1. 牛乳で簡単にできる!濃厚クリームたらこパスタ
牛乳でたらこパスタを作る場合、生クリームのような濃厚な風味をどう出すのか?というのが気になるところだが、バターを併せて使うことで解決。そもそも生クリームは牛乳とバターの中間のようなもの。牛乳のみでは濃厚なクリーム状に仕上げるのは難しいが、バターと混ぜ合わせることで生クリームのような風味を出せるのだ。
混ぜて和えるだけで簡単に完成!
たらこパスタのソースは、パスタを茹でている間に作ってしまおう。ボウルなどに皮を取り除いたたらこ、牛乳、バターを入れてよく混ぜ合わせる。牛乳大さじ2杯に対しバター15gを目安に好みの濃度に調整しよう。バターは茹でたパスタを加えれば溶けるため、固形のままでよい。パスタとソースをよく絡めて、醤油を加え味を調えたら完成。
ソースを加熱することでさらに濃厚に
上記のように牛乳を加熱せずにパスタと絡めてもよいが、フライパンにバター、茹でたパスタを入れ、牛乳で溶いたたらこを加えて少し煮ることでより濃厚なたらこパスタになる。この場合、パスタは表示時間よりも1分程度早めに上げてからフライパンに移すのがポイントだ。たらこは加熱しすぎるとパサパサの食感になってしまうため、加熱しながらパスタと和えたら速やかに火を止めよう。
2. カロリーオフ!バターなしで牛乳たらこパスタ
牛乳たらこパスタはバターを使うことで濃厚に仕上がるが、バターの代わりにオリーブオイルを使う方法もある。バターで作るよりもさっぱりとした仕上がりで食べやすい。
牛乳、オリーブオイル、たらこを混ぜ合わせるだけ
オリーブオイルを使う場合も、作り方はほぼ同じだ。牛乳、たらことともにボウルなどに入れて、よく混ぜ合わせればソースの完成。茹でたパスタと絡めるだけで簡単にたらこパスタができる。オリーブオイルと牛乳の割合は1:1、もしくは牛乳を多めにして好みで調整しよう。
冷製パスタがおすすめ
オリーブオイルを使った牛乳たらこパスタは、冷製仕立てにすると美味しい。茹でたパスタを冷やし、ソースと和えればOKだ。大葉や枝豆をトッピングするのがおすすめ。麺は通常のスパゲッティでもよいが、細めのカッペリーニで作ると食べやすい。
3. さらに濃厚に!卵をプラスでこっくりクリーミー牛乳たらこパスタ
牛乳たらこパスタは、生クリームで作るものよりもあっさりとした味わいに仕上がる。濃厚なタイプが好みなら、卵を加えてカルボナーラ風にするのもおすすめだ。
たらこと牛乳に、卵、チーズを加えて混ぜるだけ
卵を使った牛乳たらこパスタの場合も、ボウルなどに材料を入れて混ぜ合わせるだけで簡単にソースが作れる。粉チーズを加えることでより濃厚な風味を楽しむことができる。卵2個に対し牛乳は50~60mlほどに抑えることで水っぽくならない。チーズは大さじ4程度を目安に、たっぷりと入れよう。
パスタの熱でとろとろに
茹でたパスタを湯切りして、速やかにソースの入ったボウルに移し、よく混ぜ合わせながら和えよう。パスタの余熱で卵がほどよく固まりチーズも溶け、とろとろの牛乳たらこパスタができる。ソースを加熱して使う場合は、水分が蒸発することを踏まえ、牛乳を多めにするとよい。
卵を加える際の注意点
カルボナーラ風のたらこパスタは、卵をしっかり加熱しないのが美味しさのポイントである。しかし、2歳以下の乳幼児や妊娠中の女性、高齢者、免疫機能が低下している人などは生卵や加熱が不十分な卵を食べると食中毒になるリスクが高い(※1)。そのため、食べる人に合わせて卵にしっかりと火を通すといった配慮も必要である。
結論
生クリームやバターがなくても、牛乳を使えば工夫次第でクリーミーなたらこパスタを作ることができる。基本的には材料を混ぜ合わせて作ったソースに茹でたパスタを加えて絡めるだけで、簡単にたらこパスタを作れる。休日のランチなどに気軽に作ってみよう。
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