1. サクサク食感がたのしい!りんごのクランブルケーキ

クランブルケーキは、りんごを使うのが定番。ケーキ生地の上にりんごをのせるか生地にりんごを混ぜ込んだものに、クランブルをトッピングして焼いて作る。
クランブルってどうやって作るの?
クランブルは、小麦粉・バター・砂糖を混ぜてそぼろ状にしたもの。ゴムベラや手ですり混ぜながら、ポロポロした状態にするのがポイントだ。アーモンドプードルを加えて作っても美味しい。バターが溶けると質感が変わってしまうため、作ったら冷蔵庫に入れておこう。
りんごは煮たものを使う
生のりんごをそのまま使用すると、焼いたときに水分が出てべちゃっとしたケーキになってしまう。りんごはバター・砂糖とともに炒め煮にしてから使うのがポイントだ。または、電子レンジで加熱する、市販のりんごプレザーブ(りんご煮)を使用するとより簡単にできる。
ケーキ生地の作り方
クリーム状にしたバターに砂糖・溶き卵を加えて混ぜる。そこに小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。好みでアーモンドプードルやシナモンを加えてもよい。
りんご、クランブルをトッピングして焼く
生地を型に流し入れる前に、細かく切ったりんごを混ぜ込んでおく。あるいは、生地を型に流し入れてからりんごをのせよう。型は、パウンドケーキ型やカップケーキ型など好みのものでよい。クランブル生地をトッピングしたら、180℃に予熱したオーブンで30~45分程度焼く。クランブルに焼き色が付いたら完成だ。
2. ホーローバットで!ブルーベリークランブルケーキ

クランブルケーキの基本をおさえたら、材料や型を変えてアレンジしてみるのもおすすめだ。ホーローバットを使えばそのまま食卓に出せるため、パーティーメニューにもできる。ブルーベリーを使った甘酸っぱいクランブルケーキを紹介しよう。
ホーローバットとは?
ホーロー(琺瑯)は、鉄などの金属の上にガラス質の妙薬を塗り焼き付けたもの。ホーローで作られたバットは、オーブンだけでなく直火でも使えるためさまざまな料理に使えて便利なのだ。ただし電子レンジは使用不可なため気を付けよう。四角いホーローバットでクランブルケーキを作れば、スクエア状やスティック状などさまざまな形に切り分けることができる点もメリットの1つである。
ブルーベリーはそのまま使う
りんごは煮てから使うのが基本だが、小さなブルーベリーは煮るとジャムのようになって形が崩れてしまうため、生地に混ぜ込む場合もトッピングする場合もそのまま使おう。生地に混ぜ込む際は、砂糖など粉類をまぶしてから加えるとブルーベリーがバラバラになり混ざりやすくなる。生のブルーベリーが入手しにくい場合は冷凍のものを使うとよい。
ホーローバットに流し入れて焼くだけ
生地ができたらホーローバットに流し入れ、ブルーベリー、クランブルの順にトッピングして焼こう。
3. クランブルケーキ作りで余ったクランブル生地の保存方法

余ったクランブル生地は、冷凍保存しておけばほかのお菓子のトッピングとしても使えて便利である。正しい方法なら2週間程度は保存が可能だ。
密閉できる保存袋を利用
クランブル生地は、ジッパー付きの保存袋に入れてしっかりと空気を抜いて密閉してから冷凍庫に入れよう。袋がパンパンになるほど詰め込むのはNGだ。そぼろが潰れて固まってしまい、扱いにくくなってしまう。大量に余った場合は小分けにして保存しておこう。
クランブル生地の活用方法
保存しておいたクランブル生地は、ケーキのほかマフィンやクッキー、タルト、パイなどさまざまなお菓子のトッピングとして使うことができる。トースターで焼いたクランブルを、アイスクリームやヨーグルトにかけるといった使い方も可能だ。
結論
美味しいクランブルを作るには、バターが溶けないように気を付けつつポロポロの質感を保つことが大切である。りんごやブルーベリーをはじめ、さまざまな果物で作ってみてほしい。あえてクランブルを多めに作って冷凍保存しておけば、ケーキ以外のお菓子にも使えて便利だ。
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