シャインマスカットの産地はどこ？旬の時期や取り寄せ方法も紹介！

シャインマスカットとは、2006年に日本で品種登録された広島生まれの高級ブドウのこと。名前に「マスカット」とあるとおり、外皮は透明感のある美しい黄緑色を呈しており、上品な香りやジューシーな食感、濃厚な甘みを楽しむことができる。また、種なしタイプも生産・販売されている。

2006年に登場したシャインマスカットは、現在では日本全国で栽培されている。特に山梨県、長野県、山形県、岡山県での栽培が盛んで、全国の栽培面積の77％を占める。ここでは農林水産省の「特産果樹生産動態等調査」（※1）を参考に、これらのシャインマスカットの産地を確認しよう。

・山梨県：546.0ha
・長野県：503.7ha
・山形県：189.6ha
・岡山県：185.7ha
（・全国：1,840.4ha）

シャインマスカットの旬は、一般的に7～10月頃といわれている。実際、東京都中央卸売市場の「市場統計情報」（※2）を見ても、ほぼ通年で取引はあるが、6～7月頃から取引量が増え始めて9月にピークを迎えている。以下で、2021年時点のシャインマスカットの年間の取引量を確認しよう。

・1月：52,341kg
・2月：6,213kg
・3月：135kg
・4月：349kg
・5月：8,303kg
・6月：63,501kg
・7月：207,765kg
・8月：792,166 kg
・9月：1,879,742kg
・10月：1,412,048kg
・11月：398,034kg
・12月：241,409kg

シャインマスカットは一般的なスーパーでも見かけるほか、デパートなどの高級フルーツ店などでも売られていることが多い。また、JAのネット通販サイト「JAタウン」で販売されていたり、ふるさと納税の返礼品として用意されていたりする。ネット経由であれば主要産地以外のシャインマスカットも見つけることが可能だ。お好みの産地のシャインマスカットを見つけてみると良いだろう。

2006年に登場したシャインマスカットは、現在では山梨県、長野県、山形県、岡山県をはじめさまざまな地域で栽培されている。また、保存性が優れているため旬の7～10月頃だけでなく、冬の寒い時期でも購入できる場合がある。もし興味があったら近くのスーパーや高級フルーツ店で探したり、ネット通販やふるさと納税を利用したりすると良いだろう。

（参考文献）