1. カフェオレベースってどんなもの?

まず、そもそもカフェオレベースとは何かを確認していこう。
カフェオレベースは濃縮コーヒーと考えてよい
カフェオレベースは、カフェオレを手軽に作るための濃縮コーヒーだ。牛乳で割るだけでカフェオレを作れる。多くのメーカーから市販されており、無糖や加糖などさまざまなタイプがある。また、紙パックに入った安価なものから、瓶詰めの高級なものまで選択肢が幅広い。好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントだ。
カフェインレスのものもある
カフェオレベースの中には、カフェインレスのタイプもある。なお、デカフェと表記される場合もある。カフェオレの味は好きだがカフェインは苦手、あるいは夜にカフェオレを飲みたいなどの場合にも、問題なく楽しめる。
2. カフェオレベースを自宅で作ってみよう

カフェオレベースは上記のように市販のものも数多いが、自宅で作ることも可能だ。ポイントをおさえて、美味しく作りたい。
コーヒーを濃く淹れればOK
市販のカフェオレベースの原料は、基本的にはコーヒーと糖分だ。したがって、自作する際にもコーヒーを濃く淹れればよいといえる。飲む際には牛乳で割ることになるので、2倍ほどの濃さにしてしまっても構わないだろう。市販のものでは5倍濃縮などもあるが、自宅で再現するのは難しい。
豆の量を増やして淹れる
工程はシンプルで、ドリップ方式でコーヒーを淹れればよい。濃く淹れるためには、使う豆の量を増やせばOKだ。たとえば2倍の濃さで作りたいなら、湯に対する豆の量を普段のおおよそ2倍にすればよい。基本的には冷蔵庫で保存することを考えると、耐熱容器に氷を入れて注げば手早く冷ませる。
砂糖を加えるなら熱いうちに
カフェオレベースに砂糖を加えたいなら、熱いうちがよい。冷めると溶けにくくなるためだ。たとえば、淹れた後にいったん砂糖を溶かしてから氷を加えるなどの方法がある。ガムシロップがあるなら、混ぜるだけで済むので楽だ。
3. カフェオレベースで美味しいカフェオレの飲み方

カフェオレベースを使ったカフェオレの作り方を見ていこう。ホットもアイスも簡単なので、ぜひ両方試したい。
ホットカフェオレの作り方
カフェオレベースと、濃縮の倍率に応じた量の牛乳を混ぜ合わせる。たとえば2倍濃縮なら、カフェオレベースと同量の牛乳を加えればよい。なお、この時点では牛乳は冷たいままで構わない。混ぜ合わせた後に、電子レンジで加熱して温めれば完成だ。様子を見つつ、ちょうどよい具合に加熱しよう。
アイスカフェオレの作り方
アイスの場合はもっとシンプルだ。カフェオレベースと濃縮の倍率に応じた牛乳を、氷をたっぷり入れたグラスに注いで混ぜ合わせればよい。牛乳の量さえ間違えなければ、まず失敗することはないだろう。
なお、カフェオレベースが無糖の場合は、カフェオレが仕上がってから好みで砂糖やガムシロップを加えるのもよい。
4. いろいろ使える!カフェオレベースのアレンジ方法

カフェオレベースには、カフェオレを作る以外の使い道もある。濃縮されていることを活かせるのだ。例をいくつか見ていこう。
アフォガード
アフォガードとは、簡単にいえばアイスクリームにエスプレッソをかけたものだ。カフェオレベースを使えば、エスプレッソの代用になる。濃縮した苦みとアイスクリームの甘さとの組み合わせを楽しもう。加糖の場合はかけ過ぎに注意。
かき氷
かき氷のシロップとして、カフェオレベースをかけるのもアリだ。無糖では苦いので、ガムシロップなどである程度糖分を追加するのがおすすめだ。あるいは、練乳などをかけた上から無糖のカフェオレベースをかけるのも美味しいだろう。
カフェモカ
カフェモカは、エスプレッソにミルクとチョコレートシロップを追加した飲み物だ。アフォガードと同様、エスプレッソをカフェオレベースで代用できる。甘みやほろ苦さをしっかり楽しめるのが嬉しい。とくに寒い日にはおすすめだ。
ティラミス
ティラミスには、コーヒーシロップがほぼ必須といってよい。インスタントコーヒーなどを使ってもよいが、カフェオレベースを使うのももちろんOKだ。コーヒー好きなら、少し濃く作るなどしても美味しい。
結論
カフェオレベースは濃縮されたコーヒーで、カフェオレを簡単に作れる。市販のものを買うのもよいし、自作するのもよい。牛乳さえあればすぐカフェオレを淹れられる。また、ほかのお菓子などにも幅広く活用できる。まだ買ったことのない人は、ぜひ一度手に取ってみてはどうだろうか。
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