1. 刺身に必須!プロの煮切り醤油の作り方

刺身や寿司を食べる際に、どんな醤油を使っているだろうか。通常の醤油やさしみ醤油を使っている人も多いだろう。そんな人におすすめなのが煮切り醤油だ。いつもの醤油にひと手間加えるだけで、家でプロの味が楽しめるのだ。
煮切り醤油は何からできている?
煮切り醤油は、普段の醤油よりもまろやかな印象をもちやすい。その理由は、醤油に煮切ったみりんと酒を加えているからだ。調味料の割合は、醤油3:酒1:みりん1が基本となる。作り方はいたってシンプルで、鍋にみりんと酒を入れて煮切り、そこに醤油を加えてひと煮立ちさせたら完成だ。あとは、冷ましてから刺身や寿司につけて味わうだけだ。
2. 煮切り醤油を好みにアレンジしよう

煮切り醤油は、店や地域によって材料や煮切りの方法もさまざまだ。そんな煮切り醤油をアレンジして自分好みの味わいにしてみてはいかがだろうか。
かつお節をプラス
通常の煮切り醤油を作ったら火を止め、出汁パックに入れたかつお節を加えてみるのもおすすめだ。かつお節は加えたら1分ほどで取り出しておく。このひと手間を加えることでかつお節の旨みが、煮切り醤油に加わってより深い味わいになる。かつお節の代わりに昆布を入れるのもおすすめだ。
電子レンジで作る
煮切り醤油は、電子レンジでも作ることができる。作り方は、耐熱容器に入れたみりんを電子レンジにかけて煮切りし、そこに醤油を加えて再度レンジにかけるだけだ。このとき、レンジで加熱しすぎてしまうと風味を損なってしまうので注意しよう。
3. 煮切り醤油の保存方法や使い方

多めに作った煮切り醤油はどのように保存したらいいのだろうか。さらに刺身や寿司以外の使い方についても紹介する。
保存方法
多めに作った煮切り醤油は、密閉容器などに入れて冷蔵庫で保存することが可能だ。鍋で作る場合は、どうしても量が多めになってしまうので密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、さまざまな料理に活用してみるのもおすすめだ。
煮切り醤油の使い方
刺身や寿司に煮切り醤油を使うことは紹介したが、そのほかの使い方が気になる人も多いだろう。煮切り醤油は使う分ずつ出汁で薄めると、めんつゆの代わりとして使用することができる。さらに出汁で薄めた煮切り醤油にごま油や酢を加えれば、簡単に中華ドレッシングに変身する。ほかにも煮切り醤油をさらに煮詰めることで、とろみのあるウナギのタレにアレンジすることもできるのだ。
4. 市販の煮切り醤油3選

煮切り醤油は手作りするだけではなく、市販でも購入することができる。それぞれのメーカーによって味も違うので、自分好みの煮切り醤油を探してみるのもおすすめだ。
1.日田醤油 寿司むらさき
天皇献上の栄誉をもつ老舗店の味で、とろっとした風味と濃厚な味わいの中にほどよい甘さが刺身や寿司などの味を引き立ててくれると評判だ。火にかけて照り焼きのタレとして使用するのもおすすめだ。
2.福寿司 煮切り醤油
寿司屋が作った煮切り醤油で、自宅にいながら手軽に店の味を味わうことができる。刺身や寿司以外に、たまごかけごはんにもよく合うと評判だ。
3.はま寿司 だし醤油
回転すしチェーンとして有名なはま寿司も、寿司によく合うだし醤油を販売している。回転すしの醤油がなんだか美味しいと思っていた人は、ぜひ一度はま寿司のだし醤油を自宅で試してみてはいかがだろうか。
結論
普段、通常の醤油で刺身や寿司を味わっていた人は、この機会にぜひ煮切り醤油を試してみてもらいたい。鍋や電子レンジを使って簡単に作れるのに、素材の味を最大限に活かしてくれるので、いつもの食材もより美味しく感じることができるだろう。煮切り醤油はさまざまな料理にも活用できるので、作り置きしておいていろいろな使い方をしてみてもらいたい。
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