどでもオレガノパウダーは瓶などに入って販売しているので、自宅の調味料コーナーにひとつ置いておくのも便利かもしれない。
2. オレガノパウダーを使った世界の料理

■チキンタコライス
オレガノパウダーで味付けしたチキンを使ったアレンジタコライスで、本格的な味わいのタコライスを作ることができる。トマトや玉ねぎ、パクチー、レモン、塩こしょう、オレガノパウダーを混ぜてタコライスには欠かせないサルサソースを作っておく。また、クミンパウダーやパプリカパウダー、チリパウダー、オニオンパウダーなどの調味料を合わせて鶏もも肉にすり込んでおく。油をひいたフライパンで鶏肉を両面焼き、少量のビールを加えて蒸し焼きにする。ごはんを盛った皿に鶏肉をのせ、サルサソースとスライスしたアボカドを盛り付ければ完成だ。さまざまなスパイスを使用するが、オレガノパウダーはほかのスパイスと合わせることで、より料理を美味しく引き立ててくれるので、ピッタリの料理だ。
■ケイジャンチキン
アメリカのルイジアナ州の郷土料理でもあるケイジャンチキンにもオレガノパウダーは欠かせない。鶏もも肉を開いてニンニクや黒胡椒、ハーブソルトをすり込む。袋に鶏肉を入れてチリパウダー、パプリカパウダー、クミンパウダー、オールスパイス、オレガノパウダーを入れてよく味をなじませる。スキレットに鶏もも肉を入れて上からオリーブオイルをまぶしたら、好みでじゃがいもなど一緒に味わいたい付け合わせの野菜を肉の周りにおき、200℃のオーブンで30~40分ほど焼いたら完成だ。さまざまなスパイスで下味をつけておくことで、ビールなどにピッタリなスパイシーケイジャンチキンが完成する。
3. オレガノパウダーをサラダにふりかけてみよう

■キャベツと生ハムのハーブサラダ
サラダのドレッシングにオレガノパウダーを加えるだけでも、風味のよいサラダに変身させてくれる。一口大にカットして電子レンジで加熱したキャベツと半分にカットしたミニトマトの上に生ハムをのせて、酢、オリーブオイル、乾燥バジル、オレガノパウダー、塩を混ぜたドレッシングをかけて完成だ。生ハムの塩気とオレガノパウダーのスパイシーな風味が合わさって、手軽に美味しいサラダになる。
■豆腐トマトサラダ
豆腐とトマトを使ったつまみにもピッタリなサラダにオレガノオイルをひとふりするだけで、いつもの豆腐トマトサラダとはまたひと味違った味わいになる。豆腐とトマトを同じ厚さになるようにカットして、交互に並べたら、塩昆布と万能ねぎをのせ、その上からオレガノパウダーと酢、オリーブオイルをかけたら完成だ。シンプルなサラダだが、オレガノパウダーを加えることで食欲をそそるさっぱりサラダになるだろう。
結論
オレガノパウダーを使えば、自宅で本格的な世界の料理を再現できるうえに、シンプルなサラダにふりかけるだけでもサラダをワンランク上の本格的な味わいにしてくれる魔法のスパイスだ。自宅にオレガノパウダーを置いておくだけで、料理の幅が広がるのではないだろうか。
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