1. マシュマロコーヒーはホット?アイス?
マシュマロコーヒーはホットコーヒーで作るイメージが強く、アイスコーヒーにマシュマロを浮かべているのを見たことはないだろう。マシュマロコーヒーの魅力のひとつが、黒いコーヒーの上に白いマシュマロを浮かべたかわいらしい見ためである。この見ためを求めるだけであればホットコーヒーでもアイスコーヒーでも構わないのだが、コーヒーとマシュマロを一緒に味わうならホットコーヒーがおすすめだ。
ふわふわとしているマシュマロはゼラチンで固めて作られており、熱を加えるとゼラチンが溶けてマシュマロも溶ける。それほど高い温度でなくても溶けるため、ホットコーヒーに浮かべておけば次第に溶け、コーヒーと混ざり合うようになる。マシュマロは甘く砂糖の代わりになる。そのため、マシュマロがあまり溶けていないときはコーヒーの苦さが際立ち、溶けるにつれて甘くなっていくという、色のコントラストとともに味わいの変化も楽しめる。このような楽しみ方ができるのはホットコーヒーならではだ。
2. マシュマロは焼くべきか?
ホットコーヒーにマシュマロを浮かべて溶けていく過程を楽しむのがマシュマロコーヒーの醍醐味だが、そもそもマシュマロはそのまま浮かべるのか、それとも表面を焼くべきかで悩んだことはないだろうか。ここでいう焼いたマシュマロとは表面を炙った程度のマシュマロを指す。結果からいうとマシュマロは焼いても焼かなくてもどちらでも構わない。しかし、焼いたマシュマロと焼いていないマシュマロでは風味が異なる。少し色がつくくらいに表面を炙ったマシュマロは甘みに香ばしさが加わる。つまり、コーヒーの香りとともに香ばしい香りも一緒に楽しめるようになるのだ。また、見ためもコーヒーの黒色とマシュマロの白色、こんがりと焼けた部分のこげ茶色の3色になるためマシュマロをそのままのせたときよりも高級感が出てくる。
ちなみに、オーブントースターを使うとマシュマロを簡単に焼くことができる。オーブントースターに間隔をあけてマシュマロを並べて1~2分加熱するだけで表面が美味しそうにこんがりと焼けた焼きマシュマロが完成する。加熱時間を調整すれば好きな焦げ色にできる。
3. 美味しいマシュマロコーヒーの作り方
マシュマロコーヒーで使うコーヒーの種類に決まりはない。簡単に飲めるインスタントでもよいし、風味が堪能できるよう豆から挽いたコーヒーを淹れてもよい。マシュマロはそのままの大きさでも構わないが、より早く溶けてほしい場合は小さくカットしてもよいだろう。また、マシュマロの甘みだけではコーヒーの苦さで飲めないという人はあらかじめ砂糖やミルクを入れておくとよいだろう。
マシュマロコーヒーを美味しく作るうえでもっとも重要なのが熱いお湯を使うという点だ。ぬるいお湯で作ってしまうとマシュマロがなかなか溶けずに残ってしまう可能性があるからだ。普段はぬるいお湯でホットコーヒーを作るという人も、マシュマロコーヒーを作る場合は熱いお湯を用意するのをおすすめする。また、せっかくの熱いお湯が注いだときに冷めてしまうのを防ぐために、カップをあらかじめ温めておくといった工夫もすると美味しいマシュマロコーヒーを堪能できる。熱々のコーヒーにマシュマロを浮かべればマシュマロコーヒーの完成だ。ちなみにもう少しワンランクアップしたマシュマロコーヒーを楽しみたい場合はチョコソースやキャラメルソースをオシャレにかけてみよう。見ためが変わるとともに、マシュマロコーヒーをスイーツのように楽しむことができる。
結論
マシュマロコーヒーはホットコーヒーで楽しむのがよい。マシュマロに関してはそのまま楽しんでもよいし、表面をこんがりと焼いても構わない。コーヒーとマシュマロの色のコントラストを楽しむとともに、変化する味わいも一緒に楽しめる。マシュマロコーヒーを楽しむときはぜひ熱々のお湯を用意してマシュマロが溶ける様子も楽しもう。
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