1. トマト缶でトマトソース!基本の作り方

トマト缶でトマトソースを作る基本の作り方を紹介しよう。
トマト缶とは
トマト缶は、トマトをまるごと水煮したホールトマト缶と、カットした角切りのトマトを水煮したカットトマト缶のふたつに分かれる。トマトソースには、加熱することにより旨みが出る「ホールトマト」のトマト缶がおすすめだ。
トマト缶を使った本格トマトソースの作り方
基本の作り方をおさえよう。材料は、ホールトマト缶、玉ねぎ、にんにく、ローリエ、塩、砂糖、オリーブオイル。まずは、玉ねぎ、にんにくをみじん切りにし、オリーブオイルが入ったフライパンに、にんにくのみを入れ、弱火で加熱する。香りが立ったら玉ねぎも加え、引き続き弱火で炒めて甘みを引き出す。玉ねぎが色づいてきたら、トマト缶、ローリエを入れて中火にする。沸々してきたら弱火にし、30分ほど煮込む。トマトをつぶしてなめらかさが出てきたら、塩、砂糖を加えて味を調えれば完成だ。
トマトソースを美味しく作るコツ
トマトソースの作り方において、ふたつポイントを覚えてほしい。まず、ホールトマトを加熱する前に手でギュッと握ってつぶすこと。果実と種がなじみ、果肉、果汁、種への火の通り方が均一になるので、旨みを引き出すことができる。次に、煮込み時間。30分はあくまで目安で、煮込み過程でのトマトソースの色に注目しよう。鮮やかな赤から、深みのある色合いになり、気泡の周りに油の黄色っぽい膜ができることが加熱完了のサインだ。
2. 生トマトを使ったトマトソースの作り方

時間があって本格トマトソースを作りたいときには、ぜひ生トマトを使ったフレッシュ感あふれるトマトソースを作ってもらいたい。生トマトならではのナチュラルな酸味や甘みが感じられ、さわやかなソースになる。また、パスタなどではそのまま具としても存在感が際立つ、ミニトマトを使ったトマトソースの作り方も要チェックだ。
生トマトを使ったトマトソースの作り方
用意する材料は、基本のトマトソースと同じものにトマト缶ではなく生のトマトを用意するだけ。まず、トマトの湯むきをする。トマトのヘタをくり抜いて熱湯に通し、皮がめくれたら冷水にとり皮をむき、ざく切りにしよう。種が気になる場合は、横向きに切ったあと、スプーンで種を取り除くと、口当たりがよくなる。あとの工程は、トマト缶と同様だ。
ミニトマトを使ったトマトソースの作り方
こちらの材料も、トマト缶やトマトのところをミニトマトに変更するだけ。まず、ミニトマトのヘタをとっておく。あとの工程はトマト缶と同様だが、ミニトマトを加えたあとふたをして水分が出るまでじっくりと煮ることがポイント。トマトの皮がはじけるまで、焦がさないようにゆっくりと煮よう。
3. ケチャップで簡単トマトソースの作り方

ケチャップには香辛料や砂糖などが入っており、ケチャップのみでしっかりと味が成り立っているので、簡単にトマトソースを作りたいときには便利なアイテムだ。肉や魚料理など、サッと簡単なトマトソースを作りたいときには、ケチャップを使った作り方がおすすめ。
簡単トマトソースの作り方
用意するものは、トマト、ケチャップ、オリーブオイル、醤油だ。まずトマトを1cm角に切る。フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、刻んだトマトを炒める。トマトケチャップ、醤油を加えて混ぜ、約1分煮れば完成だ。とても簡単な作り方なので、今晩にでも取り入れられるだろう。
4. 料理に合わせたトマトソースの作り方

使う料理によってソースの作り方をアレンジすると、料理の幅がグッと広がり、玄人感も出せる。食材に合わせて、作り方を工夫するポイントを紐解いていこう。
ピザ
ピザに使うトマトソースには、ローリエのほかにオレガノを加えるとより風味豊かなピザソースに仕上がる。作り方で注意したいのは、水分の量。ピザに広げやすいように、もったりとするまで水分を飛ばすのがポイントだ。
パスタ
パスタには、パセリの茎やバジルを加え、よりハーブが香る味にすると合う。先に述べたが、ミニトマトでソースを作れば、そのまま具材にもなり、見た目も鮮やかな印象になる。
ハンバーグ
トマトソースに、コンソメと醤油を加えるとハンバーグに合うトマトソースになるだろう。先にトマトソースを作り、煮立ったら弱火にしてハンバーグを投入すれば、ソースをよく吸ったトマトハンバーグになる。
結論
鮮やかな赤が料理を華やかにしてくれるトマトソース。調理は材料を合わせて煮込むだけとシンプルな作り方だが、調味料で味を調えられ、簡単に自分好みの自家製トマトソースが作れる。料理に合わせたオリジナルトマトソースで、家族を喜ばせてみよう。
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