1. ふわふわとろろ昆布のシンプルおにぎりの作り方

まずは、とろろ昆布とごはんのみを使ったシンプルなおにぎりの作り方を見ていこう。
とろろ昆布でおにぎりを包むのが基本
とろろ昆布のおにぎりを作る場合、とろろ昆布でごはんを包むことが多い。ごはんに好みの具材を混ぜ込んで握ったあと、とろろ昆布で表面を包めば完成だ。
細く裂いたとろろ昆布をごはんにまぶす、あるいはとろろ昆布でごはんを巻くなど、選択肢は複数ある。表面にとろろ昆布を使えば、中に具材を入れる場合に具材との味を分けやすい。また、とろろ昆布が湿りにくくなる。乾燥した状態が好みなら、とくにおすすめだ。
中に混ぜ込むのもOK
もちろん、とろろ昆布をあらかじめごはんに混ぜ込んでしまってもよい。具材とも味が混ざるため、最初から味をまとめたい場合におすすめだ。また、しっとりと湿ったとろろ昆布を楽しむのもよい。
2. 意外な好相性!?とろろ昆布とプロセスチーズのおにぎり

意外かもしれないが、とろろ昆布おにぎりにはプロセスチーズを加えることも多い。
プロセスチーズは意外と相性よし!
実は、プロセスチーズと旨みの相性はよい。和風出汁入りのプロセスチーズが販売されているほどだ。プロセスチーズ自体の風味も強いものの、出汁をはじめとした和風の味付けにも意外と合うのだ。もちろん、とろろ昆布との相性もよく、美味しく食べられる。また、ごはんとチーズの組み合わせもドリアなどで親しまれている。以上を考えれば、とろろ昆布おにぎりとプロセスチーズが合うのも納得がいく。ぜひトッピングの候補として検討してみよう。
さらに、プロセスチーズを使えばカルシウムやたんぱく質を補える。味の面でも栄養面でも嬉しいトッピングなのだ。
基本は角切りにして加える
プロセスチーズは、そのままでは大きい。使い方にも選択肢があるが、小さく角切りにしてごはんに混ぜるのが一般的だ。ごはんの熱である程度柔らかくなるため、食感が悪目立ちする心配は少ない。混ぜたあとにとろろ昆布で包めば完成だ。とろろ昆布の旨みと、プロセスチーズの味の組み合わせを楽しみたい。
3. とろろ昆布おにぎりに合う具材は?

とろろ昆布おにぎりには、もちろん中に具材を加えても美味しい。せっかくならとろろ昆布に合うものを選びたい。おすすめの具材をいくつか見ていこう。
大葉
あっさりとした香味野菜はとろろ昆布おにぎりによく合う。とくに、大葉はおすすめだ。刻んでごはんに混ぜるだけで美味しい。ほかに、ごまなどを一緒に加えるのもよいだろう。
梅
梅ととろろ昆布との相性もよい。おにぎりの中央に梅干しを入れるのはもちろん、細かく裂いて加える、あるいは代わりに梅しそのふりかけを加えるのもおすすめだ。入れ過ぎるととろろ昆布の味とのバランスを崩すので、適量を見定めて加えたい。
ごま油
ごま油はあっさりとは対極にあるが、意外にもとろろ昆布おにぎりに合う。ごはんに少量加えて混ぜれば、ごまのこってりとした香りを楽しめる。とろろ昆布の旨みとの組み合わせを楽しもう。もちろんカロリーは高いので、使い過ぎには要注意だ。
じゃこ
じゃこは同じ海産物なこともあり、とろろ昆布と相性バツグンだ。味だけでなく歯ごたえも楽しめるほか、カルシウムやたんぱく質などを多少でも補える。もしじゃこのストックがあれば、ぜひ使ってみよう。
ほかにも、とろろ昆布と相性のよい具材はいくつもある。とろろ昆布の旨みや香りと合わせることを念頭に置き、好みの具材を探してみるのも面白い。
結論
とろろ昆布おにぎりは、とろろ昆布の使い方によって食感や具材とのなじみ方が変わってくる。外側を包むのを基本としつつも、好みの方法を採用したい。使う具材も定番どころから変わり種まで、とろろ昆布と相性のよいものが多数ある。簡単に作れる分、具材にこだわってみるのもおすすめだ。
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