1. そもそもロースとは?

ロース肉とは、牛・豚・羊などの肩から腰にかけて存在する背中側の肉のこと。また、このロース肉は肩ロース、リブロース、サーロインの3種類に分けることができる。いずれも肉質はきめ細かく柔らかいという特徴があり、上質な脂肪が付いている部分は甘みを感じる。ロース肉の語源は英語で焼くという意味がある「ロースト」であり、その由来のとおり焼いて食べると美味しい部位である。
2. リブロースとサーロインの主な違い

ロース肉には肩ロース、リブロース、サーロインの3種類があり、特にリブロースとサーロインは高級部位として知られている。ここではリブロースとサーロインの主な特徴や違いについて紹介する。
リブロースってどんな部位?
リブロースとは、ロース肉の中央に位置する部位のこと。赤身と脂身のバランスが良く、きめが細かくて柔らかいという特徴がある。また、ロース肉の中では「最も風味が優れている」といわれることもある。あっさりとした味付けで調理し、肉本来の美味しさを楽しむこともできる。
サーロインってどんな部位?
サーロインは、リブロースとランプの間に位置する部位のこと。きめ細かくて柔らかい上質な肉であり、形、香り、風味のいずれもバツグンと評価されている。また、リブロースよりも柔らかいと感じることも少なくない。肉本来の味わいが楽しめる、牛ステーキなどにするのがおすすめである。
3. リブロースにもいくつか部位がある

お店によっては、リブロースをさらに細かく分けて提供していることもある。その代表的な部位にはリブロース芯、リブキャップ(リブアガリ)、マキ(フカヒレ)がある。ここではそんなリブロースの主な種類と違いを確認しておこう。
リブロースの主な種類と違い
・リブロース芯:リブロースの中央にあり、味や見た目など全てが優れている
・リブキャップ:リブロースの上部にあり、サシが強くてこってりとしている
・マキ:リブロースの横にあり、サシが強くて濃厚な味わいを楽しめる
・リブキャップ:リブロースの上部にあり、サシが強くてこってりとしている
・マキ:リブロースの横にあり、サシが強くて濃厚な味わいを楽しめる
4. リブロースにぴったりの料理・調理法

赤身と脂身のバランスが優れているリブロースは、肉本来の味わいが楽しめる食べ方にするのがおすすめだ。牛ステーキやローストビーフなど、牛肉をメインで楽しめる料理に使ってみよう。
リブロースにぴったりの料理の例
・牛ステーキ
・ローストビーフ
・すき焼き
・しゃぶしゃぶ
・冷しゃぶ
・バーベキュー
・ローストビーフ
・すき焼き
・しゃぶしゃぶ
・冷しゃぶ
・バーベキュー
結論
リブロースとサーロインは同じロース肉に分類されるが、肉質が異なり味わいや柔らかさなども違っている。そのため、それぞれの特徴を良く理解しておくと良いだろう。また、いずれも牛ステーキ、ローストビーフ、しゃぶしゃぶなど、牛肉本来の味わいが楽しめる食べ方がおすすめとなっている。
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