1. 自作ラーメンの具には、ぜひほうれん草を使おう
ラーメンの栄養を補う!
ラーメンは油や塩分が多く、大部分を占める麺も炭水化物の塊だといえる。家でラーメンを自作する場合は、ぜひ具材をいろいろのせることを検討したい。仮に具材を加えたからといって、塩分や油が減るわけではない。しかし、それで多少でも栄養を補えれば、身体にもよいほか、罪悪感を多少は和らげられるかもしれない。ほうれん草には鉄分をはじめとしたミネラルやビタミンが豊富に含まれており、栄養を補うのにはうってつけの野菜だ。普段なかなか摂りにくいビタミンAが多いのも嬉しい。そのため、ほうれん草のストックがあるならぜひラーメンにのせたい。とはいえ飾り付け程度の量では栄養もあまり期待できないが、それでもないよりは明らかによい。家で食べるなら、あくまで栄養を考慮に入れて作りたい。自分だけでなく家族も一緒に食べるなら、なおさらだ。ほうれん草はおすすめだ。
ほうれん草はどのスープにも合う!
先述の家系ラーメンでは、醤油豚骨スープにほうれん草が組み合わせられる。しかし実際は、ほうれん草はほかのスープにもよく合う。醤油スープはもちろん、味噌に塩、豚骨と、どのスープにのせても美味しく食べられるはずだ。どんなラーメンを作るにせよ、具の候補に常にほうれん草を入れても問題ないだろう。
2. ほうれん草は麺と別に下茹ですること!
ほうれん草をラーメンに加えるといっても、ただのせればよいわけではない。ほうれん草にはアクが含まれるため、そのままではえぐみが強く食べにくい。そのため、下茹でをしておこう。沸騰した湯でほうれん草をさっと茹で、その後水で冷ませばよい。ラーメンと一緒に茹でれば楽だと考えるかもしれないが、ほうれん草に関してはおすすめできない。アクが湯に流れ出るため、結局はラーメンにえぐみが残ってしまうからだ。面倒かもしれないが、別途湯を沸かして茹でよう。ただ、アク抜きをしないほかの野菜であれば、麺と一緒に茹でても問題はないはずだ。ほかの野菜を使う場合は、ほうれん草で手間が増える分、時短で調理できるように工夫したい。
3. ほうれん草の使い方をアレンジして、ラーメンをもっと美味しくする!
ほうれん草はただ茹でてのせるだけでもよいが、調理の仕方次第ではラーメンの美味しさをより一層引き出せる。時間に余裕があれば、アレンジを試してみるのもおすすめだ。例をいくつか見ていこう。
ほうれん草を炒める
ほうれん草を炒めると、油により風味を変えられるほか、スープとなじみやすくなる。かさも減るため、量を増やしてさらに栄養を摂ることもできる。ぜひ試したいのはバター炒めだ。とくに味噌スープとの相性はバツグンで、ほかのスープでも味にアクセントを加えられる。ただし、調理に油を使う以上、カロリーや脂質は高くなる。カロリーが気になる人はほどほどにしたい。とくに豚骨など油分の多いスープを使う場合は要注意だ。
煮込みラーメン
ラーメンに野菜をしっかり加えたいなら、煮込みラーメンがおすすめだ。具材と麺の立場が対等になるため、野菜などをしっかり入れても違和感なく食べられるはずだ。ほうれん草のほか、キャベツやニラなど、さまざまな野菜を入れて楽しみたい。また、白身魚などを入れてたんぱく質を補うのもよいだろう。とくに醤油や塩などの比較的あっさりしたスープを使うのがおすすめだ。
スープに使う
ほうれん草をペーストなどにすれば、スープの一部として使うことも可能だ。たとえばカレーラーメンに使ってグリーンカレー風にする、クリーム系スープに加えるなどだ。家庭で作るなら、定番のスープにこだわらず、変わり種に挑戦してみるのも面白いだろう。ただ、ほうれん草をしっかり摂るためにはスープを飲まなければならないのが悩みどころだ。スープの塩分や油をなるべく減らすなどの工夫をしたい。
結論
ラーメンは栄養が偏りがちだ。とくに家で作る場合は、ほうれん草など栄養のある具材をのせたい。ほうれん草はアク抜きが必要なので、注意したい。また、ほうれん草の調理法次第ではボリュームたっぷりのラーメンにできるほか、変わり種スープに使うこともできる。栄養面に気を付けつつ、ほうれん草とラーメンの組み合わせを楽しみたい。
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