1. マシュマロクッキーとは

マシュマロクッキーというお菓子を知らない人は、マシュマロの入ったクッキーを想像するのではないだろうか。しかし、マシュマロクッキーは、クッキーそのものがマシュマロでできているのである。
マシュマロで作るクッキー
キャンプ料理などでマシュマロを直火で焼いてとろとろにする食べ方が知られているが、マシュマロクッキーはマシュマロをオーブンで焼くことでクッキーにするのである。最大の特徴は、クッキー生地にマシュマロを加えて作るのではなく、マシュマロがクッキー生地となっている点だ。
マシュマロを焼くことでクッキーのような食感に
マシュマロを焼いても溶けるだけでは?と思う人もいるだろう。確かにオーブンで焼いた直後は柔らかいのだが、冷めるとクッキーのような食感になるのである。小麦粉やバターが使われていないため、一般のクッキーとは食感や風味が異なり、マシュマロクッキーという名にふさわしいサクッとした軽い口あたりを楽しめる。
焼きメレンゲのような味
マシュマロの原材料は砂糖、水飴、コーンスターチ、ゼラチン、卵白など。マシュマロがふわふわなのは、卵白を泡立ててメレンゲ状にして作るからだ。洋菓子店などでメレンゲをオーブンで焼いたお菓子が販売されていることがあるが、マシュマロクッキーの味はそれに近い。ただし口あたりはメレンゲほど軽くはなく、口の中に残る感じもある。
2. 簡単にできる!マシュマロクッキーの作り方

マシュマロさえあれば、いつでも簡単に作ることができるのがマシュマロクッキーの魅力。自宅でも気軽に作ってみよう。
材料
マシュマロ、好みのトッピング(ナッツ、チョコレート、ドライフルーツなど)
作り方
- 天板にオーブンシートを敷き、マシュマロを並べる。
- 120℃のオーブンで15分ほど焼く。
- 120℃のオーブンで15分ほど焼く。
- さらに45分ほど焼く。冷めたら完成。
ポイント
- マシュマロは焼くと形が崩れて広がるため、並べる際には間隔を空けてくっつかないようにする。
- 設定温度を150℃にすれば最初は5分、最後は15分ほどと時間で焼ける。ただし焦げやすくなるというリスクがあるため、こまめに様子を見ながら必要に応じて温度調整しよう。焦げそうな場合はアルミホイルを被せて焼くとよい。
- マシュマロ自体がかなり甘いため、甘さを抑えたい場合はトッピングにナッツなど甘みのないものを選ぼう。
3. アレンジしたマシュマロクッキーの作り方

マシュマロに好みのトッピングをのせて焼くのが基本のマシュマロクッキーだが、さまざまなアレンジを楽しむこともできる。おすすめのものをいくつか紹介しよう。
アメリカンクッキー風
マーブルチョコやチョコチップ、ナッツなどをたくさん埋め込んでカラフルなアメリカンクッキー風にアレンジ。プレゼントやパーティーにも活躍する。
チョコでコーティング、チョコをサンド
焼いたマシュマロクッキーに溶かしたチョコをつける。完全にコーティングしてもよいが、半分だけすると見ためもおしゃれでおすすめだ。また、チョコガナッシュを二枚のマシュマロクッキーで挟んでも美味しい。
マシュマロ姿クッキー
マシュマロの形が崩れないように、俵型のままになるよう焼く。トッピングがないためマシュマロだけの美味しさをダイレクトに味わえる。焼成時間が一般的なものよりも長い。
顔クッキー
ナッツなどを鼻に見立てて焼き、冷めてからチョコペンで目や口を描けば子どもが喜ぶ顔クッキーに。
結論
クッキーを作ろうとすると粉を計ってバターを室温に戻して...と手間がかかるが、マシュマロクッキーならあっという間にできてしまう。子どもと作る簡単なおやつにもおすすめだ。マシュマロが余ったときの食べ方としても、ぜひ覚えておきたい。
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