1. ペスカトーレは2タイプある!?定番レシピ

まずは定番のペスカトーレのレシピを知りたい。いろいろとアレンジをする前に、最初に覚えておきたいのが基本の作り方である。ペスカトーレは「漁師」を指すイタリア語である。そのため、ふんだんに海の幸を使っているものがほとんどだ。もともとは、漁師たちが余っている海鮮をトマトで煮込んで食べたのがきっかけだとされている。ただし、実はペスカトーレには正式には2種類ある。そこで2タイプのレシピをそれぞれ紹介しよう。
ペスカトーレロッソ
一般的に、ペスカトーレとは、トマト味のペストカーレロッソを指す。エビやイカなど好みの魚介類をオリーブオイルで炒めたらそこに白ワインを足し蒸していく。トマト缶を入れてコンソメなどで味を調え、茹でたパスタを和えればできあがりだ。
ペスカトーレビアンコ
ペスカトーレに白を意味する「ビアンコ」がつくと、トマトを使わないオイル系のパスタを指す。白ワインや海鮮の旨みを引き出し、さらにオリーブオイルなどで味を出すのが特徴だ。作り方はペスカトーレロッソと途中まではほぼ同じ。魚介類の下処理をしたらそのまま入れ、白ワインも足して蒸そう。そこに茹でたパスタと茹で汁を入れて仕上げていく。最後にオリーブオイルをかけたらできあがりだ。
2. ペスカトーレレシピに必要な食材は?

ペスカトーレを作る際に、どんな具材を選べばよいのか悩むところ。そこでぜひレシピに入れてほしいおすすめの海鮮類を紹介しよう。
エビ
まずは王道の具材であるエビ。見ためにも豪華になるエビは、できるだけ大きなものを選ぶと存在感があるだろう。
ムール貝
貝は出汁もよく出るので、ぜひ使いたい。ムール貝は大きさもあり、彩りもよくするのでおすすめだ。
砂抜き後のあさり
白ワインとよく合うのがあさりだ。砂抜きをしたあとのあさりを、鍋に入れることで出汁がしっかり出るのが嬉しい。
イカ
エビと同じくらい存在感を放つのがイカだ。自分のカット次第で大きさを変えられるのもよい。歯ごたえがあるので、ボリュームを出したい人向けである。
カニ
より豪華なペスカトーレを作りたいのなら、カニを入れてみよう。カニはのっているだけで華やかになり、目でも楽しめる。
3. ペスカトーレを時短で作る裏ワザレシピとは?

ペスカトーレを作るレシピがより手軽なら、もっと作りやすい。確かにさまざまな調味料を使って自分の味付けにするのもよいだろう。しかし忙しいときには、できるだけ時短をしたいものだ。そこでペスカトーレのレシピをもっと簡単に作れるレシピを紹介したい。
シーフードミックスを使う
生の海鮮は下処理などに手間がかかる。時間のない日に手間をかけるのは難しいだろう。そこで使いたいのがシーフードミックスだ。そのまま使える状態になって冷凍されているため、解凍したらすぐに調理ができるのが魅力である。
市販のソースを使う
味付けをするのもひと苦労だ。とくにペスカトーレロッソのレシピに慣れていない人は味を決めるのも大変である。そこで市販のペスカトーレソースを使うと手軽だ。すでに味付けがされているので、混ぜるだけでよい。
コンソメスープを使う
ペスカトーレビアンコの場合は、コンソメスープに海鮮を入れておき、そこに茹でたパスタを混ぜよう。最後にオリーブオイルを混ぜれば、簡単に本格的なペスカトーレビアンコを作れるだろう。
結論
こちらではロッソとビアンコ、2種類あるペスカトーレのレシピやおすすめの海鮮、そして時短できる裏ワザをまとめてきた。名前だけを聞くとオシャレで難しそうである。しかし実はとっても簡単に作れるのだ。人を招いたときでも美味しく食べられるペスカトーレのレシピは覚えておこう。
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