ペスカトーレピザはどう食べる？より堪能できる食べ方をチェック

ペスカトーレの特徴は、エビやイカ・タコ・あさり・ムール貝などの魚介類が使われていることと、トマトソースが使われていること。
ペスカトーレピザはペスカトーレパスタと同じように、トマトソースにエビやイカ・タコ・あさり・ムール貝・ホタテなどの魚介類がトッピングされている。海の幸を堪能できるペスカトーレピザは、一度は食べてみる価値のある料理だ。

ペスカトーレピザを手作りする際に重要なのが、具材の下ごしらえ。エビのむき方や貝類の開け方など、下ごしらえの際のポイントを紹介しよう。

ペスカトーレピザに使うエビの下処理方法は、普段行うエビの下処理方法とほとんど同じ。殻のむき方も、まず頭の部分を取り、次に身の部分をむいていく...というふうに、ベーシックなむき方だ。
殻をむいたら塩と片栗粉でもみ洗いをし、背わたを取り除けばOK。頭の部分はトマトソースを作る際の出汁に使えるため、捨てずにとっておこう。

次に、ペスカトーレピザに使う貝類の下処理方法や開け方をチェックしていこう。殻ごと調理する貝類は、とくに丁寧に下処理が必要だ。
まずムール貝は、貝殻ごとたわしでよくこすり、表面の汚れをしっかり落とす。表面がきれいになったら貝からはみだしている足糸（そくし）を包丁で取り除き、水を張ったボウルに塩と一緒に入れ、10分ほど置いておこう。
あさりは塩水を張ったバットや容器などに平たく並べて、砂抜きをする。ボウルを使う人もいるかもしれないが、貝同士が重なっていると上にある貝が吐き出した砂を下にある貝が吸ってしまう場合があるため、平たく並べるほうがベターだ。
貝を開けるには、あらかじめ蒸し焼きにしておく方法がおすすめ。貝類は加熱し過ぎると硬くなってしまうため、貝の口が完全に開いたらいったん取り出しておくのがポイント。トマトソース作りの最後の仕上げで加えるとよいだろう。

魚介類の旨みがたっぷりのペスカトーレピザ。普通に食べてももちろん美味しいが、美味しい食べ方のポイントを知っていれば、よりペスカトーレピザを堪能できるはず。
今回はペスカトーレピザの美味しい食べ方のポイントを2つ紹介しよう。

ピザに欠かせないチーズだが、じつは魚介類との調和は難しいといわれている。ペスカトーレピザの場合はチーズをなしにするか、どうしてもチーズが欲しい場合は控えめにするとよいだろう。

味にアクセントが欲しいときは、トマトソースに唐辛子をプラスするのがおすすめ。ぴりっと辛みのある大人味のペスカトーレピザを楽しむことができるだろう。
味にパンチがほしいときは、にんにくをがっつり入れてみるのもOKだ。あまり入れ過ぎると魚介類ならではの海の香りが弱くなってしまうため、自分好みの量を見つけてみよう。

低カロリーな魚介類をふんだんに使い、高カロリーなチーズは使わない場合が多いペスカトーレピザ。多種多様なピザメニューの中でも、ダイエット中の人に適しているメニューのひとつといえるだろう。
「ダイエット中だけれどどうしてもピザが食べたい！」という人のために、ダイエット中の人におすすめなペスカトーレピザの食べ方をピックアップして紹介しよう。

ペスカトーレピザに欠かせないトマトソースだが、市販のトマトソースはカロリーが高め。トマトソースを手作りすれば、魚介類の旨みをたっぷり溶け込ませることができるうえ、カロリーも控えめにできて一石二鳥だ。

一般的なピザ生地は小麦粉で作られるが、小麦粉の代わりに全粒粉を使えば比較的低カロリーなうえ、食物繊維や鉄分、ビタミンB1などの栄養素を摂ることもできる。
糖質やグルテンなども少なめなため、気になる人はぜひ全粒粉を使ってみよう。