1. カフェオレボウルとは?フランス生まれの食器

まずは、カフェオレボウルがどんな物なのかを見ていこう。
カフェオレボウルは丼に似た形の食器
カフェオレボウルはカフェオレを飲むための食器だが、取っ手がなく、丸い形が特徴だ。丼の見た目に近く、マグカップなどと比べて多くのカフェオレを入れられる。そのため、親しみのない人は違和感を覚えるかもしれない。しかし、このような見た目や容量の多さにも理由があるのだ。
カフェオレボウルはフランス生まれ
カフェオレボウルは、元々はフランスで生まれた食器だ。フランスは冬の寒さが厳しく、19世紀に入ってからは朝食に温かいカフェオレをたっぷり飲む習慣ができた。ただ飲むだけでなく、パンを浸すなどの食べ方も親しまれたため、口径の大きな器が好まれるようになったと考えられる。また、取っ手がない分、カフェオレの温かさを手で感じられるというメリットもあるといえる。
カフェオレボウルはフランスの食文化から生まれた食器だが、現在はオシャレな食器としても親しまれている。
2. カフェオレボウルの飲み方は?

カフェオレボウルを使う際には、一応正しい飲み方がある。厳密に守る必要はないものの、本格的な気分を味わうのにはよいかもしれない。いずれも簡単なので、さっと確認してみよう。
両手で持つ
カフェオレボウルには取っ手がない。代わりに、両手で包み込むようにして持つ。入れる飲み物が熱い分、片手で持つのは危ない。両手で安全に支え、飲み物の温かさも感じたい。もちろん、両手で持てないほど熱い場合は、ある程度冷めるまで待てばよい。
スプーンを使わない
スープのようにスプーンを使いたくなるかもしれないが、カフェオレボウルでは基本的に使わない。両手で持ったらそのまま口に運ぼう。砂糖などを混ぜる場合に一時的に使うのはOKだ。
余計な食器などを使わず、シンプルに飲むのが正しい方法だ。火傷には気を付けつつ、温かさをしっかり感じながら飲んでいただきたい。もちろん、ほかの飲み方を試してみるのもアリだ。
3. カフェオレボウルの使い方はカフェオレだけじゃない!

カフェオレボウルの用途は、カフェオレに限らない。器の形を活かして、ほかにもオシャレな盛り付けに使える。いくつか例を見てみよう。
スープやサラダ
お椀のような形を活かし、スープやサラダを盛り付けるのもよい。一般的なカフェオレボウルのサイズなら、適量をちょうどよい見た目で盛り付けられるのではないだろうか。
シリアルやアサイー
簡単な朝食としてシリアルを盛る、あるいはアサイーボウルの器に使うのにもよいだろう。1食分にはちょうどよい分量になるはずだ。また、簡単ではあってもオシャレな見た目に仕上げられる。とくにおすすめしたい使い方の1つだ。
丼やうどん、そば
小さい丼のような形から、ミニ丼やうどん、そばなどを盛り付けるのにもちょうどよいといえる。和食の雰囲気からは少し離れるものの、洋食風の変わった見た目に仕上げたいならうってつけだ。ほかに料理がしっかりある場合に、ちょうどよい量を盛り付けられる。したがって、食べ過ぎに気を付けている人にもおすすめしたい。
カフェオレボウルの柄によって、普段の料理をシンプルにも華やかにも見せられる。お気に入りのカフェオレボウルを持っている人は、ぜひ料理の盛り付けに使ってみてはどうだろうか。
結論
カフェオレボウルはフランス発祥の食器で、たっぷりの温かいカフェオレを味わうのにうってつけだ。シンプルに両手で持って飲むのが基本で、温かさを手でも感じられる。また、丼のような形を活かして、ほかの料理を盛り付けるのもおすすめだ。家庭にあると便利な食器なので、この機会にカフェオレボウルの購入を検討してみてほしい。
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