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ぜひ知っておこう!タイと日本の食事の違いやマナーを紹介!

ぜひ知っておこう!タイと日本の食事の違いやマナーを紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年9月 2日

親日家が多い国としてもよく知られるタイ。同じアジア系とはいえ、タイと日本では、風習や文化をはじめ、食事や食事マナーについてもさまざまな違いがある。そこで今回は、タイにスポットを当て、タイという国の主な特徴や日本との食事事情の違い及び食事マナーについて紹介しよう。

  

1. タイってどんなところ?

タイは、東南アジアのほぼ中央に位置しており、正式な国名はタイ王国である。同じ東南アジアにあるミャンマー、カンボジア、ラオス、マレーシアに接している。
首都は、バンコクで、およそ6700万人の人口のおよそ1割は、バンコクに集中している。タイは、熱帯に位置しているため、年間を通じて気温は高い。ただし、バンコク及びマレー半島、北部の山岳地帯、東北部の高原地帯によって、多少気候が異なっている。タイには、雨季、乾季、暑季の3つの季節がある。
「微笑みの国」と称されるように、タイの国民は基本的に誰に対しても笑顔で接することがほぼ習慣化しているようだ。これは、タイでは、幼い頃から、「人前では不機嫌な顔をせずに笑顔でいるように」というしつけや教育が徹底されていることとも大きく関係している。
実際、タイには、穏やかで細かなことをあまり気にしない大らかな人が多いようだ。
親日家も多く、日本を訪れるタイ人は、とてもにこやかで、観光客として受け入れやすく評判も上々だ。
仏教の盛んな国でもあり、国民のおよそ95%が仏教徒だとされている。そのため、タイの男性は、一度は出家をして修行をしなければならない。修行期間は、人によって違い、短くて1週間、長くて3カ月程度となっている。

2. タイと日本の食事の違い

日本よりも外食する機会がはるかに多い点が、タイと日本との食事の違いになるだろう。
首都バンコクをはじめ、都市部には、朝早くから夜遅くまで、非常に数多くの屋台が並んでいる。タイ国民の食生活は、屋台が支えているといっても決して過言ではないくらいだ。
どこのショッピングセンターにも、大きなフードコートが設置されていて、ショッピングの際には、当たり前のようにそこで食事をとる。タイの人々にとって、外食は日常茶飯事のことのようだ。
外食の際は、出された料理を、「クルワンプルーン」と呼ばれる卓上調味料を使って、自由に自分の好みの味にカスタマイズして食べるのが通常となっている。
家で食事をする際も、屋台で買った総菜を食卓に並べるという場合も多い。
そんなタイにとって欠かせない調味料は、「ナンプラー」になる。ナンプラーは、魚を発酵させて作った調味料で、独特の味わいがある。世界三大スープといわれるトムヤンクンは、タイを代表する料理のひとつであるが、その味付けにもナンプラーは欠かせない。
タイの小学校では、日本と同じように栄養バランスが整った給食が出るが、教室ではなく食堂で食べる点が違っている。中学校になると校内に設置されているカフェテリアで、各自好きなものを購入して食べるというスタイルになる点も日本と違っている。

3. タイの食事マナー

同じアジアとはいえ、タイと日本では食事マナーに対しても、いくつか大きな違いがあるようだ。日本では正しいとされているマナーもタイではNGとなる場合もあるので、注意が必要だ。タイの食事マナーについてぜひ押さえておきたいポイントをいくつか紹介しよう。

食器は手で持ち上げない

タイの食事は、どのような料理であれ、食器はテーブルの上に置いたままでいただくのがマナーになる。

麺はすすらない

麺類は、すすらずに食べるのが正しいマナー。右手に箸、左手にレンゲを持ち、箸で麺をつまんだら、スープが垂れないようにレンゲで補助し、すすらずに、少しずつ麺を口に運ぶようにして食べる。

食べ物をフォークで突き刺さない

フォークは、あくまでも食べ物を切る際に押さえるために使われるものであって、直接食べ物を突き刺して口に運ぶのは、マナー違反になる。

汁物もすすらない

食器を持ち上げるのがご法度なので、日本の味噌汁のように、椀を持ち上げてすするようなことはできない。食器を持ち上げずに、スプーンやレンゲですくって口に運ぶのが正しいマナー。

食べ物にかぶりつかない

食べ物にじかにかぶりつくのはNG。スプーンなどでひと口大に切り分けてから、口に運ぶようにする。

結論

タイとはいったいどんな国か、タイと日本の食事の違いやタイ特有の食事マナーについては、ご理解いただけただろうか?どちらかというとせっかちな人の多い日本に比べると、タイ人の多くはとてものんびりとしているようだ。食事やマナーだけでなく、タイと日本では、時間の流れにも大きな違いがあるといえそうだ。
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  • 更新日:

    2020年9月 2日

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