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【飲む点滴】といわれる飲み物は何がある?定番の甘酒から市販品まで!

【飲む点滴】といわれる飲み物は何がある?定番の甘酒から市販品まで!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年10月 9日

今回紹介するのは、飲む点滴といわれるドリンクについてだ。毎日飲み続けると睡眠の質を高めたり、夏バテを予防したり、便秘予防・解消に効果が期待できるといわれる甘酒。その甘酒も飲む点滴といわれているが、ほかにも飲む点滴といわれるドリンクが存在する。では飲む点滴は、どのような目的で作られているのだろうか。

  
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1. 飲む点滴とは?

みなさんは飲む点滴と聞くとどのようなドリンクを思い浮かべるだろうか。飲む点滴とは経口補水液や甘酒のことをいう。一般的に点滴は血管から体内に入れるものだが、針で刺す方法はリスクを伴うようだ。たとえば針を刺す痛みや長時間に渡り病院のベッドで拘束されること。加えて一度に大量の水分を体内に入れるので、腎臓や心臓に負担がかかり、まれにだが重い症状になることがあるという。飲む点滴といわれる経口補水液は腸が吸収を調節するので、身体に無理なく水と電解質を補給できる。飲む点滴である経口補水液が作られた理由のひとつは、身体の負担を抑えるためといえるだろう。

飲む点滴の種類

飲む点滴といわれる経口補水液だが、みなさんは特徴をご存知だろうか。経口補水液は水分や電解質を速やかに補給できるよう開発されたドリンクだ。とくに胃腸炎や風邪による下痢・おう吐・発汗での脱水・熱中症対策に有効であるといわれている。市販の経口補水液を具体的に紹介すると大塚製薬の「OS-1」や和光堂の「アクアライトORS」、味の素の「アクアソリタ」など。それぞれの特徴については後述でふれよう。ちなみに飲む点滴という言葉は日本語の造語で、英語で表記するなら「The IV drip to drink」で通じるだろう。

2. 甘酒が飲む点滴と呼ばれる理由と効果

先述したように飲む点滴のひとつが甘酒だ。ではみなさんはなぜ甘酒が飲む点滴と呼ばれるかご存知だろうか。甘酒と一口にいっても、いくつか種類がある。今回は3種類の甘酒の特徴を紹介しよう。1つは酒粕を湯で溶いて加熱し砂糖を加えた酒粕甘酒だ。酒粕にアルコールが含まれているため、当然だが酒粕甘酒にもアルコールが含まれる。2つめに紹介するのは米と米麹を原料に作る米麹甘酒だ。米麹が米のでんぷんを糖化し味に甘みが出るのが特徴のひとつ。ちなみに市販の米麹甘酒には砂糖や香料が加えられているが、アルコールは含まれない。3つめに紹介するのが玄米を米麹で糖化して作る玄米甘酒だ。玄米にはビタミンやミネラルといった栄養素が含まれており、身体によいと注目されている。ちなみに米麹甘酒と同じくアルコールは含まれていない。
米麹や酒粕などで作られる甘酒だが、とくに飲む点滴と呼ばれるのは米麹で作られる米麹甘酒だ。米麹で作られる甘酒はブドウ糖・オリゴ糖・食物繊維・ビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれている。中でもブドウ糖は人が生きるうえで必要なエネルギーである代謝をあげるため、疲労回復効果が期待できるようだ。米麹甘酒は甘味料を加えなくても麹菌が甘みを増すので甘く、髪・皮膚・爪に必要であるビタミンB群のビオチンが酒粕甘酒より多く含まれる。ビオチンはアミノ酸や脂肪酸の代謝に必要で、人が生きていくうえで、なくてはならない補酵素だ。
ビタミンB群は肌を構成するたんぱく質の代謝を促し、アミノ酸を生むのを助ける働きがあるため、美容効果が期待できる。オリゴ糖は腸内環境を整える善玉菌のビフィズス菌を増加し、便秘解消に効果が期待できる。ただし甘酒を飲んだからといって、すぐに美容や健康に効果が出るわけではない。毎日、継続して飲めば美容や健康に効き目が出てくる。続けて飲むことで身体が必要な栄養素を補い効果が現れ持続するようだ。

3. 飲む点滴の作り方

次に飲む点滴といわれる経口補水液の作り方を紹介しよう。用意する材料は水(湯冷まし)・砂糖・塩・レモン果汁だ。まず砂糖と塩を水に溶かす。次にかき混ぜて飲みやすい温度にする。あとはレモン果汁を加えて混ぜれば飲む点滴といわれる経口補水液の完成だ。レモン果汁を加えると飲みやすくなり、カリウムも補給できる。レモン果汁は好みでグレープフルーツ果汁などに変えても構わない。熱中症や脱水が疑われるとき、飲む点滴といわれる経口補水液をすぐに口にできるよう常備しておくと安心だが、手作りしたものは保存に向かない。熱中症や脱水を未然に予防したい人は、念のため市販の経口補水液を常備しておくべきだろう。

4. 薬局で買える飲む点滴

次に薬局やドラッグストアで購入できる飲む点滴といわれる経口補水液を紹介しよう。

大塚製薬「OS-1」

OS-1は経口補水療法の考え方に基づいており、脱水症状で不足する電解質を補うためのドリンクだ。ポカリスエットのような一般的なスポーツドリンクより、電解質濃度が高い。また電解質と水の吸収を速めるため、ポカリスエットのようなスポーツドリンクと比較して糖濃度は低い組成だ。日常生活において電解質と水を補給するのならスポーツドリンクでも十分だが、軽度から中等度の脱水状態にはOS-1が適している。

和光堂「アクアライトORS」

次に紹介する飲む点滴といわれる経口補水液は、和光堂の「アクアライトORS」だ。最大の特徴は小児科の先生と作った、日本で最初の乳児用イオン飲料であること。赤ちゃんの体内にスピーディーに吸収されるよう、水分と電解質が設計されている。市販されているイオン飲料の多くは体液の浸透圧と同じくらいのものがほとんどだ。しかし実は体液より低い浸透圧のものが吸収されやすいため、アクアライトの浸透圧は低く設定されている。

味の素「アクアソリタ」

次に紹介する飲む点滴といわれる経口補水液は、味の素の「アクアソリタ」だ。特徴は体内への水分と電解質の素早い吸収・保持をサポートし、毎日飲めるほど美味しいところだ。日本では1960年代に水電解質の身体での働きについて研究が行われ、電解質とブドウ糖濃度の異なる複数の電解質が開発された。この研究成果をベースにアクアソリタの組成が誕生したという。一般的に経口補水液は甘みが少なく塩辛いと感じることが多いようだが、アクアソリタは原材料や風味の向上にこだわり、飲みやすく美味しく仕上がっている。

結論

飲む点滴といわれる経口補水液や甘酒の特徴を紹介した。甘酒と聞くとアルコールが入っているのでは?と思う人がいるかもしれないが、紹介したようにアルコールが入っていないものもある。経口補水液や甘酒のような飲む点滴は、疲れた身体の味方である。
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  • 公開日:

    2020年9月26日

  • 更新日:

    2020年10月 9日

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