目次
1. エビチリの作り方!長ネギの代わりに玉ねぎを使うのはアリ?

エビチリといえば長ねぎを使うのが一般的だが、玉ねぎを使っても美味しいエビチリを作ることができる。ここでは玉ねぎを使ったエビチリの特徴を解説する。
長ねぎを使うよりも甘くなる!
長ねぎと玉ねぎは見た目こそ異なるものの香りや食感が非常に似ている。そのため、長ねぎの代わりに玉ねぎを使うということは多いだろう。しかし、玉ねぎは加熱すると味わいが大きく変化し、甘くなるのだ。とくに、あめ色になるまでじっくりと炒めた玉ねぎは甘みが強く料理の味わいにも大きな影響を与える。エビチリといえばチリソースの辛みが特徴的だが、じっくりと炒めた玉ねぎを加えることで甘みが加わり、より奥深い味わいを楽しめる。また、辛みをマイルドにしたいときに玉ねぎを加えるのもおすすめだ。
食べごたえのあるエビチリになる!
エビチリはエビがメインの料理なのだがエビの数が少ないとボリューム感が少なく、ほかの中華料理に比べると食べごたえがなさそうに見える。エビを増やす以外の方法でボリュームを出したいときは玉ねぎを使ってみよう。エビ以外の具材はみじん切りにすることが多いのだが、玉ねぎは薄切りにして使おう。玉ねぎの存在感が強調され食べごたえが出てくる。火を通すのに時間がかかってしまうが、少し厚めに切って玉ねぎのシャキシャキ感を楽しんでもよいだろう。
2. 子どもも食べられる!玉ねぎの甘みたっぷりのエビチリ

玉ねぎを入れる場合でもエビチリの基本的な作り方は変わらない。ここでは玉ねぎを使ったエビチリの作り方を美味しく作るためのポイントも含めて紹介する。
下処理が重要
エビチリは材料を炒めるだけのシンプルな料理だが、使う具材も多いため下処理に時間がかかる。だが、下処理で手を抜いてしまうと美味しいエビチリを作ることはできない。市販されているエビチリの素などを使えば簡単に作ることはできるが、本格的に作りたいときには下処理に力を入れよう。まず野菜の下処理だが、玉ねぎは薄切りにする。にんにくや生姜といった香味野菜はみじん切りにする。細かくすることで炒めたときに香りがしっかりと出る。肝心のエビだが、殻をむき竹串などを使って背ワタを取っておく。さらに塩と酒で下味を付け、片栗粉をまぶしておく。
炒める順番は?
美味しく作るためには炒める順番も重要だ。フライパンに油を入れ熱したらエビを炒め、エビの色が変わったら一度フライパンから取り出す。あらかじめエビに火を通しておくのが目的であるため、熱湯で茹でても構わない。同じフライパンに再度油を入れ、にんにくと生姜を炒め、香りが出てきたら玉ねぎを加える。玉ねぎがしんなりとしたら、エビを加える。豆板醤やケチャップ、鶏ガラスープの素などを加えて味を調えたら玉ねぎ入りエビチリの完成だ。
3. エビが少なくてもOK?玉ねぎとふんわり卵でボリュームアップなエビチリ

エビは炒めると小さくなってしまうため、エビの数が少ない場合は玉ねぎを加えてもボリューム感が出ない。そんなときは玉ねぎだけでなく卵も加えよう。ふわっとした卵の食感と鮮やかな黄色が加わることで少ないエビでも豪華に演出することができる。エビをたくさん購入しなくても豪華なエビチリを作ることができるので節約にもつながる。
卵はどうやって加える?
玉ねぎ入りエビチリにそのまま卵を入れてしまうと卵とじのようになってしまい、ボリュームアップにはつながりにくい。ボリュームアップしたいならば卵はあらかじめ炒り卵にしておこう。半熟状の炒り卵にすればふわっとした食感をそのまま楽しむことができる。炒り卵を細かくしすぎると存在感がなくなってしまうので、油を熱したフライパンに溶き卵を流し入れたら軽くかき混ぜるだけで十分だ。
卵はいつ加える?
卵は熱を加えると固まってしまうため、炒り卵を半熟状に仕上げてもエビチリに加えて炒める時間が長くなってしまえば意味がなくなってしまう。そのため、炒り卵は一度フライパンから取り出し、玉ねぎ入りエビチリができあがってから最後に加えるのがおすすめだ。また、エビチリに混ぜ合わせるときもしっかりとかき混ぜる必要はなく、炒り卵のかたまりが残るようサックリと混ぜ合わせるようにしよう。卵のふんわり感が損なわれないため、ボリューム感を維持できる。
結論
エビチリに玉ねぎの甘みが加わることで辛みがマイルドになり、子どもでも食べやすい味わいになる。また、玉ねぎを薄切りにして入れることでエビチリにボリューム感を出すこともできる。玉ねぎを入れるだけではもの足りないという場合は卵も入れてみよう。仕上げに炒り卵を入れれば卵のふんわり感も楽しめるエビチリができる。
この記事もCheck!