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福島の特産品を徹底リサーチ!購入も復興の手助けに!

福島の特産品を徹底リサーチ!購入も復興の手助けに!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年11月22日

東北地方の中では一番南側、関東地方と中部地方と隣接する福島県。大きな災害に見舞われたのは、いまから9年前。そこから立ちあがる姿は、多くの人の心に響いている。今回はそんな福島県の特産品をリサーチ。お取り寄せするもよし、訪れて味わうもよし。復興の手助けにも有効だ。

  

1. 福島の特産品1:桃

日本各地で桃は古くから親しまれるフルーツであったが、それらは在来種であり、いまの桃とは少々異なるものであった。福島県にいまのような桃がもたらされたのは、明治時代に入ってから。西洋や中国から渡ってきた桃の栽培がじわじわと進み、戦後になると缶詰用の桃の需要とともに生産量が増え、特産品への道を歩み始める。

あかつき

福島県の桃といえば、「あかつき」が有名だ。桃の代表品種、「川中島白桃」なども栽培されている。福島は独自品種が多いことでも知られている。あかつきは「白桃」と「白鳳」を交配した品種である。表面の美しい赤色と大きな実が特徴。ジューシーな果肉と強い甘みを備えている。太陽の光をたっぷりと浴びるからこそ、あの色になるのだ。このほかにも「サンピーチ」「伊達の蜜桃」「天」などが、福島県のブランド桃として知られている。

2. 福島の特産品2:馬肉

桜肉とも呼ばれることがある馬肉。高タンパクで低カロリーなこともあり、近年さらに人気を集めつつある。福島県は熊本県と並んで、馬肉の産地である。福島県で馬肉が食べられるようになったのは、戊辰戦争の頃であるという説もあり、150年以上も前のことになる。当時はいまのように生で食べることはなく、火を通して食べるのが普通だった。生で馬刺しとして食べるようになったのは、近年になってからだ。

人気と輸入

馬肉の人気が高まる一方で、輸入馬肉に頼る業者が出てきているのも事実。しかし、国産の上質な馬肉を取り扱う業者もきちんとある。会津の馬肉は、赤身が特徴。しっかりと濃厚な味わいと柔らかさを兼ね備えている。思いのほか、クセがないのでぜひ一度、食べてみてほしい。

3. 福島の特産品3:喜多方ラーメン

福島県、喜多方市発祥のご当地ラーメンは、全国区で人気だ。市内には非常に多くのラーメン店が軒を連ねている。喜多方ラーメンの味は、あっさりという大まかなくくりだけ。煮干しと豚骨で出汁を取ったしょうゆ味や、鶏ベースの塩、背脂系、魚介のミックスと幅広いジャンルが存在する。喜多方ラーメン最大の特徴といえるのが、麺。太めの縮れ麺で多加水タイプなので、もちもちとした食感が持ち味だ。スープによく絡むところがよい。また厚切りのチャーシューがトッピングされているものもよく目にする。

蔵の街とラーメン

喜多方市は、未だ多くの蔵が存在している。これは喜多方市でラーメンが特産になった理由のひとつだ。蔵では醤油や味噌、酒などの醸造が行われてきた。この蔵は市のひとつの観光名所ともなっている。訪れた観光客によって広められたのが、喜多方ラーメンだ。

味のバリエーション

九州のとんこつ、北海道の味噌、東京の醤油のように、喜多方ラーメンといえばこの味というくくりはない。これはラーメンありきで発展したわけでなく、観光に付随する形でラーメンが特産品へと成長したことも要因のひとつであろう。喜多方ラーメンはこれ、といえないからこそ、面白みがあり、ラーメンフリークから愛されるのだ。また、喜多方では朝にラーメンを食べられる店も多い。冷え込む朝にすする温かいラーメンは、このうえないはず。

結論

福島県には桃、馬肉、喜多方ラーメン以外にもトマト、福島牛、リンドウなど、さまざまな特産品がひしめいている。内陸の会津地方と沿岸部の浜通り、それに挟まれる中通りと地域ごとに異なる特産品も興味深い。気になる特産品はぜひ、その土地の農家や業者からお取り寄せをしてみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年11月22日

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