1. 巻かない鶏ハムとは?

通常の鶏ハムは、鶏胸肉をラップなどで巻いて形を整えて作ることが多いが、巻かない鶏ハムは、その名の通り鶏胸肉をラップや紐で巻く手間を省いた作り方のことだ。巻かない鶏ハムは形こそ丸くはないが、味は鶏ハム本来のしっとりとした美味しさが魅力なのだ。巻かない鶏ハムは通常の作り方よりも工程を省いて手軽に作れるのも注目ポイントだ。今回は、鶏ハムをより簡単に作れると評判の巻かない鶏ハムの作り方をいろいろ見ていこう。
2. 定番の巻かない鶏ハムの作り方

材料
巻かない鶏ハムは通常の鶏ハムと同じ材料だ。必要なのは皮を取り除いた鶏胸肉と砂糖、塩のみだ。
作り方
作り方は、鶏胸肉を保存袋に入れて砂糖と塩を加えてもみ込み、冷蔵庫で一晩寝かせておく。一晩たったら鍋に水と鶏胸肉を入れて煮立つ直前に弱火にし、ふたをして5分ほど煮たら火を止め、そのまま鍋が冷めるのを待つ。あとは、鶏胸肉を取り出して食べやすくカットしたら完成だ。通常はラップなどで形を整えてから鍋に入れるが、巻かない鶏ハムの場合は、整えずに鍋に入れられるので手軽に作ることができる。
3. 電子レンジを使った巻かない鶏ハムの作り方

巻かない鶏ハムをより手軽に、火を使わず作る方法が電子レンジを使う方法だ。電子レンジを使って巻かない鶏ハムを作る際は、胸肉ではなく鶏もも肉にするとよりしっとりとした仕上がりになる。作り方は鶏もも肉の皮を上にして耐熱容器に入れ、酒と塩をふりかける。ふんわりとラップをかけたら700Wで5分ほど電子レンジで加熱する。レンジから出すと汁気が出ているので、汁気を取り除き冷蔵庫で冷やしたら完成だ。作り置きとしても重宝するので、鶏ハムが食べたくなったら電子レンジを使って手軽に作ってみてほしい。
4. 巻かない鶏ハムをアレンジしてみよう

白出汁で巻かない鶏ハム
巻かない鶏ハムを作ったら、保存袋に鶏ハムとねぎ、白出汁を入れて密閉して冷蔵庫で一晩寝かせると白出汁の味がしみた絶品の鶏ハムにアレンジすることができる。鶏ハム自体にも味はしみているが、好みで胡椒をつけて食べると絶品だ。白出汁の優しい旨みが鶏ハムにしみているので、サラダにしてもつまみにしても喜ばれるアレンジ鶏ハムだ。
コンソメで巻かない鶏ハム
事前にコンソメで下味をつけておくことで、しっかり味のしみた鶏ハムを作ることができる。鶏胸肉は皮の上からフォークで数ヶ所刺して味がしみやすくしておく。耐熱用の袋にオリーブオイルと砂糖、コンソメ顆粒、塩、すりおろしにんにく、粗びき黒胡椒を入れてよくもみ込み、空気を抜いて冷蔵庫で寝かせておく。あとは、袋のまま沸騰したお湯に入れて弱火で火を通したら完成だ。しっかり味がついているので、そのままサラダのトッピングや弁当のおかずに使うのもおすすめだ。
塩麴で巻かない鶏ハム
鶏ハムを作る際の定番は、塩と砂糖で下味をつけることだが、塩麴を使うことで手軽に下味をつけることができるうえに、塩麴は鶏肉を柔らかくしてくれるので一石二鳥の調味料なのだ。鶏胸肉に塩麹をまぶしてしばらく漬け込んだら、鶏胸肉を耐熱用の保存袋に入れて茹でたら完成だ。そのままでもほんのり塩麴の味がして美味しいが、好みでタレなどをつけて味わうのもいいだろう。
結論
巻かない鶏ハムは、鶏肉の形そのままをハムにするのでラップや紐などを使って鶏肉の形を整える手間が省け、鶏ハムを作る際の時短にも繋がる。また、巻かない鶏ハムは電子レンジを使っても作れるので、より手軽に作ることも可能だ。さらに下味などを工夫することで、味のついた巻かない鶏ハムも楽しめるので、いろいろな味わい方ができるのも魅力だ。
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