1. エビフライの献立に合う副菜

エビフライは洋食だが、家庭料理として献立のメイン料理にする場合は、洋風に限らず和風の副菜を合わせてもよいだろう。副菜を1~2品組み合わせるとよいだろう。
■副菜を決めるポイント
副菜はなんでもよいというわけではない。エビフライのみでは栄養バランスが偏るため、バランスが整うように副菜を決めるとよい。また調理法、味付け、彩りなどのバランスも意識することが大切だ。
・簡単でシンプルな調理法の副菜
エビフライを作るには、下処理や衣の準備、揚げるといった手間のかかる作業をこなさなければならない。そのため、凝った副菜を作ろうとすると一気にハードルが高くなる。副菜は、切るだけ、または切って和えたり炒めたりするだけでできる簡単なものをおすすめする。
・さっぱりとした野菜中心の副菜
メイン料理が揚げ物のため、副菜は油をできるだけ使わないさっぱりとした野菜中心のものを選びたい。洋風ならサラダやマリネ、和風なら野菜炒めや浅漬けなどがおすすめだ。副菜を2品用意するなら、1品は生野菜、もう1品は加熱したものという組み合わせでもいいだろう。さまざまな野菜が食べられて栄養バランスも整う。
・彩りのよい副菜
エビフライの見ためは茶色っぽいため、彩りがきれいな副菜を選ぶと献立が映える。緑黄色野菜を使い、彩りを意識しながら組み合わせてみよう。
■おすすめの副菜例:洋風
- レタスとトマトのサラダ
- キャベツとにんじんのコールスロー
- パプリカとたまねぎのマリネ
- ブロッコリーとコーンの温野菜サラダ
- ズッキーニとエリンギのソテー
■おすすめの副菜例:和風
- ブロッコリーとトマトと海苔のサラダ
- 赤大根ときゅうりの浅漬け
- かぼちゃの煮物
- ピーマンとにんじんのきんぴら
- ほうれん草としめじのおひたし
加熱が必要なものも、電子レンジを使えば簡単かつ短時間で調理することができる。
2. エビフライの献立に合うスープ

献立にはスープも欠かせない。スープも副菜と同様に、足りない栄養や彩りを補えるものを選ぶとよいだろう。具材は、手間のかかる下処理が必要のないものを選ぶのもポイントだ。
■おすすめのスープ例:洋風
洋風のエビフライ献立には、コンソメスープやポトフ、クリームスープなどを組み合わせると、より洋食らしくなる。クリームスープは豆乳で作るとさっぱりと飲めておすすめだ。
- 野菜たっぷりコンソメスープ(たまねぎ、にんじん、キャベツ、コーンなど)
- かぶときのことベーコンのスープ
- ミネストローネ
- ブロッコリーの豆乳クリームスープ
- 冷製豆乳かぼちゃスープ
■おすすめのスープ例:和風
和風スープといえば味噌汁やすまし汁をイメージするだろう。基本の出汁は同じでも、具材と味付けを変えるだけで違った味わいになりバリエーションが広がる。
- 小松菜と豆腐の味噌汁
- わかめとたまねぎとえのきだけの味噌汁
- しじみと小ねぎの赤味噌汁
- かきたま汁
- 大根としいたけのすまし汁
3. アレンジも楽しい!ユニークなエビフライの献立

エビフライは、パン粉の代わりに砕いたコーンフレークをつけて揚げ、チリソースをかけても美味しい。このように、エビフライをアレンジすれば中華やエスニックの献立を作ることもできるのだ。エビフライをアレンジしたのなら副菜やスープも合わせてアレンジしてみよう。
■東南アジア風エビフライ献立
- 主菜...エビフライ・スイートチリソース
- 副菜1...にんじんとレモンのマリネ
- 副菜2...空心菜のガーリック炒め
- スープ...冬瓜と貝柱のスープ
結論
エビフライをおかずにした献立には、さまざまな副菜やスープを組み合わせることができる。簡単な調理で栄養や彩りを補える料理をいくつか覚えておくと、献立を決めるときに役立つだろう。ごはんに合う献立だけでなく、パンを主食にした献立やカフェごはんのようなワンプレートなど、さまざまなアレンジを工夫してみてほしい。
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