1. グリーンカレーとは?具は何が入ってる?定番具材を紹介

その名の通り、緑色をしたグリーンカレーはタイ料理の一種。タイカレーは辛いことで有名だが、グリーンカレーはレッドカレーやイエローカレーよりもさらに辛いといわれる。
青唐辛子とハーブ、ココナッツミルクのカレー
グリーンカレーが辛いのは辛味種の青唐辛子を使っているからである。だが、グリーンカレーはただ辛いだけではない。青唐辛子やハーブを炒めココナッツミルクを加えることできれいな緑色になるとともに、絶妙なまろやかさと独特な風味が生まれる。まさにその色と風味がグリーンカレーの最大の特徴ともいえるだろう。ハーブのなかでもバイマックル(こぶみかんの葉)は風味付けに欠かせない材料といわれ、市販のペーストにも含まれていることが多い。
定番の具材
グリーンカレーには鶏肉が使われるのが基本だ。また野菜はなす、たけのこ、パプリカ、ピーマンなどが定番である。日本では一般的ななすを切って加えるが、タイでは「マクアポッ」と呼ばれるミニトマトのような小さくて丸っこいなすが使用される。グリーンカレーの具といえば鶏肉となすは必須と覚えておくとよいだろう。
2. 定番具材以外でグリーンカレーにおすすめの具はある?

本場の味に近付けたい場合は定番の具を選ぶのがおすすめだが、グリーンカレーに合う具材はほかにもたくさんある。具を変えるだけでも簡単にアレンジできるため、相性のよい食材をいくつかおさえておくと便利だ。
ひき肉
鶏肉のぶつ切りをひき肉に変えればキーマカレーのようにアレンジできる。鶏のひき肉が無難だが、意外と豚肉や牛豚ミンチで作っても美味しい。
魚介類
とくにタイ料理との相性がよいエビがおすすめ。有頭エビを使えば出汁のきいたグリーンカレーを楽しむこともできる。イカやアサリなども合う。
ほうれん草
青唐辛子の辛みやハーブの風味が苦手な場合は、量を減らしてほうれん草で色付けすることもできる。小さなお子さんでも食べやすいグリーンカレーになるだろう。ほうれん草とチーズで作るインドカレーが有名だが、タイカレーにもほうれん草は合う。
さつまいも、かぼちゃ、たまねぎ
さつまいもやかぼちゃ、たまねぎなど甘みのある食材を加えることで、グリーンカレーの辛みが和らぎ食べやすくなる。芋類ではじゃがいもを使ってもよいだろう。
きのこ
しめじやエリンギなどのきのこ類を使うのもおすすめだ。具沢山にしたいけれどカロリーが気になるという場合はぜひきのこを加えよう。歯ごたえやコクを楽しむことができる。
3. 野菜たっぷりグリーンカレーの作り方!一皿で栄養満点!具沢山

グリーンカレーと相性のよい具材は意外にも多い。自宅で作る場合は定番の具材にこだわらず、さまざまな種類の食材を使って栄養満点な具沢山カレーにアレンジしてはいかがだろう。鶏肉とたっぷりの野菜を使ったグリーンカレーの作り方を紹介する。
具材をカット
鶏肉は一口大に、野菜は食べやすさと見た目のよさを考慮してカットする。なすは乱切り、ピーマンは斜め切り、パプリカは縦のスライスがおすすめだ。きのこは石づきを取って手でほぐしておく。
グリーンカレー作りの基本
グリーンカレーペーストを炒め、ココナッツミルクの油分(固形)のみ先に加え油を浮かせる。その後、ココナッツミルクの残りと水を加えて数分煮込む。具材はカレーペーストとともに炒める・別で炒めておく・煮込む段階で加えるといった方法があり決まりはないため、好みで選ぶとよい。
野菜には火を通しすぎないのがコツ
鶏肉にはしっかり火を通すが、なすやピーマン、パプリカなどはくたくたにならないよう煮込み時間は数分に留めておこう。たけのこも食感を活かす食材のため、煮込みすぎないようにしたい。ほうれん草を使う場合は、逆に早い段階で加えて柔らかく煮込むのがポイントだ。
結論
自宅でグリーンカレーを作る場合は、定番の具を選んで本格的なものを目指してもよいが、さまざまな食材を使って具沢山に仕上げれば栄養も摂れるし辛さの調整もできておすすめだ。ごはんはタイ米を合わせるのがベストだが、入手が難しい場合は水量を少し減らして固めに炊くとよい。家族と気軽にタイカレーを楽しんでみてはいかがだろう。
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