【マシュマロサンド】は何でサンドする？作り方やトッピングを紹介！

マシュマロサンドに似たスイーツに「スモア」というスイーツがある。スモアはアメリカやカナダで食べられているマシュマロを使ったスイーツで、グラハムクラッカーでマシュマロとチョコをサンドしている。こう聞くとマシュマロサンドとスモアは同じスイーツなのではないかと思うかもしれないが、少し違う。スモアの場合、マシュマロをサンドする食品はグラハムクラッカーと決まっている。ただし日本では、グラハムクラッカーがない場合は普通のクラッカーを代用することもある。とにかくクラッカーでマシュマロをサンドしたスイーツをスモアだと思ってよい。

一方、マシュマロサンドではクッキーやビスケットを使ってマシュマロをサンドする。つまり、クラッカー以外の食品を使ってサンドしたものをマシュマロサンドと呼ぶわけだ。使うクッキーやビスケットにとくに決まりはないため、好みで構わない。マシュマロをサンドすると考えるとプレーン味のクッキーやビスケットを選んでしまうかもしれないが、チョコチップクッキーなどトッピングが入ったものを使うとまた違った美味しさを楽しめる。また、一口にクッキーやビスケットといっても厚さや硬さはさまざまだ。マシュマロの食感と相性のよいものを探すのも面白いだろう。

マシュマロサンドを作るために必要な材料はクッキーまたはビスケット、そしてマシュマロのみと非常にシンプルだ。しかし、マシュマロサンドはただマシュマロをクッキーやビスケットでサンドすれば完成というわけではない。マシュマロの多くは円柱型をしているため、そのままサンドしてしまうと安定感が悪く食べている最中にマシュマロが飛び出してしまう可能性がある。そこで、マシュマロサンドを美味しくかつ食べやすくするためのポイントを教えよう。

上手にマシュマロをサンドするにはマシュマロを柔らかくすればよいのだ。そのためにマシュマロをオーブントースターなどで軽く焼く。あくまで柔らかくするだけであるため、焼き色をつけるまで焼く必要はない。また、マシュマロを直接アルミホイルなどの上に置いて焼いてしまうと取りにくくなってしまうため、必ずクッキーまたはビスケットの上にマシュマロをのせて一緒に焼くようにしよう。マシュマロが柔らかくなったら軽く潰す感覚でもう1枚のクッキーまたはビスケットでサンドする。できたてのマシュマロサンドはほんのりと温かく、寒い時期のスイーツとしても最適だ。ちなみに、マシュマロはこんがりと焼く必要はないが、そちらが好みならしっかりと焼いてサンドしても構わない。長時間焼く場合、クッキーまたはビスケットが焦げる可能性があるため、耐熱容器に移し替えるなどの工夫が必要だ。

マシュマロとクッキーまたはビスケットの味わいだけでも十分に美味しいマシュマロサンドだが、アクセントとしてトッピングを入れるのもおすすめだ。ここではおすすめのトッピングをいくつか紹介する。まず紹介するトッピングは、定番ともいえるチョコレートだ。板チョコをクッキーまたはビスケットくらいの大きさに砕いて一緒にサンドすることもできるし、チョコチップをそのままマシュマロにトッピングすることもできる。もしチョコ好きならばチョコをトッピングし、かつチョコチップクッキーでサンドしたチョコたっぷりのマシュマロサンドにしてみてはどうだろうか。

次に紹介するのがナッツやドライフルーツのトッピングだ。小粒のものを選べばナッツとドライフルーツの両方をトッピングできる。ちなみにナッツやドライフルーツをそのままトッピングするとうまくサンドできないので、温めたマシュマロが柔らかいうちに押し込むようにしてトッピングするとよい。食感と味に変化が出て、一口ごとに楽しめる。ドライフルーツを用意できない場合はジャムやソースを使ってもよいだろう。そのままかけるだけでよいという手軽さも嬉しい。ただしジャムやソースは食べている最中に垂れてくる可能性があるため、かけすぎないように注意しよう。

クッキーやビスケットでマシュマロをサンドして作るマシュマロサンド。美味しくかつきれいに作るポイントはマシュマロをオーブントースターなどで温めて柔らかくし、しっかりとサンドすることだ。チョコやナッツ、ドライフルーツなど思い思いのトッピングをして特製のマシュマロサンドを作ってみよう。