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えのきは卵とじでさらに美味しく!汁物から丼までアレンジを楽しむ

えのきは卵とじでさらに美味しく!汁物から丼までアレンジを楽しむ

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年4月23日

クセのない味わいで老若男女に好まれるえのき。味噌汁や鍋の具として美味しく食べることができるえのきは、卵と組み合わせたさまざまなレシピも存在する。意外と知られていない卵とえのきの組み合わせは、日常的に取り入れればおかずのレパートリーも増えることまちがいない。今回は、えのきと卵を組み合わせた料理の一端を紹介しよう。

  

1. あっという間に一品!えのきの卵とじの作り方

えのきと卵の料理としては、もっとも簡単にできるのが卵とじである。油も使わずにあっさりと仕上がるこの料理、ぜひ今日にでも試してみてほしい。

まずは基本の卵とじ

えのきの卵とじに必要なものは、出汁、醤油、砂糖で調整した汁くらいである。好みの味に調整した汁を鍋に入れ、えのきに火を通す。最後に卵を落として、半熟状になったら火を止めてできあがり。もちろん、めんつゆや顆粒の出汁などの市販の調味料を使用するのもおすすめ。

えのきだけじゃ寂しい?そんなときに加える食材

卵でとじるのに、えのきだけでは色も味わいも寂しい。そんなときには、冷蔵庫にある常備食材でアレンジが可能である。たとえば、万能ねぎや玉ねぎを加えたり、ちくわを切って加えるという手もある。ちょっとアクセントが欲しい場合には、ニラもよいだろう。いずれにしても、出汁であっさりと食べることができるのが卵とじの醍醐味である。

2. 食感がクセになる!えのき入り卵焼き

卵料理の王道といえば卵焼きである。えのきの優しい味わいは、この卵焼きともマッチする。えのきは1cmほどに小さく切って卵焼きに入れてみよう。弁当のおかずにももってこいの一品となる。

えのき入りの卵焼きの作り方

えのき入りの卵焼きを作るには、まずえのきに火を入れる必要がある。この場合は、電子レンジを活用すると便利である。1分半ほどレンジで加熱したえのきを、溶いた卵に加える。これに、適宜出汁を加えて、醤油や砂糖で味付けをする。あとは、通常通りの卵焼きの作り方で問題ない。大根おろしをのせて食べれば、シンプルながら家族みんなが喜ぶ卵焼きとなる。

バターを使ってオムレツ風にも

子どもをさらに喜ばせるためには、洋風のオムレツにする方法もある。調理前に、電子レンジでえのきに火を通すところまでは卵焼きと同じである。オムレツ風にする場合には、卵とえのきを混ぜる場合に、塩コショウで味付けをするのがよいだろう。また、フライパンにはバターをひいて調理すると、より香りがよいオムレツとなる。

卵焼きがうまくいかなかったらスクランブルエッグに

料理初心者で、卵焼きがきれいに形にならない場合もある。そんなときは、くずしてスクランブルエッグにしてしまおう。えのきと卵をスクランブルエッグにする場合には、最後に細ねぎを散らすとビジュアル的にも映える。

3. ベーコンとキャベツ入りで食べごたえあり!えのきと卵の炒めもの

卵とえのきの組み合わせはこのうえなく美味しいが、ちょっと歯ごたえに欠けることもある。そんな時は、キャベツとベーコンを加えてシャキシャキ感とカリカリ感を演出できる。キャベツは、電子レンジを使ってあらかじめ火を通しておくと、時短レシピにもなり便利である。

和風でも洋風でもイケる炒めもの

卵とえのきの炒めものにキャベツを加える際には、キャベツが焦げやすくなることからあらかじめ電子レンジで火を通しておくと調理時間が短縮できる。オリーブオイルやバターで、ベーコンをこんがりと炒めたあとに、えのきとキャベツを加える。野菜に火が入ったら、最後に卵を入れるのである。味付けは、和風出汁を使ったあっさり風味でもよいし、バター醤油でも美味である。具材たっぷりで、満足感が高い一品となる。

4. ふんわり溶き卵が味わい深い!えのきと卵の味噌汁

えのきといえば味噌汁の具材の定番である。ここに、卵を組み合わせても美味しい味噌汁ができあがる。豆腐などのさまざまな具材を味噌汁に入れれば、心も身体が温まること請け合いである。

えのきの味噌汁に溶き卵を入れる

えのきと豆腐だけでも立派に味噌汁の具材となりうるが、これに溶き卵を入れるとなんとなくおふくろの味を思わせる温かみが生じる。通常の味噌汁を作ったあと、最後に溶き卵を加えるだけである。おかずが足りないなと思うときには、栄養面でもベターな味噌汁となるだろう。

さまざまな具材との組み合わせも

えのきと卵の味噌汁には、そのほかにもさまざまな具材で楽しむことができる。たとえば、ニラを入れてみてはどうだろう。卵とニラの組み合わせは最強で、味噌汁とえのきともよくマッチするのである。変わったところでは、ミニトマトを入れるという手法もある。味噌汁の具材にトマトを入れることは最近富に流行っているが、えのきを入れたかきたまの味噌汁とも美味しく食べることができる。

5. 豚肉入りでガッツリ食べられる!えのきの卵丼

さて、ここまでご覧になってみなさんが思っていることは同じだと思う。えのきと卵の組み合わせをおかずに、白いごはんが食べたいと思っているのではないだろうか。その期待に応えるべく、豚肉を加えてえのきと卵の丼料理を紹介しよう。

えのきと卵に豚肉をプラスすれば食欲も倍増

えのきと卵に豚肉を加えてボリューミーにするには、豚肉とえのきを炒めて卵でとじてごはんにのせるというのがベースとなる。味付けは、丼物の常で出汁を効かせた醤油風味がもっとも美味しく食べる方法だろう。もちろん、油の代わりにバターを使ったり、味付けをすき焼き風にするなどアレンジ法は数かぎりない。卵でとじるだけではなく、あつあつ温泉卵を豚肉とえのきの炒め物の上にのせても趣が変わった丼物となるだろう。

結論

えのきと卵という組み合わせは、和洋いずれの味付けともマッチするために、調理法は枚挙にいとまがない。いずれにしても、白いごはんが美味しくなる組み合わせであることはまちがいなく、調理法によっては翌日の弁当作りの一助になってくれるだろう。バラエティーに富んだ味付けで、えのきと卵の組み合わせをさまざまに楽しんでほしい。
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  • 公開日:

    2020年10月13日

  • 更新日:

    2021年4月23日

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