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理由はなに?古来から伝わる【食べ合わせの良い悪い】の意味を探ろう

理由はなに?古来から伝わる【食べ合わせの良い悪い】の意味を探ろう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年8月29日

世の中にはさまざまな食材が存在し、私たちは毎日食べるものを自分で選んで食事をとっている。身体に良いとされる食品が多々あるのはご存知のとおりだが、栄養価が高い食品だからといっても、それだけを食べ続けてはかえって害になることもある。ここでは、食材の食べ合わせについて詳しく見ていき、どのようなとり方をすれば良いのかを紹介したい。

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1. 良い食べ合わせ、悪い食べ合わせってあるの?

昔から、食べ合わせの悪い食材の組み合わせは「合食禁」として言い伝えられてきた。一緒に摂ると身体にはあまりよくないとされ、一般的には主に消化の部分で影響があるようだ。この合食禁の考えは中国の陰陽五行思想が由来とされており、科学的な根拠があるかどうかは正直はっきりとはわかっていない。しかし、近年の研究の進歩により、合禁食が単なる迷信ではなかったとの捉え方もされてきている。
良い食べ合わせというのは栄養的に相乗効果が得られたり、吸収を良くしたりとの作用が報告されているものだといえるだろう。吸収率の低い栄養素は吸収を高める栄養素と組み合わせて摂る、抗酸化作用をもつ食品同士を組み合わせるとさらに効果が高まるなどといわれている。結論からいうと、医学的にすべてが証明されているわけではないが、良い食べ合わせ、悪い食べ合わせというものは存在するというのは間違いないはずだ。

2. 良い食べ合わせの例は?

それではまず良い食べ合わせの例を挙げて、どのようなものがあるのかを解説していきたい。

豚肉+玉ねぎ、にんにく

豚肉はたんぱく質の補給源となる食品であり、糖質の代謝をサポートするビタミンB1を多く含んでいる。ビタミンB1はストレスを多く感じると尿中に排泄される栄養素であり、摂取しても損失される場合もある。玉ねぎやにんにくに含まれるアリル化合物は、ビタミンB1と結合して安定させるため、豚肉との相性がよいと考えられている。

ビール+枝豆

つまみの定番である枝豆は、組み合わせ的にも理にかなっている。枝豆はたんぱく質やビタミン類が多く含まれているが、なかでもアルコールから肝臓を守ってくれるメチオニンが多く含まれている。

カレーライス+りんご

日本人の国民食ともいえるカレーライス。カレーの具材には野菜や肉などさまざまなものが含まれ、栄養バランスはよいものだ。カレーは各家庭によって作り方や使う具材が異なるが、なかには隠し味としてすり下ろしたりんごを入れる場合もある。りんごには食物繊維のペクチンが多く含まれており、糖質の吸収を緩やかにしてくれる。カレーライスは普段のごはんの量よりも多くなりやすい。こういった理由から、糖質の吸収を緩やかにさせるりんごはカレーライスの隠し味にぴったりなのである。

3. 悪い食べ合わせの例は?

それでは次に、食べ合わせの悪い食品の組み合わせを見ていこう。

大根とにんじん

根菜同士、生酢などにも一緒に使用される食材であるが、じつはあまり食べ合わせがよくない。その理由として、大根にはビタミンCが多く含まれているが、にんじんにはそのビタミンCを壊すアスコルビナーゼが含まれるためだ。ただし、アスコルビナーゼは熱に弱い性質をもつため、加熱処理をしたにんじんはこれに当てはまらない。

生卵とところてん

生卵とところてんは、どちらも消化に負担がかかるものだ。消化に時間がかかるというのは、胃腸内での停滞時間が長く負担をかけているということである。消化のよくない食品を摂るときは、一緒に組み合わせる食品にも気をつけよう。

天ぷらとスイカ

脂質を多く含む天ぷらは、消化に負担をかける食べ物である。スイカはほぼ水分からできているようなものなので水分補給にはよいのだが、大量に摂ると胃液を薄めるおそれがある。また、スイカは身体を冷やすので、胃腸のはたらきを悪くすることもあり、注意したいところである。

結論

ただ栄養を摂ることだけに気を取られてしまいがちだが、食事は食べ合わせも大事だということを忘れてはいけない。栄養素の摂取基準量を満たせていたとしても、食べ合わせがよくなければ、かえって身体にとって悪いものとして見なされることもあるのだ。身体にとって良い食べ合わせと悪い食べ合わせがあるということは覚えておいてほしい。
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