1. 冬に楽しむ温かいうどんとツナの料理
温かいうどんというのは、身体の芯から温めてくれるだけでなく、心までほっこりさせてくれる。出汁のきいた汁で食べる定番のうどんはしかし、子どもや男性には少しばかりもの足りないことがある。そこで、ツナを加えてボリューミーに食べる方法を探してみよう。
●ツナを使ったあんかけうどん
ツナは醤油などの和風の味付けに向くため、通常のうどんを少しアレンジするだけで満足度が高い一品となる。ツナうどんを作るためには、出汁のきいた汁には片栗粉でとろみをつけるとより身体が温まる。溶き卵やしいたけ、そしてツナを具として加え、おろししょうがなども入れれば、真冬に適した食事となる。冷凍庫に冷凍うどんを常備しておけば、困ったときには大活躍するメニューである。また、冷凍うどんは通常のタイプよりも伸びにくいというメリットもあるのだ。
●ツナを使った焼うどん
うどんをいつもとは異なった食感で味わいたいときには、焼うどんがおすすめである。この焼うどんにも、ツナはよく合う。ほかに具材として加えるならば、キャベツやニンジン、たまねぎ、キノコ類など、冷蔵庫にある野菜ならば大抵のものは使用できる。うどんは茹でておき、これらの野菜とツナをフライパンで炒める。火が通ったところにうどんを投入し、塩コショウや醤油でシンプルに味付けすれば、栄養的にもバランスの取れた一品ができあがるのである。
2. 夏に楽しむ冷やっこいうどんとツナの料理
夏の冷たい麺料理の中でも、うどんは見ためも涼やかなレシピで楽しむことができる。食欲が落ちる盛夏の昼食、夏の食材とともにうどんとツナの料理を楽しんでみてはどうであろうか。
●トマトも加えて見ためも美しく
夏野菜の代表ともいえるトマトは、冷たいツナうどんの料理でも大活躍をしてくれる。まずは、ぶっかけ風のレシピをみてみよう。ミニトマト、ツナのほかに、子どもがいる場合はコーンを入れてもよいし、大人で楽しむときは大根おろしや大葉、ミョウガでアクセントをきかせてもよい。茹でたうどんを水でよく洗い、ツナをはじめとする具材を好きなようにのせてめんつゆをかけるだけでできあがる。暑い夏、調理も億劫なときにはおあつらえむきのメニューといえるだろう。
●アレンジさまざま、サラダ風
サラダ風に楽しむのには、野菜をたっぷり加えてたれにもこだわるとよいかもしれない。トマトに加えて、レタスやキュウリなど、生で食べられる野菜を盛ってみる。味付けは、オリーブオイルやレモンを使用して洋風にしてもよいし、ラー油や練りごまを加えて中華風にしても食べやすい。
ツナの油分がほどよく食欲を刺激してくれるうえ、野菜もたっぷり摂取できるサラダ風のツナうどんは、夏の定番となることまちがいない。
ツナの油分がほどよく食欲を刺激してくれるうえ、野菜もたっぷり摂取できるサラダ風のツナうどんは、夏の定番となることまちがいない。
3. パスタ風に楽しむうどんとツナの料理
うどんをパスタに見立てれば、洋風でも楽しむことができる。こんな時にも、ツナは力強い味方である。トマトソースとツナを混ぜてラグー風のソースにしても美味しいし、トマトの酸味が苦手な人はニンニクとツナだけで味付けしたシンプルなパスタも美味である。庭にイタリアンパセリがある人は、これらのパスタに加えるとよいアクセントになる。夏ならば、よく冷やした白ワインと食べて美味しいイタ飯である。
パスタ風にしたうどんが残ってしまった場合には、うどんを細かく切って翌日に卵でとじても美味しい。ほどよい焦げ目、ツナの味のしみたうどんは、残り物で作ったとは思えないほどやみつきになる美味なのである。
パスタ風にしたうどんが残ってしまった場合には、うどんを細かく切って翌日に卵でとじても美味しい。ほどよい焦げ目、ツナの味のしみたうどんは、残り物で作ったとは思えないほどやみつきになる美味なのである。
結論
美味しくかつ安価にできあがるツナとうどんの組み合わせは、まさに庶民の味方といってもよいだろう。1年中さまざまなレシピで楽しめるところも魅力であるし、子どもたちも好き嫌いなく食べることができる料理となる。季節に合わせて、冷蔵庫や食品庫にある食材を駆使して、オリジナリティーあふれる一品を作ってみてほしい。
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