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【胡麻豆腐】の美味しい食べ方を紹介!アレンジ豊富で栄養も満点!

【胡麻豆腐】の美味しい食べ方を紹介!アレンジ豊富で栄養も満点!

投稿者:ライター 岡畠紘美(おかはたひろみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年9月 8日

400年ほど前に作られるようになったといわれている胡麻豆腐。中国から禅僧によって伝えられ、現在では精進料理として広く知られている。近畿地方の郷土料理としても親しまれている胡麻豆腐は、弾力のある食感が特徴だがどのような材料で作られているのだろうか。今回は、胡麻豆腐のカロリーやさまざまな食べ方などを含めて紹介する。

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1. 胡麻豆腐の特徴

胡麻豆腐は、大豆で作られた豆腐とは違いにがりを使用せず、葛粉などのデンプンで豆腐のように作られた精進料理のひとつである。胡麻豆腐の特徴は、胡麻の風味ともちもちとした食感だ。胡麻豆腐を作るときは、胡麻を煎ってペースト状にする。胡麻は粒状では消化が難しく、胡麻をすり潰して作られた胡麻豆腐は胡麻の理想的な食べ方だ。胡麻豆腐特有の弾力のある食感の正体は葛粉である。葛粉は、葛の根から取れるデンプンを精製したものだ。デンプンは水と混ぜて加熱すると透明になり、冷やすと固まりもちもちとした食感になる。つまり、ペースト状にした胡麻を葛粉や水と合わせて火にかけて練り、冷やし固めることで口あたりがよい、やわらかさと弾力を兼ね備えた胡麻豆腐となる。市販されている胡麻豆腐には、葛粉ではないデンプンを使用している商品もある。胡麻豆腐を自宅で作る場合も、練り胡麻や片栗粉などの手に入りやすい材料で代用することが可能だ。

2. 胡麻豆腐の栄養とカロリー

胡麻豆腐の主な原材料は、胡麻と葛粉、水である。胡麻には栄養が豊富で、動物性の食品を摂取することができない禅僧にとって、胡麻豆腐は貴重な栄養源だ。胡麻にのみ含まれるゴマリグナンという成分は抗酸化作用をもち、病気の予防やアルコールから肝臓を守る働きなどが期待される。また、胡麻の主成分である脂質は不飽和脂肪酸で、コレステロール値を下げるなどの効果がある。胡麻にはビタミンEも含まれており、ゴマリグナンの抗酸化性を高めるのもポイントだ。ほかにも、胡麻豆腐の必須アミノ酸の含有量は大豆で作られた豆腐よりも多いといわれている。胡麻豆腐のカロリーは100gあたり81kcalだ。絹ごし豆腐100gのカロリーは62kcalであるため、胡麻豆腐のカロリーは絹ごし豆腐よりも高い。体重制限などでカロリー制限をする必要があるなら、胡麻豆腐は注意して摂取する必要がある。

3. 胡麻豆腐の基本の食べ方

胡麻豆腐はシンプルな料理であるため、味の濃いタレなどをつけたり薬味を添えたりする食べ方が基本である。世間一般で知られている食べ方は、わさびとしょう油をつける方法だろう。両者とも胡麻豆腐との相性がよく、胡麻やわさびの風味を楽しむことができる。湯豆腐などに用いられることが多い生姜も胡麻豆腐にピッタリだ。生姜としょう油を胡麻豆腐に合わせるとサッパリと食べることができ、夏場などにおすすめである。また、塩をつけるのもよい。塩が胡麻豆腐のもつ甘みを引き立たせ、風味をより一層楽しむことができるだろう。天然塩や岩塩など、さまざまな種類の塩と胡麻豆腐を合わせて味の違いを楽しむのもよさそうだ。また、あんなどを胡麻豆腐にかけて食べると、ほんのりと甘い胡麻豆腐と相まって美味しいスイーツになる。胡麻豆腐は、おかずにもデザートにもなる食べ物である。

4. 胡麻豆腐のアレンジメニュー

胡麻豆腐はあまりクセがない食品であるため、アレンジ方法も豊富だ。木綿豆腐と同じように、お吸い物や味噌汁に入れて食べることもできる。しかし、葛粉の性質上、あまり早くから煮込むと溶けてしまうため注意が必要だ。ほかにも、衣を付けて揚げた天ぷらもある。溶き卵や冷水、小麦粉を加えて混ぜて作った衣を胡麻豆腐につけ、油で揚げる。胡麻豆腐に青じそや湯葉などを巻いて揚げるのもおすすめだ。揚げ出し豆腐のように出汁をかけて食べてもよいし、揚げたままの胡麻豆腐に塩をつけて食べるのもよいだろう。また、胡麻豆腐にピーナッツバターとしょう油で作ったタレと小松菜などを和えるなど、さまざまな食材と合わせる食べ方もある。胡麻豆腐をサッパリとしたメニューにアレンジしたいなら、アボカドやトマトなどのフレッシュな野菜と塩昆布、胡麻豆腐を混ぜるのがおすすめだ。短時間で簡単に作ることができて、見た目め華やかでオシャレな一品になる。

5. 胡麻豆腐の保存方法

胡麻豆腐の保存方法は、常温保存か冷蔵庫での保存が一般的だ。高温で加熱殺菌してある未開封の市販品なら、常温で保存し食べる前に冷蔵庫で冷やすとよい。しかし、スーパーなどでは冷蔵ケースに並べて販売されていることが多く、商品によっては要冷蔵の場合もあるため購入時に確認することが必要だ。胡麻豆腐に使用されている葛粉は、冷やしすぎると固くなってしまう特徴がある。冷蔵保存が必要な場合でも、胡麻豆腐のもちもちとした食感を楽しみたいなら、長期間保存するのは避けたほうがよいだろう。冷蔵保存で胡麻豆腐の食感が損なわれた可能性があるなら、鍋に湯を沸かし、胡麻豆腐を容器ごと約10分湯煎した後、水にさらして冷やすのがおすすめだ。胡麻豆腐独特の食感が戻り、美味しく食べることができる。ちなみに、胡麻豆腐を家庭の冷凍庫で保存することは、葛粉が凍結するときに胡麻豆腐の細胞を傷つけ、風味が損なわれるためおすすめしない。

結論

胡麻豆腐は食感が特徴的で、胡麻の風味を味わうことのできる食品として親しまれている。胡麻豆腐を作るには、胡麻を煎ったりすったりする手間がかかるため禅僧の修行ともいわれ、栄養のある精進料理としても古くから重宝されてきた。さまざまな食材とも相性がよい胡麻豆腐は、アレンジした食べ方も多く身体にやさしい料理である。
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