1. ついつい余りがちなひじきの煮物
ひじきの煮物は日本の食卓には欠かせないおかずの1つだ。しかし、ついつい多く作り過ぎてしまい余りがちだ。翌日にまた食卓に並べたり、冷凍保存したりするのもいいが、ひと手間加えて新たなリメイク料理としてひじきの煮物を活用してみるのもおすすめだ。ひじきの煮物をリメイクすることで、新たな料理になり飽きることなくひじきの煮物を食べきることができるのだ。すでに味がしっかり付いているひじきの煮物は、余計な味付けも必要なく時短料理として新たな料理に変身することができるのだ。
2. 定番のひじきの煮物を使ったリメイク
■ひじきごはん
ひじきの煮物を使った簡単定番リメイク料理といえば、ひじきごはんだろう。ひじきの煮物はしっかり味が付いているので、ごはんと合わせるだけで簡単に絶品のひじきごはんが完成するのだ。作り方は、炊飯器に水洗いした米を入れて分量通りの水を加えたら、ひじきの煮物を加え軽く混ぜて、炊飯するだけだ。ごはんに混ぜることで、子どもでも食べやすくなり、手軽に炊き込みごはんが作れるのでおすすめだ。
■ひじき豆腐鶏つくね
余ったひじきの煮物は鶏の挽肉に混ぜてボリュームのある鶏つくねにリメイクさせることができる。ヘルシーなひじきの煮物も腹持ちのよい肉料理に大変身する。作り方は、ボウルに鶏の挽肉、卵白、豆腐、塩こしょうを加えて粘りが出るまでよく混ぜる。そこに片栗粉とパン粉、ひじきの煮物を加えてさらに混ぜたら、一口大に丸めておく。ごま油をひいて熱したフライパンに並べ、焼いていく。最後にはみちみつと醤油、酒を混ぜたタレを絡めてふたをして焼いたら完成だ。皿に盛り付けたら卵黄や青ネギをかけて食べるのがおすすめだ。鶏つくねにひじきの煮物が加わることで、栄養バランスもよく食感にアクセントのある鶏つくねが完成するのだ。
■ひじきの煮物のリメイクサラダ
ひじきの煮物のリメイク方法の中でも簡単なのが、サラダだ。水菜やレタスなどの具材とひじきの煮物、ツナ缶、マヨネーズを和えるだけの手軽なメニューだ。ひじきの煮物にしっかり味が付いているので、マヨネーズで和えるだけでもしっかりとした味の和風サラダが完成する。
3. 変わり種!?ひじきの煮物を使ったリメイク
■ひじきの煮物の巾着煮
ひじきの煮物をたっぷり使って、油あげに詰めて巾着煮にするのもいいだろう。ひじきの煮物の旨みが、巾着の中にたっぷり詰まって優しい味わいが楽しめる。作り方は、ひじきの煮物の汁気をきり、レンジで加熱した豆腐を加えてよく混ぜる。油あげは沸騰した湯にくぐらせ、油抜きをしておき、麺棒などを使って油あげがはがれやすいようにしておく。油あげを半分に切り、開いて中にひじきと豆腐を合わせたものを詰めていく。最後に油あげの口を爪楊枝でとじる。フライパンに出汁と砂糖、醤油、みりん、塩を加えて煮汁を作りそこに巾着を並べて落としぶたをしながら、煮ていく。巾着がしっかり煮汁を吸ったら完成だ。
■ひじきの煮物で厚焼き玉子
ひじきの煮物は厚焼き玉子の材料としてもおすすめだ。ひじきの煮物にしっかり出汁がきいているので、食べごたえのある絶品玉子焼きが完成する。作り方はシンプルで、溶いた卵の中にひじきの煮物、塩を少々加えて混ぜ、焼くだけだ。
■油あげを使ったひじきピザ
油あげをピザ生地の代わりにして、ひじきの煮物をのせて和風のアレンジピザを作ってみるのもいいだろう。作り方は、油あげを半分に切って袋状に開き、袋の中に大葉とマヨネーズを入れる。トースターの天板にアルミホイルを敷き、油あげをのせ、ひじきの煮物とピザ用チーズを具材としてのせたら焼くだけだ。おかずやつまみにぴったりな一品になるだろう。
結論
ひじきの煮物はそのまま食べるのもいいが、リメイクすることで、違った味わいの料理に変身することができる。ひじきの煮物は、すでにしっかりとした味が付いているので、リメイク料理のいいアクセントとなり、料理の味付けもシンプルにできる。ひじきは栄養も満点で優れた食材なので、リメイクをしながらいろいろな料理に活用してみてもらいたい。
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