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十五夜のお供え物や食べ物とそれを食べる意味を紹介!風情を楽しもう

十五夜のお供え物や食べ物とそれを食べる意味を紹介!風情を楽しもう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年9月26日

季節の風情を感じられる、昔ながらのよき風習がすたれつつある昨今。十五夜が、いったいどのような風習なのか?よくご存知ない方もいらっしゃるのではないだろうか。そこで今回は、十五夜の内容や、十五夜によく食べられる食べ物や、それを食べる意味などを紹介しよう。

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1. 十五夜とは

十五夜は、本来は、旧暦の15日に出る月を意味する言葉である。しかし、旧暦の8月15日に出る月を十五夜とし、その十五夜を眺めながら行われる行事である「お月見」のことを意味している場合も多い。

お月見としての十五夜の風習は、平安時代に中国から伝わり、貴族の間に広まったとされている。当時の貴族は、月を眺めながら、お酒を飲んだり、和歌を詠んだりして、楽しんでいたようだ。

十五夜の風習が庶民の間に浸透したのは、江戸時代に入ってからといわれていて、風流を楽しむ平安時代の貴族とは異なり、無事に作物を収穫できたことを感謝し、お祝いするために行われた。

また、旧暦の8月15日の満月は、1年の中で最も鮮明にその美しい姿を現すとされ、「中秋の名月」とも呼ばれている。昔の人々は、その美しい満月の向こうに「あの世」があると感じ、大切な人たちが、満月の向こうの世界に引っ張られてしまわないように、お供え物をしてお祈りをしたともいわれている。

旧暦と新暦では、1年の長さが異なるため、十五夜の日は、毎年異なっているし、必ずしも満月とは限らない。ちなみに2020年の十五夜は、10月1日で、その翌日の10月2日が満月になる。

2. 十五夜のお供え物とは

ススキ

秋の七草のひとつで、その鋭い切り口が、魔除けになるといわれている。昔から、悪霊や災いから、収穫物を守り、翌年も豊作であることを願うために供えられていた。

月見団子

穀物の収穫に感謝する意味で、月に見立てて、丸い形をした団子が供えられていた。供える団子の数は、15個を供えるのが一般的だが、元々は、その年の満月の数だけ供えるのが正しいようだ。月見団子を食べることで、幸せと健康が得られるといわれている。

なお、十五夜の夜だけは、子どもたちが、よその家のお供え物の団子を盗んで食べてもよいとされていた。団子を盗まれた家は、よいことがあると、喜ばれていたようだ。

きぬかつぎ

きぬかつぎは、里芋の小芋を茹でたもの。地方によっては、十五夜は、芋名月とも呼ばれていて里芋が供えられていた。そもそも、きぬかつぎは「衣被ぎ」と書き、これは平安時代の高貴な女性が外出するときに顔を衣で覆い隠すこと。女性が衣で顔を隠した状態と、小芋の状態が似ていたため、そう名付けられた。

3. 十五夜の食べ物とは

もちろん、上記で紹介したススキ以外の十五夜のお供え物も、食べ物として食べられているが、それ以外にも十五夜の食べ物として食べられている料理がある。いくつか紹介しよう。

月見そば

生卵を割り入れてあるかけそばのこと。卵黄を満月に見立てている。そばの代わりにうどんに生卵を割り入れた月見うどんも、十五夜の食べ物としてよく食べられている。

けんちん汁

その年の秋に収穫された里芋を十五夜にけんちん汁にして食べる、という風習は中国から伝わったとされ、今もその風習が各地で残っている。

さつまいもごはん(栗ごはん、里芋ごはん、豆ごはん)

収穫をお祝いする意味があるため、その年の秋に収穫したさつまいもや栗、里芋などを入れたごはんもよく食べられている。

結論

十五夜とはいったいどんな行事なのか?十五夜の食べ物や十五夜にその食べ物を食べる意味については、おわかりいただけただろうか?現在は、十五夜をはじめ、昔ながらの伝統行事を行わない家庭も少なくないようだ。これを機に、季節の風情を堪能できる十五夜をご家族で楽しまれてはいかがだろう。
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