1. 基本のマシュマロの作り方
マシュマロのふわっとした食感は、卵白を泡立てて作るメレンゲによるものだ。メレンゲを作る工程さえしっかり行えばあとの作業はとても簡単、材料もシンプルである。さっそく、基本のマシュマロの作り方を見ていこう。
材料
砂糖、卵白、粉ゼラチン、バニラエッセンス、コーンスターチ、水
下準備
- 小鍋に入れた水に粉ゼラチンをふり入れ、ふやかしておく。
- バットなど広さのある容器を用意し、深さ1cmほどまでコーンスターチを入れて、卵の殻やスプーンなどでくぼみを数ヶ所作る。このくぼみにマシュマロを入れて固める。
- 砂糖は2:1に分けておく(それぞれ砂糖A、砂糖Bとする)。
作り方
小鍋を火にかけ、ゼラチンを溶かす。溶けたら砂糖Aを2回に分けて加え、よく混ぜる。ボウルに卵白を入れ泡立てる。途中で砂糖Bを加え、ツノが立つまでしっかり泡立て、メレンゲを作る。メレンゲに溶けたゼラチンを少しずつ加えながら泡立てる。バニラエッセンスを加え、混ぜ合わせる。これでマシュマロの生地の完成だ。
バットに作ったコーンスターチのくぼみに、マシュマロの生地を入れる。スプーンですくって落とすとうまくいく。入れ終わったら冷蔵庫で5分程度冷やす。マシュマロが固まったらコーンスターチを全体にまぶし、はたいて落とせば完成である。
バットに作ったコーンスターチのくぼみに、マシュマロの生地を入れる。スプーンですくって落とすとうまくいく。入れ終わったら冷蔵庫で5分程度冷やす。マシュマロが固まったらコーンスターチを全体にまぶし、はたいて落とせば完成である。
2. 卵白なし、生マシュマロ「ギモーヴ」の作り方
マシュマロと似たようなお菓子に、「ギモーヴ」というものがある。これもマシュマロの一種だが、大きな違いは卵白を使用せずに作るという点だ。そのため、ギモーヴなら卵アレルギーの人でも食べることができる。また、果物のピューレなどで風味づけられているものが多い。こちらのギモーヴも、自宅で手作りすることができる。
材料
グラニュー糖、フルーツピューレ(またはジャム)、粉ゼラチン、水あめ、レモン汁、湯
下準備
- 湯を入れた小さなボウルに粉ゼラチンをふり入れ、ふやかしておく。
- クッキングシートを敷いたバットにコーンスターチをふり入れる。マシュマロのときよりも少なくてOK。
作り方
小鍋にグラニュー糖とフルーツピューレを入れて中火にかける。ヘラで混ぜながら加熱し、軽く沸騰してきたら火を止める。大きめのボウルに移し、水あめとレモン汁、ふやかしたゼラチンを入れる。ハンドミキサーで全体を混ぜ合わせ、もったりするまで泡立てたらギモーヴ生地の完成だ。
コーンスターチを敷いたバットに生地を流し入れ、冷蔵庫で2時間程度冷やし固める。ギモーヴが固まったらバットから取り出し、全体にコーンスターチをまぶして切り分ければ完成だ。
コーンスターチを敷いたバットに生地を流し入れ、冷蔵庫で2時間程度冷やし固める。ギモーヴが固まったらバットから取り出し、全体にコーンスターチをまぶして切り分ければ完成だ。
ギモーヴはマシュマロのようにメレンゲを作る必要がないが、生地を泡立てて作るなど作業はあまり変わらない。冷蔵庫で冷やし固める時間がマシュマロに比べて長いため、時間に余裕のあるときに作るとよいだろう。
3. マシュマロをアレンジ!簡単なスイーツの作り方
手作りしたマシュマロは、市販のものとはまた違った素朴な美味しさを楽しめるはずだ。大量に作った場合はアレンジするのもおすすめ。ココアなどホットドリンクに入れて飲んでもよいだろう。マシュマロをベースにした簡単なスイーツの作り方を紹介する。
チョコマシュマロ
マシュマロを溶かしたチョコでコーティングするだけ。
マシュマロクッキー
マシュマロをオーブンで焼くだけ。カリッとした食感に。
マシュマロ牛乳プリン
マシュマロを牛乳に入れて電子レンジで加熱して溶かし、冷やし固めるだけ。
結論
マシュマロは買って食べるという人が多いかもしれないが、じつは簡単に作れてアレンジもしやすいお菓子なのだ。また、ギモーヴの作り方もおさえておけばさまざまなマシュマロを作って楽しむことができる。生地をスプーンで落とす作業などは簡単で面白いため、子どもと一緒に作ってみてはいかがだろう。
この記事もcheck!