1. ミスドのトリビア

ミスドが大阪に1号店をオープンしてから、今年で49年。およそ50年近く、多くの人に愛されてきたドーナツショップである。ミスドは、ドーナツのバリエーションはもちろん、おかわりができるコーヒー、飲茶が食べられるなど、甘いドーナツだけでなく、さまざまな需要を満たしてくれるところに長く人気を保つ秘訣があるのだろう。まずは、知っていると人に話したくなるミスドのマル秘ネタをお届けしよう。
オールドファッションの割れ目の謎
オールドファッションは、人気のドーナツ。表面に割れ目があるところも特徴だ。ミスドでは、各店舗でドーナツを揚げているのだが、割れ目は揚げるときにできるもの。オールドファッションは、裏面から揚げるのが基本。タンパク質や澱粉がかたまりはじめると美しい揚げ色がつく。表面を揚げるためひっくり返すと、まだ柔らかい生地からベーキングパウダーによるガスが発生。これにより割れ目ができるのだ。
メガヒットのポン・デ・リング
2003年にデビューしたポン・デ・リングは、ミスドのメガヒット商品でもある。それまでのドーナツとはまるで違うモチっとした食感の虜になった人も多いことであろう。ブラジルのパン、ポンディケージョにヒントを得たとされているポン・デ・リングは、発売から17年さまざまなバリエーションを発表しながら、人気を継続している。今年の6月には、ポン・デ・リングの形や食感をパンに生かしたパンがリリースされた。
2. ミスドのさつまいもド

ミスドは、期間限定商品が多数登場することでも知られている。昨年から登場のさつまいもドもそのひとつ。このさつまいもドは、スイーツが好きな男女100人を対象に秋にはやるスイーツのアンケート調査を実施。そこでさつまいも人気を確信し、商品に生かしたという経緯がある。ちなみにアンケート内容の「さつまいもドーナツを食べてみたいか?」の質問には、なんと80%以上の人が「はい」と回答している。
さつまいもドの特徴
その名の通り、さつまいもがふんだんに使われているところが特徴。甘みが強いことで知られる安納芋をパウダー状にしたものを生地に配合。まるでさつまいもを食べているような食感はここから生まれている。さらに2020年は糖度が高い紅はるかのパウダーを追加し、さらなるさつまいも感を実現した。そのまま食べるとしっとり、温めて食べるとホクホク、と食感の変化が楽しめるところも面白い。生地の1%がさつまいもパウダーになっている。
2020年は追いいもがキーワード
ミスドでは、さらなるさつまいもドの美味しさアップに向けて、追いいもを実現。前述した紅はるかのパウダーを加えたこともその一環だ。さらに、今年新たに加わったさつまいもドいもけんぴは、芋けんぴをトッピングに活用するといった斬新なメニュー。追いいもの最たるものといえそうだ。
3. ミスドのさつまいもドラインナップ2020

今年のラインナップは、ミスドが全国1220人の男女に実施したアンケートで好きなさつまいもスイーツTOP5にランクインした味を採用した。
さつまいもド プレーン/新しくなった生地の味を堪能できるドーナツ。素朴な味わいが魅力。
さつまいもド 紫いも/紫いもグレーズで見た目にも美しいドーナツ。
さつまいもド スイートポテト/スイートポテトクリームでさらなるさつまいも感が味わえるドーナツ。
さつまいもド 大学いも/艶のある表面とごまで本物の大学芋のようなルックスを再現。
さつまいもド いもけんぴ/ほくほくとした生地感とザクザクとした芋けんぴの食感のコラボが新しい。
さつまいもド 紫いも/紫いもグレーズで見た目にも美しいドーナツ。
さつまいもド スイートポテト/スイートポテトクリームでさらなるさつまいも感が味わえるドーナツ。
さつまいもド 大学いも/艶のある表面とごまで本物の大学芋のようなルックスを再現。
さつまいもド いもけんぴ/ほくほくとした生地感とザクザクとした芋けんぴの食感のコラボが新しい。
結論
さつまいもドは、ミスドで愛される秋の期間限定シリーズ。本物のさつまいものような食感と風味を楽しむことができ、美味しさはもとより、旬の気分も楽しむことができる。11月中旬までの展開予定なので、いますぐゲットして楽しみたい。
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