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【あずきバー】の硬さの秘密に迫る!まさに歯が立たない?

【あずきバー】の硬さの秘密に迫る!まさに歯が立たない?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年9月23日

あずきバーといえば、誰もが一度は食べたことのあるくらい、おなじみの夏の定番アイスでもある。さて、そのあずきバーの硬さが半端なく、しばしば話題になるようだ。実際、ネット上でも、あずきバーの硬さに負け、歯を折ってしまったという噂がまことしやかにささやかれている。そこで今回は、そんなあずきバーの硬さの秘密に迫ってみたい。

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1. あずきバーとは

あずきバーとは、小豆でできた棒状のアイスバーで、大手菓子メーカーの井村屋が、1972年から販売しているロングセラー商品である。

このあずきバーは、当時、「あんこの消費が落ち込む夏場に、あえてあんこのお菓子を食べてもらう」というコンセプトで誕生したとのこと。

また、あずきバーは、ぜんざいをそのままアイスにするという発想から生まれただけあって、1本に小豆が100粒近くも入っているという。

さて、あずきバーの最大の特徴といえば、冒頭でも述べたように、その硬さ。あずきバーは、半端ないほど硬く、商品のパッケージには、「※固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください」といった主旨の注意書きがあるくらいだ。

あずきバーの硬さは、しばしばネット上でも取り上げられ、凶器ともなり得る硬さということで、日本刀の刀の部分をあずきバーで成型した日本刀アイスが、2017年の岐阜県関市の「刃物まつり」に展示されたこともある。

カチカチに凍ったあずきバーの硬さたるや、一説によると、世界で2番目に硬いといわれているサファイアに匹敵するとのこと。それにしても、なぜにあずきバーは、これほどまでに硬いのか?その硬さの秘密についてこれから見ていこう。

2. あずきバーの硬さの秘密

もちろん、あずきバーは、メーカー側が意図して硬く作っているわけではない。安心や安全を追求した結果、硬くなってしまった、というのが本当のところのようだ。

実は、あずきバーは、前述の通り、「ぜんざいをそのままアイスにする」という発想で作られていて、乳化剤や安定剤などの添加物が一切使われていない。原材料は、小豆、砂糖、コーンスターチ、塩、水あめの5種類だけというシンプルさだ。

まさにシンプルイズベストならぬ、シンプルイズハードで、シンプルな原材料で作ることにこだわり、小豆をぎっしりと詰め込んだ結果、空気の含有量が少なくなり、その分硬くなってしまったようだ。

さらにいまのあずきバーのほうが、発売当初のあずきバーよりも、さらに硬くなっているようだ。昔よりも、甘さ控えめが好まれるようになったため、甘さを抑えた分、水分量が増え、それにともなって、氷の量も増えたことが理由となっている。

その半端ない硬さを誇るあずきバーは、商品化にいたるまで、苦労の連続だったようだ。
「ぜんざいをそのままアイスにする」という発想を実現するのは、容易ではなかった。ぜんざいをそのまま凍らせればそれでできあがり、というほど、単純なものではなく、さまざまな問題点をクリアする必要があり、まさに至難の業だった。

3. あずきバーには身体にうれしい成分が豊富

あずきバーに含まれる小豆には、主に以下のような身体にうれしい成分がたっぷりと含まれている。

ポリフェノール

あずきバーには、ポリフェノールが極めて豊富に含まれている。ポリフェノールは、抗酸化物質として、老化の元凶である活性酸素を取り除く働きが期待されている。小豆に含まれるポリフェノールの量は、ポリフェノールの含有量が多いことで知られる赤ワインよりも多く、その量は赤ワインのおよそ1.5~2倍もあるといわれている。

食物繊維

あずきバーの小豆には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のどちらも含まれている。どちらも便通をよくし、腸内環境を良好な状態に保つ効果が望める。

鉄分

赤血球を構成するヘモグロビンの主成分である。レバーなどの肉類、魚類に多く含まれることで知られているが、小豆にも鉄分は豊富だ。

サポニン

小豆の外皮に含まれている成分で、コレステロール値を調整する、血流をよくする、血糖値の上昇を抑える働きなどが期待できる。

ビタミンB1

糖をエネルギーに変換するのに必要なビタミン。ビタミンB1以外にも、ビタミンB2やB6も多く含む。

結論

あずきバーの硬さの秘密については、ご理解いただけただろうか?ちなみに、毎月1日は、身体によい小豆を食べて健康になってもらいたいという思いから、井村屋により、「小豆の日」に制定され、日本記念日協会にも認定されているそうだ。これを機に、1日にあずきバーを食べてみてはいかがだろう。ただし、食べる際には、あまりの硬さに歯を傷めないように、くれぐれもご用心あれ!
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